雲海の鳥海山 祓川から
- GPS
- 03:08
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,045m
コースタイム
14:57 賽の河原
15:16 七ツ釜八合目
15:21 康新道分岐
15;46 氷の薬師
16:07 舎利坂入り口
16:18 康新道山頂分岐
16:21 七高山山頂 〜16:30
17:03 康新道分岐
17:08 七ツ釜八合目
17:41 祓川ヒュッテ
天候 | 晴れ 風弱い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
満車の場合は少し下った所にもあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:祓川ヒュッテにあります。 水場:祓川ヒュッテにあります。途中雪融け水も豊富です。 |
写真
感想
トレーニング。
前回の山行は1ヵ月以上前。日常でも身体を動かしていないので、
ひさしぶりの運動。
当日はお昼で仕事が終わりの予定。天気予報は自分の休みでは久々の
晴れマーク!!
これは行くしかない。
なんとか仕事を終わらせてそのまま鳥海山に。
今回は祓川から。
2時過ぎに駐車場に到着。
なんと観光バスが3,4台もとまっている。
土日はこんなに凄いのか! こちらは鉾立にくらべて空いているかなと
思ったけれど、平日しか登れない自分には想像もできない賑やかさだ。
皆さん下山してくるなかで登山準備。
今回はザックの替わりにヒップバッグをつけて登ることにした。
以前かるく歩きたいときにと思い買ったままになっていた物だ。
コンパクトでも主要装備は入ってしまうので、お昼ご飯を持たなくてもいい
場合は十分だと思った。
実際に使ってみても平らな所はバッグが上下して揺れを感じてしまうものの
登り下りでは全く違和感なく使用できた。
冒頭にも書いたようにトレーニングのつもりである。
無理をしないで山頂に着かなくても時間になったら下りてくる。
その計画で2時半過ぎに出発。
祓川ヒュッテ前の木道の向こう側がガスで見えにくい。
眺望も期待できそうにない。トレーニングに眺望は必要ないけれど、
残念な気分。
進んでいくと体育着を着た少年少女達と頻繁にすれ違う。
学校行事のようだ。観光バスの乗客がここで判明した。
ルートにはまだ雪が多く残っており十分に雪上歩きを楽しむことが出来る。
夏道ですれ違った生徒達は疲れている感じだったが、残雪のの上にいる
生徒達はワー、キャーと声を上げて楽しんでいる。見ているこちらも
楽しい気分になる。
下りの人に逆らうように登りが一人。
下山してくる人ははこいつは何なんだ?と思っただろう。
ザックもないから山頂に忘れてきたお間抜けさんと思われたかもね。
一時間近く歩くと生徒達の姿もなくなり、いつもの山登りの雰囲気に
なってきた。自分のペースも知らないうちに上がっている。
すると今度はもっと小さい集団が下りてきた。
小学校低学年だ。みんながんばって登ったんだ!すごいなぁ。
しばらく進むと雪渓も終わり。残雪、夏道のミックスから夏道のルート。
舎利坂の入り口に到着。山頂まで400m。一息入れ後ろを振り返ると
なんと雲が湧いてきていた。
山頂は目前、しかしこの時間だと雲は晴れることはなさそう。
目的はトレーニング。でもここまできたら登りたい・・・。
雲を見ていると上に昇ってくる感じはない。
なので登ることにした。ただし少しでも上に登ってきたらその場で下山する。
そう決めて出来る限りペースを上げて山頂を目指す。
途中何度も振り返るが雲は昇ってくるようにみえない。山頂を目指す。
道端の花を眺める余裕がないのが残念だがしょうがない。
そしてなんとか登りきり七高山山頂。
そこからの眺めは360°雲海だった。
日本海側も山形側も秋田側も雲海。
こんな景色初めてだ。まさに雲の上。
登ってよかった。
しばらく休憩と景色を楽しむ時間が欲しかったが雲が気になるため、
早々に下山開始。
今日の小屋泊まりの人がうらやましいなぁ。
雲は昇ってきたかな?程度のところで止まってくれていた。
山頂からしばらくは滑りやすいのでハイペースにはならなかったが、
その後はペースをあげて下りていく。
雪渓では前が見えなくなっていたものの問題なく通過して下山完了。
小学生の集団はまだいたけれど車はほとんどなくなっていた。
広くなった駐車場でゆっくりと帰り支度。
またワイシャツ姿になっちゃうけどまわりに誰もいないから場違いでも
気にしない!
こうしてトレーニングのつもりが負荷をかけた登山になっちゃった山行が
終了したのでありました。
コメント
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雲を抜ければ、そこには青空が広がっていた。
登山するものにとっては堪らない瞬間ですね
素晴らしい雲海を堪能させて頂きました。
それにしても、鳥海山往復で3時間?!
早いですね
登山用語で「ライト&ファスト」という言葉がありますが、
それを体現するような記録です。
今後、早い時間にお仕事が終われば、欠かさず鳥海山へ直行
なんて生活を続ければ、相当なトレーニングになりそう。
どうです、やってみませんか?(笑)
Luskeさん、こんばんは。
まさかあんなに雲海が出来ているとは。
山頂の滞在時間が短いのが残念でしたが、
こんな時に登れてラッキーでした
今回登った祓川からのルートは夏は最短で山頂まで行けるルートです。
トレーニングといいながらも、昨年、今年と残雪期に登った時間から、計画した時点でもしかすると山頂まで行けるかなと期待もしていました。
自分は張り切り過ぎたためにお約束の筋肉痛に苦しみましたが 、Luskeさんであれば同じ時間で登っても、筋肉痛にはならないかも。
ツーリングついでに是非、ライト&ファスト!
トレーニング、登山以外身体を動かすことがないので、仕事が早く終わったときは近くの山でも登れば良さそうですね。
もちろん理想は鳥海山!!
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