巻機山（新潟県）

2013年08月04日(日) [日帰り]

• GPS: 06:47
• 距離: 11.1km
• 登り: 1,356m
• 下り: 1,340m

コースタイム

6:45桜坂駐車場発−8:39七合目−9:25九合目（ニセ巻機）−9:55御機屋−10:05巻機山ピーク
10:51御機屋発−11:22九合目−12:45五合目−13:32桜坂駐車場着

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道291号から登山口へ向かう入り口はちょっと分かりにくいです。
清水集落に入ったら、案内板をよく見て進む必要があります。
登山口駐車場の手前で車を停めて準備をしている人がいたので、もしかして駐車場が満杯かとも思いましたが、駐車場はまだ余裕がありました。駐車料500円です。
早朝は集金人はいないので、帰る時に駐車料金を払うことになります。

コース状況／危険箇所等

特に危険というところは無いと思います。
登山道は赤土のところが多く、濡れるととても滑りやすいので要注意です。

写真

駐車場の奥の方にある登山道入口
沢登りに関する注意喚起の看板もあります

ヌクビ沢への道との分岐

井戸尾根コースの入口

この花の咲く木は？
登山口近くにもありました。

五合目前後はブナ林です。

ツルアリドウシ？

6合目付近から見た割引岳とヌクビ沢など

東京学芸大と名の入ったこんな標柱がいくつもあります。でも3勺とか細かくなくても良いのではと思ってしまいます。

ちょうちょ
虫の名前には詳しくないもので・・・

アカモノがその名のとおり赤い実をつけてます。

キンコウカ

8合目付近
植生の回復を試みていた思いますが、うまくいってないようです。

9合目手前から巻機山山頂を望む

左奥は割引岳山頂

九合目（ニセ巻機）

九合目と避難小屋の間で木道の敷設替えの工事をしていました。お疲れ様です。

中央奥に避難小屋の屋根が見えてます。

避難小屋付近から巻機山山頂方面を望む

ニガナの仲間
タカネとかクマモとかの区別がつきません。

御機屋

御機屋からニセ巻機山方面を望む

イワショウブ

ノギラン？

巻機山ピーク付近の池塘

タテヤマリンドウ

御機屋とは反対側から巻機山ピーク方面を望む

御機屋から割引岳方面への入口付近

ミヤマダイモンジソウ

コバイケイソウ

イワイチョウの葉の間に咲くハクサンコザクラ

ハクサンコザクラ

イワカガミ
色の濃淡があります

再び御機屋から望むニセ巻機方面

避難小屋付近のモウセンゴケの群落

避難小屋前のニッコウキスゲ

避難小屋

雨に濡れたブナ林

ヤマユリ

感想

大正屋

前の日に新潟県地方も梅雨明けしたらしいという発表があり、麓の天気予報でも午前中は晴れだったので、前週の苗場山の時よりは良いのではないかと思って出かけました。

駐車場には6時半過ぎに着きましたが、この時点で3分の1くらいの空きがあったと思います。

登山口の入口付近には沢登りに対する警告の看板がいくつかありましたが、それでも沢をやる人はいて、下山後に会った人は米子沢に行ってきたと言っていましたが、ロープワークなどをちゃんとできないと無理とも言っていました。

歩き始めは比較的緩やかに雑木林の中を行きますが、だんだんきつくなり4合目から5合目の間はやや急登となります。5合目が近づくとわりと細めのブナ林となりしばらく続きます。

7合目を過ぎるあたりからは樹林帯を出て草原のようなところが多くなり、9合目付近まではやや急登となります。

8合目あたりを歩いているときに雨が降り始め、西の空を見るとしばらく続きそうな感じがしたので、カッパの上下を着ました。

この間、ずっとヘリコプターが行ったり来たりして、何か資材を運んでいるのが見えてましたが、9合目を過ぎたあたりの草原に木材などが卸してあり、木道の整備工事をしている方がいました。

御機屋に着く頃にはほとんど雨はあがりました。御機屋を過ぎて牛ヶ岳方面へ向かい、巻機山のピークを過ぎて少し行ったあたりで引き返しました。

御機屋まで戻ってすぐに、割引岳方面の道に行ってみました。ここも少しだけ行って引き返しましたが、以前来たときにこちら方面にハクサンコザクラが咲いていたのを覚えていたのでそれを期待して行ったのですが、期待通りハクサンコザクラが咲いており、イワカガミやコバイケイソウなどもきれいに咲いていました。

牛ヶ岳方面は歩いてくい人が結構いましたが、割引岳方面へ向かう人は少なく、穴場となっていました。

下りでは、また8合目付近から雨が降り出し、今度は登りの時より長く降り続いて5合目を過ぎるあたりまで止みませんでした。結局ほとんど青空を見ることがない山行となりましたが、大雨や雷雨にならなかっただけ良しとすべきなのでしょうか。