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Yamareco

記録ID: 330534
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

木曽風越山+兀岳&夏焼山・・過去最短距離でのクマとの遭遇

2013年08月08日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:26
距離
16.7km
登り
1,251m
下り
1,676m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

風越山
鷹鳥屋登山口4:48―Bコース経由―5:53カヤトの丘―6:18風越山頂上―6:25展望台―6:41風越山頂上―Aコース経由―7:30登山口

兀岳&夏焼山
大平峠登山口9:49−10:32兀岳頂上―11:13大平峠登山口11:17―11:37夏焼山頂上―12:00大平峠登山口
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
風越山
R19沿いの上松町・寝覚ノ床から林道を上がって行き、「木曽古道」の指導標を頼りに車を進めたところ、何度も道迷い状態になってしまいました・・R19の「小野の滝」交差点を東方向へ曲がり、林道を道なりに上がって行くと登山口へスムースにアクセスできます(アクセス用のログもアップしました)

兀岳&夏焼山
R19から妻籠宿方面に入り、大平峠県民の森方向に進みます・・登山口まで路面状態は良好でした

*計画では木曽風越山の次に糸瀬山に登る予定でしたが、糸瀬山登山口への林道が工事中で「立ち入り禁止」の看板があり、急遽大平峠方面の山へとターゲットを変更しました・・自己責任で通行可能な感じでしたが、平日なので工事が始まってしまって下山の際に通行できないのが心配されて、糸瀬山は又の機会としました

コース状況/
危険箇所等
風越山
登山口から直に、AコースとBコースに分かれます

Aコースは急斜面を直登する最短ルートながら、展望が殆どありません

Bコースは巻道の緩斜面で、所々上松市街〜御嶽山の展望があります

A・Bコースの合流地点から尾根上のアップダウンで頂上へ向かいますが、今回は頂上の少し手前でクマと遭遇してしまいました・・写真が撮れなくて残念でしたが、顛末を感想に記しました

兀岳・夏焼山
両コースとも大平峠県民の森の敷地内ですので、整備状況の良いコースです

但し、ファミリーでハイキングを楽しみ、頂上でお弁当を広げるのは楽しいでしょうが、”ソロでピークハント目的”としてはちょっと場違いな感じでした

風越山Bコースの展望地から御嶽山
2013年08月08日 16:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
8/8 16:41
風越山Bコースの展望地から御嶽山
大気が霞んでいてアップに耐えられないのが残念
2013年08月08日 05:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 5:34
大気が霞んでいてアップに耐えられないのが残念
終わりかけながら花も多かったです
2013年08月08日 05:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 5:44
終わりかけながら花も多かったです
カヤトの丘からパノラマ・・中々の高度感
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カヤトの丘からパノラマ・・中々の高度感
糸瀬山方面
2013年08月08日 05:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 5:48
糸瀬山方面
上松市街と木曽川を見下ろします
2013年08月08日 05:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 5:52
上松市街と木曽川を見下ろします
2013年08月08日 06:01撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/8 6:01
2013年08月08日 06:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
3
8/8 6:03
帰路での撮影ですが、この樹上にクマがいました
2013年08月08日 06:47撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/8 6:47
帰路での撮影ですが、この樹上にクマがいました
電光石火の行動だったのでクマさん本人の撮影ができず残念でしたが、落とし物は多数あり
2013年08月08日 06:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/8 6:12
電光石火の行動だったのでクマさん本人の撮影ができず残念でしたが、落とし物は多数あり
先へ進むか迷いましたが、鈴を振り振りユックリ進みました
2013年08月08日 06:17撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/8 6:17
先へ進むか迷いましたが、鈴を振り振りユックリ進みました
風越山頂上到着
2013年08月08日 06:18撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/8 6:18
風越山頂上到着
頂上は展望が無く、少し進んだ展望台へ
2013年08月08日 06:25撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/8 6:25
頂上は展望が無く、少し進んだ展望台へ
中央アルプス主稜線方面(木曽駒ヶ岳〜宝剣岳〜三ノ沢岳)の展望があります
2013年08月08日 16:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
8/8 16:47
中央アルプス主稜線方面(木曽駒ヶ岳〜宝剣岳〜三ノ沢岳)の展望があります
三ノ沢岳をズーム
2013年08月08日 06:35撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/8 6:35
三ノ沢岳をズーム
2013年08月08日 07:02撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/8 7:02
中々の高度感を楽しみつつ下山はAコースへ
2013年08月08日 07:03撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/8 7:03
中々の高度感を楽しみつつ下山はAコースへ
林道登山口に帰着
2013年08月08日 07:30撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/8 7:30
林道登山口に帰着
糸瀬山への林道は治山工事中で立ち入り禁止の看板がありました
2013年08月08日 08:28撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/8 8:28
糸瀬山への林道は治山工事中で立ち入り禁止の看板がありました
大平峠への途中で今度は狸クン
2013年08月08日 09:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 9:30
大平峠への途中で今度は狸クン
兀岳登山口・・トイレあり
2013年08月08日 09:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 9:48
兀岳登山口・・トイレあり
風越山でのことがあり、音を響かせて登山開始
2013年08月08日 09:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/8 9:50
風越山でのことがあり、音を響かせて登山開始
いい森です
2013年08月08日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/8 9:52
いい森です
小1時間で頂上到着
2013年08月08日 10:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 10:33
小1時間で頂上到着
中ア南部の安平路山方面
2013年08月08日 10:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/8 10:34
中ア南部の安平路山方面
こちらは南木曽岳
2013年08月08日 10:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 10:34
こちらは南木曽岳
展望地から恵那山
2013年08月08日 10:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 10:46
展望地から恵那山
同じ大平峠から方向を変えて夏焼山へ
2013年08月08日 11:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/8 11:15
同じ大平峠から方向を変えて夏焼山へ
クマ、クマの1日でした
2013年08月08日 11:16撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
8/8 11:16
クマ、クマの1日でした
20分程で夏焼山頂上到着
2013年08月08日 11:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 11:39
20分程で夏焼山頂上到着
お弁当を広げてノンビリしたくなる頂上・・但し本日はちょっと暑い感じでした
2013年08月08日 11:37撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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8/8 11:37
お弁当を広げてノンビリしたくなる頂上・・但し本日はちょっと暑い感じでした
中ア南部方面
2013年08月08日 11:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8/8 11:43
中ア南部方面
堂々たる山容の兀岳
2013年08月08日 11:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/8 11:45
堂々たる山容の兀岳

感想

今回は、アクセス3時間以内で標高1500m以上の日帰りコースを探し、中央アルプス・木曽谷側前衛の3山に登りました。

計画では木曽風越山+糸瀬山の予定でしたが、糸瀬山登山口への林道が工事中で急遽、大平峠の2山に変更しました。

歩いたいずれの山も整備状況の良いコースで、適度な汗をかいて気持ちよく歩けましたが、期待した展望が霞み気味で平凡な山行になるところでした。

それを印象深い山行にしてくれたのが、風越山でのクマとの遭遇です。

風越山A・B両コースが合流するカヤトの丘で、霞みながらも中々高度感のある展望を楽しみ、尾根道を頂上へと向かう途中でした。

あと数分で頂上という辺りで、何やら木の枝がバキバキする、ちょっと普通ではない音や雰囲気を感じ、周りを見回しながらユックリ進みます。次第に樹林の上の方で音がするのに気付き、見上げてみると案の定、心配した”音の主”を発見。木の上4〜5メートル付近で葉っぱを食べているのかカサゴソやっています。(見た目の体長は1m強で一瞬小熊かと思うほどやや小さめでした)

自分との距離にして20mほど。これまでも何度かクマとの遭遇はありますが、いずれも100m以上離れていて、”こちらが目撃した”程度で、これほど近い距離での出会いは初めてです。

立ち止まって熊鈴を激しく振って鳴らすと、先方もこちらの存在に気づいたようで、目と目が合ってアイコンタクト。

”どうしたものか”と一瞬固まりかけましたが、行動開始は相手の方が素早く、狼狽の様子も明らかでまさに脱兎の如く木から滑り降り、登山道を横切って尾根から谷へと走り去って行きました。

現場付近には”クマさんの落とし物”も多数見られ、そこから頂上へ行くか引き返すか少々迷いましたが、谷へかなり下ったようなので、鈴を振り振りゆっくりと予定通り登頂しました。

後で考えてみると、このようなシャッターチャンスは中々無いので、クマさんが気づく前に写真を撮り、鈴を振るのはその後でも良かったかなと思いました。(今度会ったらやれるかな?)

クマと遭遇しただけでもビックリでしたが、高く木登りをしていることや、動作の俊敏さにも驚かされました。

北海道には、慣れてしまって人や音を怖がらないクマがいるとも聞きますが、今回は「鈴リンリン効果」はシッカリあり、「クマに自分の存在を気づかせる」という熊対策の基本の正しさを実感した山行でした。

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コメント

ゲスト
風越山は静かでよいですよね。
私も7年前にいきました。6月の上松のお祭りを見に行ったついででした。農道の空きスペースに車をおいて。地形図のみで行きましたが、たぶんBコースだったのだと思います。帰りは車道を歩いた記憶があります。木曽路に沿ったように広がる上松市の町並みと三ノ沢岳の存在感が面白かったです。懐かしいなぁ。
2013/8/8 21:44
odensobaさん おはようございます
静かで好展望地も所々あっていい山ですね。

それにアクセントをつけてくれたのがクマくんとの遭遇で、忘れられない山になりました。

こういった山に気軽にアクセスできる方々が羨ましいです。
コメントありがとうございました。
2013/8/9 7:18
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