ヌク沢左俣右沢



- GPS
- 08:13
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,245m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 花かげの湯 |
写真
感想
友人と沢登りへ。
井戸沢に続いて友人と沢登りへ。前回時に安定して登れることはわかっていたので、2級くらいの沢にしようかなぁと。
本当は谷川の沢に行きたかったけど、今年は残雪が例年通りくらいぽいので、まだ無理だなあと諦め、予報的にも持ちそうな奥秩父あたりで候補を探す。
ちょうど良さそうなのが、鶏冠谷かヌク沢あたりかなぁと思い、ヌク沢に決める。
ヌク沢は近丸新道使えばショートカットが可能という意味でも梅雨時に良さそうな感じ。
当日、予報的にもグズグズぽいが天気は持ちそうとの事で、決行。
西沢渓谷駐車場、8時過ぎ出発。
すぐにヌク沢橋まで。
そこで装備着けて、堤防1個巻いてから入渓。下部は穏やかな沢歩き。思ってたより綺麗。奥秩父はやっぱり緑が綺麗で素晴らしい。
滝は何個か出てくるが、簡単であんまり記憶にない。
どちらかというと堤防巻きが多すぎてそっちのが面倒だった。5-6個巻いたか。
最後の堤防を巻いてから、やっと大滝230mの下部が始まる。
下部100mは簡単。階段みたいな感じ。右壁をノーロープで上がる。
上がった先が一気に開けて、中段80mが現れる。おー、これは立派だ。
とはいえノーロープでも登れそうなぐらいの傾斜と強度、ガバ具合っぽいな。
そこで先行パーティに追いつく。1p目のフォロー登攀中。右側から入って、左上し、水流トラバースしつつ、潅木で切るいちばん王道なラインで登っていた。とりあえず、ゆっくり休みつつ、登り終わるの待ってから行こうかなと思って、同行者にプチプロテクション講習してたが、なかなか先行パーティが時間かかってる様子なので、もういいから別ラインから登ろうかなとなる。
1p目(30mくらい)
右側から入り、途中で中央にトラバース、そのあたりから王道の左にいかず、中央ラインを直上。右側からトラバース始まるあたりでカムでランナーとり、中央トラバース終わったあたりで残置ハーケンありランナーとる。中央付近のヌメリがかなり強くて、嫌な感じだが、登攀自体は簡単なので問題ない。中央ラインを直上していくとリングボルトがあったので、そこでピッチを切り、後続引き上げ。後続余裕で登ってくる。
2p目(25mくらい)
そのまま中央ラインを直上、ヌメリがさらに強くなり、右側に寄りつつ、ロープを伸ばす。右側に寄る前にカムでランナーとる。抜け口まで行こうかなと迷ったが、微妙にロープ足りなさそうだなと思い、近くに潅木あったのでそこで切る。
後続余裕で登ってくる。
3p目(35mくらい)
そのまま右側の水線ラインへ。水線沿いのクラック沿いに登る。やっぱりヌメリが強い。最初にリングボルトあり、ランナーとる。そのまま水浴びながら、クラック沿いに進む。クラックにカム決めつつ、さっさと上がっていくが、最後の抜け口あたりがヌメヌメスラブ状ぽくてランナーもとれなさそうだったので、右側に少し逃げて、潅木にランナーとりつつ、その上で最後に水流トラバースし、その先の木でピッチを切る。後続余裕で登ってくる。
これにて登攀完了!
いやー、登攀自体は先々週の女郎小屋沢に比べたら簡単だったけど、ヌメリと高度感でいやらしかったな。でも、結果的に中央ライン、右ライン登れて楽しかった。充実した。
その後はだらだら上段50m終わらせて、沢は平凡になるので左側の尾根にあがり、戸渡尾根の登山道へ。その後、徳ちゃん新道経由で下山。無駄に長かったー。お疲れ様でした〜。
ヌク沢は、晴れてたら下部からやっても綺麗でいい沢。大滝だけやりにいくのもいいけど、それだけだと下山が長すぎるような。大滝は簡単だけど、一見の価値あり。梅雨時の代替にはちょうど良さそうな沢でした。ともかく楽しかったです。
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