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Yamareco

記録ID: 331097
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

大雪山縦走 層雲峡〜旭岳温泉

2013年08月08日(木) 〜 2013年08月09日(金)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
22:31
距離
16.6km
登り
1,347m
下り
1,269m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8/8
12:00 黒岳ペアリフト七合目
13:00 黒岳山頂
13:40 黒岳石室(テント泊)

8/9
3:40 黒岳石室
3:55-4:30 桂月岳(御来光)
4:40-5:10 黒岳石室(テント撤収)
6:40 北海岳山頂
7:40-8:00 間宮岳山頂(休憩)
9:00 旭岳山頂
10:00 姿見ノ池
10:30 旭岳ロープウェイすがたみ駅


天候 8/8曇り
8/9曇りのち雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
急行「はまなす」で本州脱出!
2013年08月07日 22:21撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/7 22:21
急行「はまなす」で本州脱出!
黒岳ロープウエイに乗る
2013年08月08日 11:16撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 11:16
黒岳ロープウエイに乗る
層雲峡
2013年08月08日 11:21撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 11:21
層雲峡
ぐんぐん登る
2013年08月08日 11:23撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 11:23
ぐんぐん登る
次はペアリフト
2013年08月08日 11:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 11:35
次はペアリフト
七合目まであっという間
しかしガスが。。。
2013年08月08日 11:54撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 11:54
七合目まであっという間
しかしガスが。。。
天を仰げば少しは青空ものぞいている
とにかく出発だ!
2013年08月08日 12:27撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 12:27
天を仰げば少しは青空ものぞいている
とにかく出発だ!
黒岳山頂まではほとんど展望なし
なので花を見るしかない
まずはオトギリソウ
2013年08月08日 12:41撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
8/8 12:41
黒岳山頂まではほとんど展望なし
なので花を見るしかない
まずはオトギリソウ
シナノキンバイかな
2013年08月08日 12:44撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/8 12:44
シナノキンバイかな
マルバシモツケといっしょに
たくさん咲いてる
2013年08月08日 12:45撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 12:45
マルバシモツケといっしょに
たくさん咲いてる
アキノキリンソウ
これもたくさん
2013年08月08日 12:48撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 12:48
アキノキリンソウ
これもたくさん
ダイセツトリカブトというのはこれか?
なんか絵みたい
2013年08月08日 12:51撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
8/8 12:51
ダイセツトリカブトというのはこれか?
なんか絵みたい
1時間ちょっとで黒岳登頂
ここまでは家族連れが軽装でたくさん登ってくる
2013年08月08日 13:06撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 13:06
1時間ちょっとで黒岳登頂
ここまでは家族連れが軽装でたくさん登ってくる
山頂まで来ると急に視界が開けた
なんか、全体的に山が広い

「アルプスとはまた違う魅力」というのを理解した瞬間だった
2013年08月08日 13:06撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/8 13:06
山頂まで来ると急に視界が開けた
なんか、全体的に山が広い

「アルプスとはまた違う魅力」というのを理解した瞬間だった
黒岳山頂から石室はすぐ
ここの管理人さんはとても気さくな楽しい方で、星のよく見える日は毎晩、望遠鏡を取り出して天体観察会を開いてくれるそうです
2013年08月08日 16:02撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 16:02
黒岳山頂から石室はすぐ
ここの管理人さんはとても気さくな楽しい方で、星のよく見える日は毎晩、望遠鏡を取り出して天体観察会を開いてくれるそうです
今宵の宿
ちゃんと山の上でキャンプするのは久しぶりだ
2013年08月08日 15:57撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 15:57
今宵の宿
ちゃんと山の上でキャンプするのは久しぶりだ
テント場近くにはイワブクロがいっぱい
2013年08月08日 16:15撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/8 16:15
テント場近くにはイワブクロがいっぱい
ヒ・グ・マ!
この日だけで同じ場所に3度も出現
草を食べに来てるんじゃないかとのこと

場所は北鎮岳からやや東
登山道からは離れています
2013年08月08日 14:40撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
4
8/8 14:40
ヒ・グ・マ!
この日だけで同じ場所に3度も出現
草を食べに来てるんじゃないかとのこと

場所は北鎮岳からやや東
登山道からは離れています
石室から旭岳方面には2本の道が伸びているが、明日行く北海岳方面ではなく、北鎮岳へ行く方の道を今のうちにちょっと散歩

左端のとがった山は烏帽子岳かな
2013年08月08日 18:19撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 18:19
石室から旭岳方面には2本の道が伸びているが、明日行く北海岳方面ではなく、北鎮岳へ行く方の道を今のうちにちょっと散歩

左端のとがった山は烏帽子岳かな
歩きやすくて本当に気持ちの良い道
奥に見えるのが白雲岳と思われる
2013年08月08日 18:19撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 18:19
歩きやすくて本当に気持ちの良い道
奥に見えるのが白雲岳と思われる
北海岳
明日はあれを越えていく
2013年08月08日 18:22撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 18:22
北海岳
明日はあれを越えていく
間宮岳
旭岳はこの向こう
2013年08月08日 18:20撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 18:20
間宮岳
旭岳はこの向こう
北鎮岳

2013年08月08日 18:20撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
8/8 18:20
北鎮岳

カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)
とはよく言ったもんだ
2013年08月08日 18:27撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 18:27
カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)
とはよく言ったもんだ
コマクサ発見!
2013年08月08日 18:29撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 18:29
コマクサ発見!
テン場に戻って桂月岳を望む
ご来光を見に翌朝はここへ登る
2013年08月08日 16:04撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/8 16:04
テン場に戻って桂月岳を望む
ご来光を見に翌朝はここへ登る
天気は良くなってきているが
明日の予報は曇りらしい
2013年08月08日 18:16撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/8 18:16
天気は良くなってきているが
明日の予報は曇りらしい
翌朝
空は曇っているが、展望はある
桂月岳でご来光を待つ
2013年08月09日 03:52撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 3:52
翌朝
空は曇っているが、展望はある
桂月岳でご来光を待つ
明るくなってきた
2013年08月09日 04:20撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 4:20
明るくなってきた
こんなにちゃんと丸く見えるとは思わなかったな
2013年08月09日 04:21撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 4:21
こんなにちゃんと丸く見えるとは思わなかったな
今日はいい日になりそうだ!
2013年08月09日 04:26撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 4:26
今日はいい日になりそうだ!
見とれる人々
2013年08月09日 04:24撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
8/9 4:24
見とれる人々
神々の庭も朝焼けに染まる
2013年08月09日 04:25撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 4:25
神々の庭も朝焼けに染まる
よし、テン場に戻ろう
旭岳へ出発だ
2013年08月09日 04:25撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 4:25
よし、テン場に戻ろう
旭岳へ出発だ
チングルマロードを進む
2013年08月09日 05:16撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 5:16
チングルマロードを進む
花が落ちてないのもある
2013年08月08日 13:31撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/8 13:31
花が落ちてないのもある
2013年08月09日 05:24撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
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8/9 5:24
エゾコザクラ
2013年08月09日 05:23撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 5:23
エゾコザクラ
2013年08月09日 05:33撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 5:33
ミネズオウってこんなピンク色だったっけ?
2013年08月09日 05:24撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 5:24
ミネズオウってこんなピンク色だったっけ?
キバナシャクナゲ
2013年08月09日 05:26撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 5:26
キバナシャクナゲ
渡渉点
けっこう流れが激しいので注意
2013年08月09日 05:28撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 5:28
渡渉点
けっこう流れが激しいので注意
後で聞いた話では、この日の水量はいつになく多かったらしい
2013年08月09日 05:29撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 5:29
後で聞いた話では、この日の水量はいつになく多かったらしい
エゾツガザクラ
2013年08月09日 05:36撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 5:36
エゾツガザクラ
イワヒゲ
2013年08月09日 05:40撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 5:40
イワヒゲ
ハクサンイチゲ
2013年08月09日 05:41撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 5:41
ハクサンイチゲ
これわかりません
なんとかウツギ?
2013年08月09日 05:52撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 5:52
これわかりません
なんとかウツギ?
北海岳への登りは少しきつい
2013年08月09日 06:00撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 6:00
北海岳への登りは少しきつい
疲れたら振り返って来た道の景色を楽しむ
2013年08月09日 06:01撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 6:01
疲れたら振り返って来た道の景色を楽しむ
この岩は何?
2013年08月09日 06:07撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 6:07
この岩は何?
小さいけれど
コマクサゾーン
2013年08月09日 06:20撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 6:20
小さいけれど
コマクサゾーン
北海岳登頂
2013年08月09日 06:43撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 6:43
北海岳登頂
ここまで来ると旭岳が見える
行く先のこの稜線
見てるだけでワクワクする道だな
2013年08月09日 06:43撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 6:43
ここまで来ると旭岳が見える
行く先のこの稜線
見てるだけでワクワクする道だな
トムラウシ方面
2013年08月09日 06:44撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 6:44
トムラウシ方面
御鉢平
2013年08月09日 06:44撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 6:44
御鉢平
あっさり間宮岳に登頂
2013年08月09日 07:38撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 7:38
あっさり間宮岳に登頂
左から順に
永山岳 比布岳 鋸岳 北鎮岳
かな
2013年08月09日 07:39撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 7:39
左から順に
永山岳 比布岳 鋸岳 北鎮岳
かな
この景色はここで見納め
2013年08月09日 07:41撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 7:41
この景色はここで見納め
コーヒー沸かしてしばらく休んでたら、ガスが出てきて旭岳が見えなくなっちゃった
2013年08月09日 08:05撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 8:05
コーヒー沸かしてしばらく休んでたら、ガスが出てきて旭岳が見えなくなっちゃった
が、すぐにまた姿を現してくれた

ところが今度は雨が降り出したので、急いでカッパを着込む
2013年08月09日 08:26撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 8:26
が、すぐにまた姿を現してくれた

ところが今度は雨が降り出したので、急いでカッパを着込む
北海道の最高峰へ登頂!
最後の登りはザレてて結構しんどかった

相変わらず雨は降ってるけど展望はある
旭岳温泉のほうから続々と登山者がやってきた
2013年08月09日 09:04撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
8/9 9:04
北海道の最高峰へ登頂!
最後の登りはザレてて結構しんどかった

相変わらず雨は降ってるけど展望はある
旭岳温泉のほうから続々と登山者がやってきた
降りる前に神々の庭を振り返る
2013年08月09日 09:04撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 9:04
降りる前に神々の庭を振り返る
名残惜しいなあ
2013年08月09日 09:05撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 9:05
名残惜しいなあ
下山路
ゴールのロープウェー駅が見えた
2013年08月09日 09:37撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
2
8/9 9:37
下山路
ゴールのロープウェー駅が見えた
姿見ノ池
2013年08月09日 10:00撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 10:00
姿見ノ池
2013年08月09日 10:04撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 10:04
「シュゴー!」と派手な音を立てて立ち上る噴煙
2013年08月09日 10:04撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 10:04
「シュゴー!」と派手な音を立てて立ち上る噴煙
夫婦池
2013年08月09日 10:14撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 10:14
夫婦池
ゴール
最後のほうはテント装備の重さにも慣れてきた気がする
2013年08月09日 10:26撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 10:26
ゴール
最後のほうはテント装備の重さにも慣れてきた気がする
おまけその1
帰りに札幌のJRタワー展望室へ行ってきた
2013年08月09日 20:05撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 20:05
おまけその1
帰りに札幌のJRタワー展望室へ行ってきた
煌く光の洪水
こんな景色もたまにはいいね
2013年08月09日 19:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 19:35
煌く光の洪水
こんな景色もたまにはいいね
2013年08月09日 19:35撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/9 19:35
夜景を見ながら用が足せます
2013年08月09日 19:39撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/9 19:39
夜景を見ながら用が足せます
おまけその2
帰る途中、八戸で下車して
種差海岸へ寄ってみた
2013年08月10日 10:16撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/10 10:16
おまけその2
帰る途中、八戸で下車して
種差海岸へ寄ってみた
ここでゴロンと横になって昼寝してみたが。。。
蒸し暑い!
2013年08月10日 10:16撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
1
8/10 10:16
ここでゴロンと横になって昼寝してみたが。。。
蒸し暑い!
2013年08月10日 10:21撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/10 10:21
ウミネコ
これ撮ったところでカメラのバッテリーが切れた
2013年08月10日 10:19撮影 by  Canon IXY 610F, Canon
8/10 10:19
ウミネコ
これ撮ったところでカメラのバッテリーが切れた
撮影機器:

感想

日本アルプスには毎年行っているのに、北海道の山は未踏。
「アルプスとは違う魅力が北海道の山にはある」という話は良く聞いていたので、
それがどういう意味なのかを確かめるために北海道の最高峰、
大雪山の旭岳へ行ってきました。

夜行電車の「はまなす」で一睡もできなかったので、初日は徹夜状態。
といってもいつもの「さわやか信州号」だって眠れたためしはないし、
初日の行程は黒岳石室までの90分程度なので、まあ何とかなるはず。

で、いよいよ層雲峡からロープウェーとリフトを乗り継いで
黒岳七合目にたどり着いたのですが、あいにくのガスで展望はゼロ。
やはり今年は天候に恵まれないなあと思いつつ、
登っていくと黒岳山頂で展望が開け、
「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)が目の前に現れました。

とにかく連なる峰々が穏やかで、広い。
素晴らしい雄大さと開放感。
「アルプスとは違う魅力」とはこういうことかと
一瞬で理解することができました。

さて、石室に付いた時点では雨さえ降っていたのですが、
しばらく雨宿りをさせてもらうとだんだん天気は好転していったので、
無事にテント設営を終え、ほっと一息。

あーこれで今日は終わりだなー。なんて思ったそのとき突然、
そこにいた若者のひとりが、なんと「クマ見つけましたー」の声。
「何だってーーー!」と、色めきたつテン場。
何でも彼らはヒグマ調査を行っているという北大のチームで、
一日中望遠鏡をのぞいてクマが現れないかを見張っているのでした。

クマが現れたのは石室からおそらく2km以上離れた北鎮岳の東斜面で、
肉眼では小さな黒い点にしか見えません。
そこで若者(たぶん学生)に「ちょっと見せてもらっていいですか」というと、
わざわざ望遠鏡を調整して「どうぞどうぞ。これでよく見えるはずですよ」と、
やっていただき、その場にいたみんなで突然のクマ観察会を満喫しました。

2日目。

朝の3:30には起きだし、ご来光を見るために石室からほど近い桂月岳へ。
空は曇っていますが、雲が山よりはるかに高いので展望はあります。
待っていると、石室の管理人さんが教えてくれた時間(4:23)
ほぼぴったりにご来光が現れ、朝焼けに燃える幻想的な山の景色を
堪能することができました。

その後、いそいそとテントを撤収し、いよいよ旭岳へ出発。
今回は北海岳を経由するルートとしました。
北海岳へ取り付くまでまでの花畑は素晴らしく、
エゾコザクラやエゾツガザクラなどが咲き誇っています。
チングルマはほとんどが綿毛になっていましたが、
花が付いているものも多少は残っていました。

道は歩きやすく、景色も花も素晴らしい。その上涼しい。
というわけで非常に快適な登山となり、
順調に間宮岳に到達すると、なんだか先を急ぐのが惜しくなったので、
ここでコーヒーを入れて休憩することに。

ところが、しばらく休んでいるとだんだんとガスが出始め、
さっきまで見えていた旭岳も見えなくなり、雨まで降ってきました。
フリースとレインウェアを着込んで、
「今回のお楽しみはここまでかー」なんてがっかりしていると、
雨は止まないものの、幸いガスが上がって展望が利くようになってきました。

雨降ってるのに遠くのトムラウシのほうまでちゃんと見えるという、
ちょっと不思議な天気の中、無事に旭岳へ登頂。
最後のザレ場の登りがちょっときついぐらいで、あとはいたって平坦な道。
もちろん天候の急変には気を配る必要がありますが、
登山にスリルよりも癒しを求める人には素晴らしい山域だと思います。

けっこうたくさん登ってくる旭岳ロープウェーからの登山者とすれちがいながら下山。
下山後の入浴は、湧駒荘の日帰り温泉を利用させてもらいました。



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訪問者数:1724人

コメント

お疲れさん!
無事帰ってきたか!
居ない間、岩手は凄いことになってたよ...
アルプスにはない良さ、行ってみないとわからんね。
2013/8/11 21:16
居ない間
帰りに矢幅駅のあたりが
ドロだらけになってるのを見ました。
あと、北上川がすごく増水してたり。

大変だったみたいですね。
2013/8/12 12:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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