剱岳 早月尾根 試練に挑んでみました

2013年08月10日(土) [日帰り]

• GPS: 10:00
• 距離: 14.0km
• 登り: 2,333m
• 下り: 2,325m

コースタイム

馬場島登山口（4:50）→1000m（5:25）→1600m（6:45）→2000m（7:45）→早月小屋（8:20）→2400m（9:00）→2800m（10:05）→剱岳山頂（10:40）→早月小屋（12:30）→馬場島登山口（14:50）

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

馬場島登山口　駐車場あり　キャンプ場のものだろうが、トイレもあり

コース状況／危険箇所等

早月小屋手前の尾根筋に付け替えられたと思える尾根筋の道、竹や木の根がたくさん出ていて歩きにくい。
2500mくらいにある雪渓を過ぎた後のハイマツを抜ける場所、ロープが付いているのはいいが、最も落石が起りやすい場所に見えた。登り始めて自分が落石を起こす気がして、後続の人に「落とすかもしれません！」と一声かけて通過した。
上部の岩場はそれなり。

写真

「試練と憧れ」なかなかいい碑ですね。

8/11 8:04

1000m　200mごとにプレートが設置されている

8/11 8:04

立派な立山杉が何本もある。

8/11 8:05

シモツケソウ

8/11 8:06

杉ではないけれど、霧の中で存在感を見せる

8/11 8:07

イワイチョウ

8/11 8:08

キヌガサソウ

8/11 8:08

2000m

8/11 8:09

マイヅルソウ

8/11 8:10

8/11 8:10

早月小屋が見える。

8/11 8:12

2400m

8/11 8:15

劔尾根の向こうは小窓尾根

8/11 8:29

オオレイジソウ　葉はトリカブトに似ていた。

8/11 8:30

シナノキンバイ

8/11 8:31

2800m　岩場の急登が多くなる

8/11 8:33

トヤクリンドウとホソバツメクサ

イワギキョウ

カニのハサミの鎖場

この先にボルトがある

渡り終わってカニのハサミを振り返る

足下しか見えず、展望は全くなかった。

早月尾根、別山尾根分岐

剱岳山頂

山頂にはたくさんの人

ヨツバシオガマとダイモンジソウ

トウヤクリンドウ

8/11 8:39

ミヤマアキノキリンソウ　山頂での展望を撮ろうと持って来た望遠レンズで花を撮りながら下山

イワギキョウ　でかいレンズはよくボケる

ダイモンジソウとウサギギク

ハクサンボウフウ

チングルマ

コバイケイソウ

オタカラコウ

ミヤマトリカブトとハクサンボウフウ

マツムシソウ　美ヶ原のものより色が濃いのでタカネマツムシソウなのか

ミヤマキンポウゲ

8/11 8:43

クルマユリ

チングルマ　まだ花の咲いているもの

感想

yamajii

富山でも36℃を越えるような気温の中、「試練と憧れ」のコースを歩いてみた。
アラ還じじいなので、12時間くらい歩き続ける覚悟で、食料と水を多めに準備をした。
いつもなら3本持つ交換レンズの1本を水に換え、急ぎたいのをじっとこらえ、ゆっくりと歩き始めた。朝5時前から歩き始めることも久しぶりなので、とにかくゆっくり。
展望がないのは残念だけど、陽に照らされるより歩くのにはいい天候だった。
標高差2200mは、ちょっとだけうんざり、岩稜歩きは好きなのでビビりながら、何とか歩き通すことができた。
合計時間： 10時間0分
合計距離： 16.6km
最高点の標高： 2999m
最低点の標高： 748m
累積標高（上り）： 2281m

劔沢、真砂沢、池ノ平など毎年テントを張っていたのに、数えてみると23年ぶり。山頂に立つのも本当に久しぶり、山頂からの展望を楽しみにしていたのになんてことだ。また来いということにして、ガスの晴れるのを期待して山頂で長時間待つことなく下山を開始した。