【秋田の山旅2日目】雨の中を乳頭山でお花めぐり

2021年07月01日(木) [日帰り]

• GPS: 04:41
• 距離: 7.3km
• 登り: 686m
• 下り: 689m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:24
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:38

距離 7.3km 登り 688m 下り 689m

8:14 黒湯温泉
8:20 8:25 孫六温泉
10:06 10:07 田代平山荘
10:33 黒湯分岐
10:44 10:51 乳頭山
11:00 11:01 黒湯分岐
12:03 一本松温泉
12:51 黒湯温泉
12:52 ゴール地点

天候

雨（稜線はそれなりに風雨強し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

乳頭温泉で前泊

コース状況／危険箇所等

登りに使った孫六コース：
孫六温泉の脇から登り始める。
傾斜は比較的ゆるく登りやすかった。コースも明瞭。

下りに使った一本松コース：
他のヤマレコユーザーさんのレコにもあるが、上部は笹薮に覆われていて足元が分かりづらく通過に注意を要す。
コース自体は明瞭だが、できれば下りにはとりたくない。

写真

雨の中の登山でしたが、たくさんのお花たちに出会えることができました。

7/1 8:17

黒湯温泉を通って前方に見える孫六温泉に向かいます。
どちらの温泉もレトロ感いっぱいで泊まってみたい宿です。

7/1 8:20

孫六温泉の脇が登山口。

7/1 8:22

シロバナニガナのお出迎え

7/1 8:24

ギンリョウソウもいっぱい。

7/1 8:30

美しいブナ林の中を進みますが、この頃から雨が本降りに・・・。

7/1 9:27

マイヅルソウ。群生していました。

7/1 9:45

標高が上がるとアカモノが出現。

7/1 9:46

ウラジロヨウラクも今が旬。

7/1 9:47

個人的には久しぶりに見たヨツバシオガマ。

7/1 9:48

美しいゴゼンタチバナ。
とても印象に残りました。

7/1 9:52

湿原に差し掛かると出てくるのがイワイチョウですね。

7/1 9:53

雨に濡れたニッコウキスゲ。木道は滑りやすくなってきた。

7/1 9:53

このあたり、晴れていたら最高に気持ちいいんだろうな。

7/1 9:54

チングルマはチゴグルマになっていた。

7/1 9:54

もうすぐ主稜線に合流するかな。

7/1 9:56

コバイケイソウも最盛期みたい。

7/1 9:57

ゴゼンタチバナの群生

7/1 9:58

湿原を彩るワタスゲ

7/1 9:59

ザ・イワイチョウ

7/1 10:00

雨で色っぽさを増したツマトリソウ

7/1 10:01

コイワカガミ

7/1 10:02

ヒナザクラのお出迎え

7/1 10:03

お、きれい！
調べてみたらズダヤクシュという花でした。
避難小屋のそばにたくさん咲いていてとてもきれい。
初見のお花です。

7/1 10:03

拡大してみると・・・
たしかにユキノシタ科らしい。

7/1 10:06

田代平避難小屋に到着。トイレあり。

7/1 10:06

小屋の前には池塘が広がっていて贅沢な眺め。晴れていればねー。

7/1 10:08

生きいきとしたキスゲ君

7/1 10:09

ハクサンチドリも登場

7/1 10:09

コイワカガミとマイヅルソウのコラボ

7/1 10:12

オオバキスミレ。（花びらが欠けているのが惜しい）

7/1 10:17

コケモモでしょうか。

7/1 10:29

柱頭がY字なので、キバナノコマノツメかな。

7/1 10:30

咲き始めのハクサンシャクナゲかな？

7/1 10:32

とってもエレガントなオノエラン

7/1 10:38

ヨツバシオガマ3人姉妹

7/1 10:41

雨の中ようやく山頂が近づいてきた。

7/1 10:44

何も見えない山頂到着。乳頭山ならぬ乳白山（笑）

7/1 10:49

雨でしっぽり濡れているけど、たぶんミヤマキンバイ。

7/1 10:58

オノエランとアカモノのツーショット

7/1 11:00

下山は一本松コースをチョイス。（ここを左折します）

7/1 11:05

しばらくは木道を進みます。晴れていれば素晴らしいだろうなあ。

7/1 11:06

これはムシトリスミレ？私にとっては初見のお花。

7/1 11:06

雨の日でも君たちは元気だねー。

7/1 11:06

綿毛のチングルマたち。

7/1 11:08

ムシトリスミレもよく見るときれいだね。

7/1 11:11

雨でしっとりのハクサンチドリ

7/1 11:11

ウラジロヨウラクもみずみずしい。

7/1 11:18

タニウツギは最盛期でした。

7/1 11:23

アップで・・

7/1 11:27

一本松コースの上半部はこんな笹薮の下りが続いていて神経を使いました。（雨具がなければ悲劇です。）

7/1 12:10

やれやれ、ようやく一本松温泉に到着。さすがに入浴者はいなかった。

7/1 12:29

コースの後半は歩きやすくなります。ブナ林が素敵でした。

7/1 12:38

この橋を渡ればゴールは近いです。奥さんも雨の中をよく歩いてくれました。

7/1 12:41

あぶなく踏みそうになったけど、ショウキランですよね。

7/1 12:47

無事に黒湯温泉に戻ってきました。

7/1 13:16

駐車場から車でアルパこまくさに移動したら晴れていました。

7/1 13:16

ヒョウモンチョウの仲間

7/1 13:17

つまり今日の天気はこういうこと。上空は晴れているけど、山の中は雨。雲に隠れているのは秋田駒ヶ岳だけどお隣の乳頭山も同様です。

この写真は前日に同じ場所から撮ったものです。

7/1 13:26

びしょ濡れの雨具を乾かしているところ。あっという間に乾いちゃった。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

グローブ 防寒着 雨具 帽子 ゲイター トレッキングポール 日焼け止め 行動食 非常食 水（1.0L） 保温水筒（0.5L） カップ 地形図 コンパス 熊鈴 計画書 ヘッドランプ ホイッスル 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット SOL緊急用シート 保険証 スマホ 時計 タオル ツェルト カメラ

感想

gorozo

秋田の山旅2日目は以前から行きたかった乳頭山へ。
お隣の秋田駒ヶ岳の人気ぶりとは対照的に格段に人の気配の少ない山でした。

梅雨前線の動きが活発化して、関東・東海に大雨を降らせているのは知っていたけど、その影響を受けて前線から遠く離れたこの山域でも気流が目まぐるしく変化して山稜上に雨雲を発生させたようです。
下界は晴れていたのですが、山の中は本降りの雨でした。
まあ仕方ない。関東に比べればマシなので我慢しましょう。

登りに使った孫六温泉からの道は急坂も少なく歩きやすいコースでした。
田代平の一角に立つと、湿原が広がっていて色とりどりのお花たちが咲いていました。
雨さえ降っていなければ最高のお花めぐりができただろうに、残念無念でした。

非対称山稜になっている筈の山頂も霧の中で、特徴ある山容を見せてはくれませんでした。

下りに使った一本松コースは、事前の情報どおりで笹薮に覆われた歩きにくい道が続いていました。
足元が見えないので下りに使うと結構気を使います。昨年の秋に骨折事故を起こした奥さんのことが心配だったけど何とか無事に歩いてくれました。

風と雨であいにくのコンディションでしたが、たくさんのお花たちに出会えたので良しとしましょう。
山旅の3日日は奥さんの誕生日なのでなんとか晴れてほしいものです。

コメント

みやぽん

ここも行っていない・・・
gorozoさん、こんにちは。
秋田ツアー２日目は乳頭山をチョイスしましたか！
僕は・・・お隣の秋田駒には季節を変え、コースを変え、何度も登りましたが、乳頭山には登ることなく岩手からつくばに転勤しました。
秋田駒もそうですが、花がすばらしいですね〜。まず何と言っても種類が多いですし、花の量も豊富で見ごたえのある山行になりましたね。うーん、僕も行っておくんだった。
藪には奥様も辟易だったでしょうが、お二人とも無事に下山されて乳頭温泉を堪能したことと存じます。
さて、３日目はどこでしょうか？ 今度は天気が晴れるといいですね。
レコ、期待しています。よろしくお願いします。

gorozo

Re: ここも行っていない・・・
miyapon03さん
こんにちは
２日連続のコメントありがとうございます。
せっかく盛岡にいらしたのに乳頭山には行かれませんでしたか。
岩手側からは烏帽子岳と呼んでいるそうですよ。
ひょっとして烏帽子岳なら登っていたりして。（笑）

秋田駒ですが、私は一度だけ今の季節に妻と登りました。
今回の乳頭山と同じく雨とガスで何も見えず。
チングルマの大群落も見えたには見えたのですが、ぜんぜん感動的ではありませんでした。
ですから、再度リベンジしたくて仕方がありません。
でも、最近の秋田駒の人気はすごくてツアー登山者たちで木道が渋滞しているそうです。
その点、乳頭山はガラガラで良かったですよ。

いま、３日目のレコを作成中です。
乞うご期待あれ！