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Yamareco

記録ID: 3324793
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
札幌近郊

余市岳 赤井川から定山渓へ

2021年07月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:44
距離
33.1km
登り
1,319m
下り
1,406m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:21
休憩
0:24
合計
9:45
8:23
44
スタート地点
9:56
9:57
53
10:50
10:50
7
10:57
10:57
39
11:36
11:54
54
12:48
12:53
232
16:45
16:45
83
天狗小屋
18:08
ゴール地点
EK度数:
常盤BS往復:43 (25km、↑1200m、↓1200m)
赤井川コース往復:33(17km、↑1050m、↓1050m)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
中央バス 赤井川線
JR余市駅前〜常盤
8:35発9:25頃着、\1110円、キロロリゾート駐車場まで4.5km程
帰りの最終は常盤17:10発(往復は7時間少々で済ませるのが必須)
現在平日および土曜日運行、2022年3月で廃線予定

赤井川村営コミュニティバス
JR余市駅前〜常盤
7:35発8:25頃着、\500円
帰りの最終は常盤17:10発(往復は8時間少々で済ませるのが必須)
JR札幌6:09発然別行きが唯一の接続手段。
現在日曜・祝日のみ、2022年4月以降は中央バスの代替路線となる予定。
コース状況/
危険箇所等
赤井川(キロロ)コース
例年と変わったところは特にありません。終盤は岩や根が混じる道でちょっと歩きづらいかも。駐車場〜登山口までは4km程度の砂利道

白井川(定山渓)コース
とにかく廃道。背丈以上の笹薮がしばらく続く。
道を外すこと可能性が高く、紙地図での位置把握は困難。
最低限、GPSやコンパスで明後日の方向に進まないようにする。
標高1050mより麓側は踏み跡があり何とか歩ける状態だが、所々道が崩れているところもある。
札幌から小樽方面(然別行き)の朝一列車。日曜・祝日はこれに乗れないと、次のバスに乗り継げません。
2021年07月04日 07:30撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
7/4 7:30
札幌から小樽方面(然別行き)の朝一列車。日曜・祝日はこれに乗れないと、次のバスに乗り継げません。
終点常盤からのスタート。ニュウナイスズメが下を見ています。
2021年07月04日 08:25撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 8:25
終点常盤からのスタート。ニュウナイスズメが下を見ています。
キロロの駐車場付近は草原の野鳥もいます。ノビタキ。
2021年07月04日 09:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 9:04
キロロの駐車場付近は草原の野鳥もいます。ノビタキ。
登山口まではしばらく砂利道歩き
2021年07月04日 09:09撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
7/4 9:09
登山口まではしばらく砂利道歩き
道端に咲くルピナス。
2021年07月04日 09:10撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 9:10
道端に咲くルピナス。
アカゲラ、アリか何かを捕っていたようです。
2021年07月04日 09:42撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 9:42
アカゲラ、アリか何かを捕っていたようです。
ここまで来ると、登山口までは若干の下り。少し楽ができます
2021年07月04日 09:45撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
7/4 9:45
ここまで来ると、登山口までは若干の下り。少し楽ができます
登山口近くからの余市岳
2021年07月04日 09:51撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 9:51
登山口近くからの余市岳
オオヤマフスマ
2021年07月04日 09:57撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 9:57
オオヤマフスマ
マイヅルソウ。いずれも道端によく生えています。
2021年07月04日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 10:03
マイヅルソウ。いずれも道端によく生えています。
登山口からしばらくは沢沿いを歩き、渡渉することになります。

2021年07月04日 10:08撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 10:08
登山口からしばらくは沢沿いを歩き、渡渉することになります。

しばらく進むと、急登が始まります
2021年07月04日 10:23撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 10:23
しばらく進むと、急登が始まります
朝里岳から南に延びる広い尾根からの余市岳
2021年07月04日 10:55撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 10:55
朝里岳から南に延びる広い尾根からの余市岳
定山渓への分岐がありますが・・・
2021年07月04日 10:58撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 10:58
定山渓への分岐がありますが・・・
北側緩いピークが朝里岳
2021年07月04日 11:10撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 11:10
北側緩いピークが朝里岳
山頂付近はいろいろ花が咲いていました。
2021年07月04日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
7/4 11:31
山頂付近はいろいろ花が咲いていました。
エゾカンゾウ
2021年07月04日 11:32撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 11:32
エゾカンゾウ
コケモモ
2021年07月04日 11:56撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 11:56
コケモモ
イソツツジ
2021年07月04日 11:58撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 11:58
イソツツジ
ちょっと距離ありましたが、目立つところでノゴマが囀っています。
2021年07月04日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 11:34
ちょっと距離ありましたが、目立つところでノゴマが囀っています。
山頂到着。ちょっと霞んだ羊蹄山
2021年07月04日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 11:37
山頂到着。ちょっと霞んだ羊蹄山
一休みして手前の休憩ポイントへ移動。
山頂から南南東にある大き目の沼
2021年07月04日 12:06撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 12:06
一休みして手前の休憩ポイントへ移動。
山頂から南南東にある大き目の沼
見晴らしは山頂よりもいいかも。
2021年07月04日 12:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 12:04
見晴らしは山頂よりもいいかも。
フウロソウ。定天や烏帽子岳のよりも薄めの色合い
2021年07月04日 12:20撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 12:20
フウロソウ。定天や烏帽子岳のよりも薄めの色合い
ゴゼンタチバナ
2021年07月04日 12:22撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 12:22
ゴゼンタチバナ
リンネソウは咲き始めのようです。
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リンネソウは咲き始めのようです。
上:ミヤマキンポウゲ、下:ミヤマキンバイ
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上:ミヤマキンポウゲ、下:ミヤマキンバイ
左上:ツマトリソウ、右上:マルバシモツケ
左下:コガネイチゴ、右下:ミツバオウレン
割と多く咲いていました。
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左上:ツマトリソウ、右上:マルバシモツケ
左下:コガネイチゴ、右下:ミツバオウレン
割と多く咲いていました。
定山渓への分岐の先。地面近くにかろうじて道が見える程度で上は笹で覆われています。手袋+ゲイターで防御を上げて突入。
2021年07月04日 12:51撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 12:51
定山渓への分岐の先。地面近くにかろうじて道が見える程度で上は笹で覆われています。手袋+ゲイターで防御を上げて突入。
笹はほぼ背丈以上
2021年07月04日 12:57撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 12:57
笹はほぼ背丈以上
視界はほとんど望めません
2021年07月04日 13:11撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 13:11
視界はほとんど望めません
このあたりまでは良かったようですが、だんだんわからなくなってきます。
2021年07月04日 13:11撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 13:11
このあたりまでは良かったようですが、だんだんわからなくなってきます。
笹が薄そうな窪地が続いていますが、実は違っていたという場面も
2021年07月04日 13:14撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 13:14
笹が薄そうな窪地が続いていますが、実は違っていたという場面も
2021年07月04日 13:25撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 13:25
正しい道であれば、ピンクテープをたまに見かけます。
2021年07月04日 13:28撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 13:28
正しい道であれば、ピンクテープをたまに見かけます。
このあたり、進みやすいところを進んでしまい、完全に道を外しています。
2021年07月04日 13:31撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 13:31
このあたり、進みやすいところを進んでしまい、完全に道を外しています。
正規の道に近づくように強引に東へ。この段階ではまだ戻れていません。
2021年07月04日 14:15撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 14:15
正規の道に近づくように強引に東へ。この段階ではまだ戻れていません。
ちょっと南に進むと小さな沢。水は少量、しばらく進み東へ上れそうなところから脱出。
2021年07月04日 14:29撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 14:29
ちょっと南に進むと小さな沢。水は少量、しばらく進み東へ上れそうなところから脱出。
藪に入って2時間。ようやくまともな踏み跡に乗ることができました。
2021年07月04日 14:53撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 14:53
藪に入って2時間。ようやくまともな踏み跡に乗ることができました。
標高950m付近の大木
2021年07月04日 15:12撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 15:12
標高950m付近の大木
ちょっと上り返したところから定山渓天狗岳が見えます。
2021年07月04日 15:26撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 15:26
ちょっと上り返したところから定山渓天狗岳が見えます。
鬱蒼としていて下はドロドロ
2021年07月04日 15:29撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 15:29
鬱蒼としていて下はドロドロ
溝状の崩壊地。ちょっと降りて向こうへ
2021年07月04日 15:34撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
7/4 15:34
溝状の崩壊地。ちょっと降りて向こうへ
ここも崩壊地。向こうにロープが見えます。
2021年07月04日 15:43撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 15:43
ここも崩壊地。向こうにロープが見えます。
エゾライチョウ。子連れで移動していました。
2021年07月04日 16:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 16:04
エゾライチョウ。子連れで移動していました。
若鳥を呼んでいるようです。
2021年07月04日 16:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 16:04
若鳥を呼んでいるようです。
水みちの上を土砂が覆っていました。この先の沢斜面を抜ければ林道です。
2021年07月04日 16:06撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 16:06
水みちの上を土砂が覆っていました。この先の沢斜面を抜ければ林道です。
ようやく林道に出ましたが、草で覆われています。
2021年07月04日 16:11撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 16:11
ようやく林道に出ましたが、草で覆われています。
土が削られて道幅がほとんどありません。
2021年07月04日 16:13撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 16:13
土が削られて道幅がほとんどありません。
ようやく天狗小屋。定山渓までもうちょっと歩きます。
2021年07月04日 16:45撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 16:45
ようやく天狗小屋。定山渓までもうちょっと歩きます。
撮影スポットからの定山渓天狗岳。
2021年07月04日 17:14撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 17:14
撮影スポットからの定山渓天狗岳。
道道から見える余市岳。遠くなりました。
2021年07月04日 17:50撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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7/4 17:50
道道から見える余市岳。遠くなりました。
藪で役に立った手袋。思ったより蒸れず、防御力があって手はほぼ無傷。ロープ場でも使えそう。
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藪で役に立った手袋。思ったより蒸れず、防御力があって手はほぼ無傷。ロープ場でも使えそう。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ ゲイター マフラー 帽子 ザック ザックカバー 行動食 非常食 地図(地形図) コンパス 日焼け止め 保険証 携帯(GPS用) サングラス カメラ 毒吸引器 スポーツドリンク お茶 防虫器

感想

夏期に行くのは2年ぶりになる余市岳。交通機関では余市方面からのアクセスとなりますが、アクセス情報記載のように来年度も登山に使える状況が維持されるかは不明。
帰りはほぼ廃道の定山渓側を予定ですがこちらは4年ぶり。藪度がアップしてそうな気はしますが・・・
キロロ側は整備されていて、特に問題になるところはありません。
熊糞はありますが、これも通常通りといった感じ。
緩やかな山頂付近はちょっとしたお花畑でした。

いよいよ定山渓への分岐点。ゲイターと手袋を付けて突入。
最初は笹薮の下にかろうじて道が見えていましたが、やがてわけのわからない状態になります。進みやすそうなU字型の地形でも違うほうへ向かうものがあるようです。
トラップに引っかかって右往左往した挙句GPSとコンパスで登山道っぽいところへ復帰できましたが、相当の時間を費やすことになりました。
藪格闘中はかなりとんでもないところを通っているので、二度と同じところには行けないと思います。
藪と格闘して2時間、標高1050mくらいでようやく踏み跡が安定しはじめ、ちょっと安心。現時点では廃道で危険地帯になるので、いつか整備されるのを気長に待ちたいと思います。
それまでは相応の経験、対処能力などを含めた力量がないと歩きこなせず、
足を踏み入れないことを強く勧めます。

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