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Yamareco

記録ID: 332980
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳(ライチョウ親子に癒される)

2013年08月13日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:15
距離
8.8km
登り
1,132m
下り
1,132m

コースタイム

5:50仙流荘〜南アルプス林道バス〜6:40北沢峠6:50ー7:50大滝ノ頭ー8:40小仙丈ヶ岳ー9:50仙丈ヶ岳(昼食)10:15ー10:30仙丈小屋ー10:55馬ノ背分岐ー11:05馬ノ背ヒュッテー11:15藪沢出合ー12:30大平山荘ー12:45北沢峠13:05〜南アルプス林道バス〜14:00仙流荘
天候 晴れ一時くもり。
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
伊那ICから国道361号・152号を通って南下。仙流荘の大きな看板の所を左折すると、
仙流荘バス停の駐車場に着く。第1が満車なら、河原に下りた第2へ。
夜間も使用可能な、きれいなトイレがあります。
仙流荘から北沢峠への南アルプス林道バスは、6:05が始発だが、
乗客が多いと、定刻より早くバスを増発してくれる。
手荷物料金を含めて片道1,300円。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは、仙流荘のバスターミナルにある。
2枚複写式。登山時に1枚投函し、下山時にもう1枚を提出する。

大平山荘方面への藪沢の下りは、雪渓脇のザレ場を進みます。
傾斜があるので、勢いをつけすぎると、転倒する危険度大。
ロープもあるので、足を滑らさないようゆっくり下ります。
(なので、登りはもっと大変です。)
雪渓を歩き、橋を渡って川を越える地点が1か所あります。
踏み抜くことはないと思いますが、踏み跡に従って慎重に進みます。

小仙丈ヶ岳経由仙丈ヶ岳の登山道には、一合目、二合目…など目安となる標識があるけど、
大平山荘への道には、分岐点以外道標がありません。
次のポイントへの時間、距離、現在地がハッキリしないので、注意が必要。
時計を気にしながら、急ぎ足で北沢峠を目指すハメになります。
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
昨晩ついたときは、第一に駐車できました。満天の星空や流星を眺めて、車中で仮眠。
朝見たら、第一は満車、河原の第二も車がたくさん。
2013年08月13日 05:09撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 5:09
昨晩ついたときは、第一に駐車できました。満天の星空や流星を眺めて、車中で仮眠。
朝見たら、第一は満車、河原の第二も車がたくさん。
5:30の仙流荘バスターミナル。始発を待つ人・ひと・ヒト。
この日は5:50から増発して、マイクロバスが5台発車。
つまり、150人くらいが北沢峠へ。
2013年08月13日 05:11撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 5:11
5:30の仙流荘バスターミナル。始発を待つ人・ひと・ヒト。
この日は5:50から増発して、マイクロバスが5台発車。
つまり、150人くらいが北沢峠へ。
北沢峠。
バス降りて、仙丈ヶ岳へ。
始めからちょっとした急登。
2013年08月13日 06:41撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 6:41
北沢峠。
バス降りて、仙丈ヶ岳へ。
始めからちょっとした急登。
7:50五合目の大滝ノ頭。
左の小仙丈ヶ岳へ。
2013年08月13日 07:50撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 7:50
7:50五合目の大滝ノ頭。
左の小仙丈ヶ岳へ。
森林限界付近から、小仙丈ヶ岳。
子どもたちも、しっかりした足取りで下りてきました。
2013年08月13日 08:07撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 8:07
森林限界付近から、小仙丈ヶ岳。
子どもたちも、しっかりした足取りで下りてきました。
六合目。
振り返ると、どっしり構える甲斐駒ケ岳。
その向こうに八ヶ岳。
2013年08月13日 08:07撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 8:07
六合目。
振り返ると、どっしり構える甲斐駒ケ岳。
その向こうに八ヶ岳。
遠くに見えるのは、北アルプス。
穂高連峰に槍ヶ岳。
2013年08月13日 08:07撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 8:07
遠くに見えるのは、北アルプス。
穂高連峰に槍ヶ岳。
太陽の方角には、鳳凰三山と富士山。
2013年08月13日 08:21撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 8:21
太陽の方角には、鳳凰三山と富士山。
古戦場のまち長久手から、南アルプス小仙丈ヶ岳へ。
勝手に「こせんじょう」繋がりで、親近感が湧きます。
2013年08月14日 09:57撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/14 9:57
古戦場のまち長久手から、南アルプス小仙丈ヶ岳へ。
勝手に「こせんじょう」繋がりで、親近感が湧きます。
途中の岩場で、渋滞。
登山者、下山者ゆずりあって通過。
2013年08月13日 08:59撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 8:59
途中の岩場で、渋滞。
登山者、下山者ゆずりあって通過。
藪沢カールの雪渓も見える。
仙丈ヶ岳山頂は、もうすぐ!
2013年08月13日 09:24撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:24
藪沢カールの雪渓も見える。
仙丈ヶ岳山頂は、もうすぐ!
ついに会えた〜〜♪
岩の陰からライチョウお出まし。
2013年08月13日 09:30撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:30
ついに会えた〜〜♪
岩の陰からライチョウお出まし。
私の目の前で、砂浴びを始めました。
全く警戒心なし。
2013年08月13日 09:32撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:32
私の目の前で、砂浴びを始めました。
全く警戒心なし。
そこへヒナが登場!
母親の周りをちょこちょこ歩き回って、カワイイ。
2013年08月13日 09:33撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:33
そこへヒナが登場!
母親の周りをちょこちょこ歩き回って、カワイイ。
ヒナは2羽いました(^0^)v
母親が、時折鳴き声でヒナを呼んでいます。
2013年08月13日 09:35撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:35
ヒナは2羽いました(^0^)v
母親が、時折鳴き声でヒナを呼んでいます。
他に登山者はなく、この10分間の至福の時を独り占め。
ライチョウ親子は、ハイマツの中へ入っていきました。
ありがとう (^0^)/^
2013年08月13日 09:37撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:37
他に登山者はなく、この10分間の至福の時を独り占め。
ライチョウ親子は、ハイマツの中へ入っていきました。
ありがとう (^0^)/^
足取りも軽やかに、サクッと山頂。
2013年08月13日 09:52撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:52
足取りも軽やかに、サクッと山頂。
山頂は大賑わい。
360度の展望。
2013年08月13日 10:12撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 10:12
山頂は大賑わい。
360度の展望。
今回は行く時間がなかった大仙丈ヶ岳。
2013年08月13日 09:53撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:53
今回は行く時間がなかった大仙丈ヶ岳。
雲にほとんど隠れてますが富士山。そして北岳。
1位と2位のツーショット。
2013年08月13日 09:48撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:48
雲にほとんど隠れてますが富士山。そして北岳。
1位と2位のツーショット。
帰りの馬ノ背方面。
2013年08月13日 09:56撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 9:56
帰りの馬ノ背方面。
仙丈ヶ岳小屋から、藪沢カールと仙丈ヶ岳の稜線。
なお、このところの猛暑で水場は枯れています。
2013年08月13日 10:32撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 10:32
仙丈ヶ岳小屋から、藪沢カールと仙丈ヶ岳の稜線。
なお、このところの猛暑で水場は枯れています。
馬ノ背ヒュッテの水場。
こちらは豊富。
2013年08月13日 11:06撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 11:06
馬ノ背ヒュッテの水場。
こちらは豊富。
甲斐駒ケ岳を正面に見ながら、雪渓の脇のザレ場を下りていく。
かなりの傾斜。
滑り落ちないよう、足元を確認しながら、歩みを進めます。
2013年08月13日 11:16撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 11:16
甲斐駒ケ岳を正面に見ながら、雪渓の脇のザレ場を下りていく。
かなりの傾斜。
滑り落ちないよう、足元を確認しながら、歩みを進めます。
踏み跡に従って、雪渓を歩き、橋を渡って対岸へ。
2013年08月13日 11:49撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 11:49
踏み跡に従って、雪渓を歩き、橋を渡って対岸へ。
ドクロとハートの赤いリボン。
バスの時間を気にしながらも、ついシャッターを切ってしまいました。
2013年08月13日 12:05撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 12:05
ドクロとハートの赤いリボン。
バスの時間を気にしながらも、ついシャッターを切ってしまいました。
大平山荘の水場。
冷たくて気持ちいい〜
バスの発車時間まで、あと30分。
何とか間に合いそうでほっと一息。
2013年08月13日 12:32撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 12:32
大平山荘の水場。
冷たくて気持ちいい〜
バスの発車時間まで、あと30分。
何とか間に合いそうでほっと一息。
北沢峠のバス乗り場。
13時発を待つ人多数。
増発して3台に分乗。
2013年08月13日 13:00撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 13:00
北沢峠のバス乗り場。
13時発を待つ人多数。
増発して3台に分乗。
無事に下りてきました。
北沢峠は22℃だったが、下界は35℃。
暑すぎ!!!
2013年08月13日 13:58撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 13:58
無事に下りてきました。
北沢峠は22℃だったが、下界は35℃。
暑すぎ!!!
おまけ。
第1駐車場となりの田んぼには、ナニコレ珍百景に登録された“男性興奮セクシーな木”がありました。
2013年08月13日 13:59撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/13 13:59
おまけ。
第1駐車場となりの田んぼには、ナニコレ珍百景に登録された“男性興奮セクシーな木”がありました。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンダナ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 水筒 時計 非常食 ファーストエイドキット 医薬品 カメラ 三脚

感想

南アルプスの女王、仙丈ヶ岳(3033m)
6月の恵那山で下山時にご一緒したお人が、仙丈ヶ岳の魅力を篤く語ってくれました。
南アデビューは、日帰り登山ができ、ライチョウが見られる可能性のある、この山に決定。

足元には、話に聞いていた通り、お花がたくさん咲いていました。
高度が上がるにつれて、遠くのお山も見えてきます。
北アルプスの穂高や槍。
真正面に甲斐駒ケ岳、その向こうに八ヶ岳。
鳳凰三山、北岳、そして富士山。

女王は、やさしく微笑んでくれました。
念願のライチョウを、目の前で独り占め。
砂浴びしたり、ヒナとの仲睦まじい様子も観察でき、一気に疲れも吹っ飛びました。

女王様、ありがとう。

しかし下山道に選択した、藪沢沿いの雪渓脇の道はかなり手ごわい。
傾斜が急なザレ場。
足元はズルズル滑るけど、バスの時間が気になるので逸る気持ちを抑えつつ、やや早足で進みます。
こちらには分岐点以外、道標がありません。
次のポイントへの距離、所要時間はおろか、現在地も特定できません。
登山地図によれば、馬ノ背ヒュッテから大平山荘経由で北沢峠まで2時間ということだったので、
13時のバスの発車時刻にギリギリ間に合うと踏んでいて、実際間に合ったからよかったものの、ホント下山中は焦りっぱなし。
逆にこのコースを登るのは、タイヘン。
すれ違ったみなさん、かなりキツそう。
沢沿い&雪渓なので、涼しい風を感じることはできますが、ひたすら登り続けるので、ナメてかかると痛い目に遭います。
また、所々路肩が崩壊しかかっているので、踏み外して滑落しないよう注意。

ほぼ予定通り7時間で周回でき、脚力がだいぶついてきたこともうれしい限りです。
御嶽山、常念岳・蝶ヶ岳、乗鞍岳では出会えず、4度目にしてライチョウに会うという悲願は達成できました。
次はどの山を目指そうかな?

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