盛夏 気持ち良すぎる尾瀬へ(大清水〜尾瀬沼キャンプ場(初テント泊)〜沼尻〜見晴〜東電小屋〜山ノ鼻〜鳩待峠)


- GPS
- 10:00
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 804m
- 下り
- 427m
コースタイム
4:24自宅―4:52水戸駅
歩行時間28分 歩行距離2500m
水戸線:水戸4:59―小山6:13 普通小山行き
両毛線:小山6:28―新前橋8:10 普通高崎行き
上越線:新前橋8:35―沼田9:11 普通水上行き 運賃3260\
関越交通:沼田9:20―大清水10:57 大清水行き 2200\
11:06大清水―11:50一ノ瀬11:57―12:55三平峠―13:42尾瀬沼キャンプ場
休憩時間7分
歩行時間2時間29分
歩行距離7500m
合計歩行時間28分+2時間29分=2時間57分
合計歩行距離2500+7500=10000m
8月14日水曜日
7:33尾瀬沼キャンプ場―8:33沼尻休憩所8:49―10:17見晴(昼食:檜枝岐小屋)10:44―11:18東電小屋11:31―12:20牛首12:39―13:12山ノ鼻13:30―14:25鳩待峠
休憩時間(沼尻・見晴・東電小屋・牛首・山ノ鼻)93分 歩行時間5時間19分 歩行距離17600m
2日間合計歩行時間2時間57分+5時間19分=8時間16分
2日間合計歩行距離10000+17600=27600m ハイキングのみ17600+7500=25100m
関越交通:14:30鳩待峠―14:51鳩待峠行きバス連絡所 900\
関越交通:15:12鳩待峠行きバス連絡所―16:42沼田駅 上毛高原駅行き 2100\
上越線:17:02沼田―17:35新前橋 普通高崎行き
両毛線:17:46新前橋―19:23小山 普通小山行き
水戸線:20:21小山―21:21友部 普通勝田行き
常磐線:21:25友部―21:44水戸 普通高萩行き 3260\
天候 | 8月13日火曜日 晴れ時々曇り 8月14日水曜日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
時刻表検索(ジョルダン):http://www.jorudan.co.jp/time/ 関越交通:沼田駅〜鳩待峠バス連絡所(戸倉)〜大清水 運賃2200\ 関越交通HP:http://kan-etsu.net/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所:三平下〜尾瀬沼ビジターセンター間の木道 足を乗せるとシーソーみたいにガクンと動くので注意! 山ノ鼻過ぎてテンマ沢の手前辺りにツキノワグマの小熊が水芭蕉の実を食べていました。 尾瀬沼キャンプ場:1区画料金800\ 受付は尾瀬沼ヒュッテで行い空いていればお好みの場所の番号札を受け取れるため速めに着いた方が良いです。その他、見晴・山ノ鼻キャンプ場も料金は同じ800\です。 |
写真
尾瀬で一番人通りの多いこの場所に時間も昼間の2時頃に普通にいる事に正直驚きました。ここに来ないと食べ物が無いのでしょうか?それはそれで心配です。とりあえず小熊がいる場合は近くに神経尖らせ気性が荒い母熊が必ずいると言われているので直に離れました。
感想
8月13日火曜日
3時05分に起床、身支度を整え自宅から水戸駅まで歩く。4時59分発の列車に乗り込み3本の列車を乗り継ぎ9時11分沼田到着。9時20分発の大清水行きのバスに乗り10時57分水戸から6時間で到着。
トイレを済ませ写真を撮ってもらい初尾瀬初テント泊の旅出発。
始めは砂利の緩い坂の林道を行く。一ノ瀬休憩所で小休憩して出発。出発して間もなく片品川の渓流が現れる。渓流を過ぎると徐々に登りが少しきつくなりしばらくすると岩清水が湧き出ている。喉を潤しペットボトルにも詰めて行く。やがて広葉樹の森から針葉樹の森に変わると傾斜は緩くなり三平峠に着く。ここから先は尾瀬沼へ下る一方で時折、尾瀬沼が姿を見せる。三平下へ付くと待望の尾瀬沼が直そこにある。湿原と森が交互に現れる木道を行くと左には時折、燧ケ岳が姿を見せる。13時42分尾瀬沼キャンプ場到着。近くの尾瀬沼ヒュッテで受付を済ませ番号札を受取、早速、初めてテントを張る。ネットや本で調べて何とか形にはなったけど何か周りと違うようなあってる様な。まあ、森の中で風が吹くような所ではなさそうなので何とかなるだろう。
テント設営したら近くの尾瀬沼と大江湿原を散策、初めての尾瀬は予想通り気持ちがよく沼にはカルガモ親子がのんびり泳いでいたり、湿原にはコオニユリやサワギキョウ、その近くにはヤナギランなどが咲いていてなかなか綺麗だった。
ビジターセンターも見学して長蔵小屋の売店で買物をすませる。
テントに戻り夕飯を食べる。フリーズドライの梅わかめごはんと長蔵小屋の売店で買ったチップスターとクリフバーで済ませる。
夕食を済ませたら夕日を写真に収める為、尾瀬沼へ。
同じような考えの人が多く撮影ポイントには20人ぐらいの人がカメラを持って待ち構えていた。
夕焼けは思ったほど焼けずに沈んでしまった。
テントに戻り地図や本を読んだりして9時前に就寝。
夜中の1時30分〜2時頃に脇の藪の中からガサガサ音がする。どうやら獣がいるみたいで行ったり来たりしている。ただ、獣も人がいるのは気付いているみたいで一定の距離を保って近付きすぎることは無い。多分、鹿だとは思うけど初めてのテント泊だったという事もあり正直怖かったと同時に大自然の真っ只中に寝床を置いている事に改めて気付いた。
8月14日水曜日
4時30分起床。夜中から起きた今でも小雨が降っていると思いきや、霧が濃かった見たいで葉っぱに付いた露が降っていただけで実は晴れていた。
朝食は、ウィダーインゼリーとカロリーメイト半分だけで済ませる。
日の出が始まる頃に表を散策に。日の出直前で尾瀬沼、大江湿原は濃い霧の中で神秘的な雰囲気だったが、日が昇り始めた途端、見る見るうちに霧が晴れ始め更に神秘的な状態になって写真のシャッターが止まらなくなる。
分刻みで変わる景色、最後にドンと燧ケ岳が現れてまるでスクリーンの前にいる様だった。人生で一番新鮮な朝を迎えたと思う。
テントを畳んでヒュッテに番号札を返却して2日目スタート。
キャンプ場を出て少しすると沼尻と燧ケ岳の分岐が現れる。本当なら、燧ケ岳を登って見晴に抜ける予定だったが、昨日、歩き始めた段階で踝が痛み始めていてキャンプ場に付くころには痛みが酷くなっていて翌日のコースはどうしようか迷っていたが、登るときに痛みが酷くなるためピークハントは諦めて沼尻経由で見晴方面に行く事にした。また来れば良いと自分に言い聞かせる。予定通り行かなく悔しいところだけど仕方が無い。
尾瀬沼北岸を進むと針葉樹の森と小さな湿原が交互に現れ大きめの湿原が現れると沼尻休憩所ある。休憩所でナメコ汁を飲みながら尾瀬沼を眺める。値段は良いけどなかなか美味しいナメコ汁だった。休憩を済ませ、見晴方面へ足を進める。進めて間もなく綺麗なせせらぎが現れて冷たい風が吹いていて思わず足が止まる。その先には白砂田代があって規模は小さいながらも綺麗な地糖があって雰囲気が良い。白砂峠を過ぎると尾瀬ヶ原へ向けて緩い下りが始まる。下りの途中には燧ケ岳からの湧水が沢山の沢を形成していて涼みながら歩ける。標高も下がり針葉樹の森からブナが主体の広葉樹林へと変わる。しばらくすると燧ケ岳から降りて来る見晴新道の分岐があってそれから間もなく見晴に到着する。檜枝岐小屋で昼食。美味しい冷し中華を食べ水を飲んで出発。見晴からは北に向けて歩き始める。尾瀬ヶ原は気がほとんど無いので強い日差しをもろに浴びる訳だが標高が高いから風が心地よく暑さはそれ程感じない。赤田代と東電小屋の分岐で東電小屋方面へ行く。その途中、グーグルマップのストリートビューの撮影機材を背負った男の人が足早に歩いていった。近いうちに家にいながらネットで歩いた気になれる日がやって来る。
東電尾瀬橋を渡り少しだけ新潟県に入る。東電小屋で花豆アイスを注文したもののその後、アイスの7割が折れて地面に落ちてしまい殆ど食べられず本当にショックだった。東電小屋を後にして山ノ鼻方面へ歩く。湿原の木道をしばらく歩くとヨッピ橋があり橋を過ぎると、同じ湿原だけどここからは地糖が混ざった雰囲気の違う湿原でなかなか絵になる。牛首のベンチで20分位休憩して出発。山ノ鼻に近付くにつれ至仏山が大きく迫ってくる。時折、歩いてきた方向に振り向いて名残惜しむように足を進め、山ノ鼻に到着。予定ならここでもう一泊するはずだったが踝は痛みが引かないし下は土でキャンプ場の横は尾瀬で一番人通りの多い登山道、尾瀬沼のキャンプ場とはまるで雰囲気が違うのでテントを張れる気になれず帰ることに。
とりあえずビジターセンターを見学し水場で喉を潤し鳩待峠へ行く。
普段ならこれ位の登りは余裕だが、踝が痛いということもあるし初めてテント山行というのもあってバテバテの状態できつかった。そんな中、テンマ沢の手前に人の行き来が多いというのに小熊が水芭蕉の実を食べているのに気付き正直驚いた。ビジターセンターにも山ノ鼻〜鳩待峠間に最近、クマが良く出るど注意書きがあったのをすぐ思い出した。こんな人の多いところで餌を食べるということはそれだけ餌が無いと言う事なのでしょうか?人間との衝突の恐れもあるしそれだけ尾瀬の環境が悪化しているのかちょっと気がかりになった。
最後の登りを登りきると鳩待峠にようやく着いた。
14時30分のバスがあと少しで出るところですぐに切符を買い名残惜しむ間もなくバスに乗り尾瀬を後にした。
初めての尾瀬、初めてのテント泊で今回予定通りに行かなかったものの、かなり充実した山行でした。特に朝の日の出前後はかなり気持ちが良かったです。普段の朝もあんなに気持ち良かったら良いのにってつくづく思う位よかったです。尾瀬に行くなら是非、テントでも山小屋でも1泊する事をオススメします。
また、絶対行きます!!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する