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記録ID: 33416
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ハイキング
富士・御坂

三国山稜/ブナの森

2009年01月24日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 神奈川県 山梨県 静岡県
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GPS
05:20
距離
8.7km
登り
391m
下り
517m

コースタイム

09:00 籠坂峠登山口
09:20 畑尾山分岐(畑尾山に向かうが途中でトレースが消えていたので引き返す)
10:10 アザミ平
10:45 大洞山
12:15 づな峠
12:30 三国山
13:20 鉄砲木の頭
14:10 三国山ハイキングコースバス停
天候 曇り時々晴れのち雪
過去天気図(気象庁) 2009年01月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
2週間前にクルマで籠坂峠へ行くも、国道は除雪して通れるも、
登山口への車道が雪で埋まっていて入れず引き返しました(>_<)

今回は登山口への道路も除雪されていたが、アスファルトは凍結していた。

登山口の墓地トイレは、12月〜3月は使用不可。

ハイキングコースは凍っている箇所もあったけれど、
概ね歩きやすく、スパッツ・アイゼンなしでも歩けました。
籠坂峠バス停
気温−1℃
2009年01月24日 08:51撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
1/24 8:51
籠坂峠バス停
気温−1℃
登山口は墓場
2009年01月24日 08:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
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登山口は墓場
雪のトレイルがブナの森へとつづく
2009年01月24日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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雪のトレイルがブナの森へとつづく
アザミ平には懐かしい道標が、、、
2009年01月24日 10:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
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アザミ平には懐かしい道標が、、、
雲が邪魔してアザミ平よりの展望はイマイチ
2009年01月24日 10:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
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雲が邪魔してアザミ平よりの展望はイマイチ
素敵なブナの森♪
2009年01月24日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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素敵なブナの森♪
大洞山頂
2009年01月24日 10:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
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大洞山頂
あ、また!
2009年01月24日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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あ、また!
不老山へのぼったときも、この丹念に描かれた綺麗な道標に出あえてほのぼのとした安らぎを覚えました。
岩田さんというかなり高齢のかたによるもので、道標からは山に対する愛情と情熱が感じられます。
2009年01月24日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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不老山へのぼったときも、この丹念に描かれた綺麗な道標に出あえてほのぼのとした安らぎを覚えました。
岩田さんというかなり高齢のかたによるもので、道標からは山に対する愛情と情熱が感じられます。
まだ葉を落とさずにいるブナもあった
2009年01月24日 10:51撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
1/24 10:51
まだ葉を落とさずにいるブナもあった
立派なブナ
2009年01月24日 11:14撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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立派なブナ
アツアツのラーメン?がおいしそ〜
2009年01月24日 12:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
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アツアツのラーメン?がおいしそ〜
三国峠を横切る
2009年01月24日 13:04撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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三国峠を横切る
歩いてきた綾線をふりかえる
ホントに平でなだらか〜
2009年01月24日 13:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
1/24 13:00
歩いてきた綾線をふりかえる
ホントに平でなだらか〜
鉄砲木の頭
2009年01月24日 13:44撮影 by  Canon EOS Kiss Digital N, Canon
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鉄砲木の頭
山頂から湖畔めがけて一気に下る
2009年01月24日 13:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL 810 IS, Canon
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山頂から湖畔めがけて一気に下る

感想

先々週は登山口に入れず見送った三国山稜、
今回は御殿場までクルマで行き、登山口への往復はバスを使うことにした。
御殿場駅から河口湖へ向かうバスは1時間に1本なので時間に余裕をもって出発。
バス停に着いて時刻表を見ると、1本バス便が増えていて、30分早いバスに乗れた。ラッキー(PCの時刻表にはでていない)
バスには1ダースほどの団体登山客と一緒になった。たぶんこの人たちも三国山稜へ行くのだろう。

登山口から先は一面雪の森。な〜んかうれしい♪
真っ白な雪のトレイル、何日か前にここを歩いた人の凍りかけたトレースがブナ林の奥へと続いている。
そのトレースをたどり、わくわくしながら歩く冬の森。
雲の合間からこぼれる冬の陽射しが森をやさしく照らす、木々は縞模様の影を雪原に描く、
ガリッガリ、サクッサク、雪を踏みしめて歩く靴底が快い音をたてる。
いやぁ〜来てよかった〜 もっと寒いと思っていたらそんなことはなかった。
歩くに従ってじわじわと汗ばんでくるくらいあったかい。

巨木があるという畑尾山との分岐にさしかかり、どうしようかと考えた。
畑尾山へ寄っていくと遠回りになるしな〜
だけど心細いトレースをたよりに進んでみた。がしかし途中でトレースは消えてしまっている。人が歩いてないようだ。
はじめての山でもあるし、畑尾山は次回の楽しみとっておこうと、分岐まで戻ることにした。

アザミ平に出ると樹林が途切れ、展望が広がった。
ここには晩夏の頃、フジアザミの群落が見られるそうだが、近頃は花の数が減少しているらしい。

さらにブナの森はつづく。
なぜ不便な思いをしてまでこの山に来たかというと、季節を変えてブナの様子を観察したいと思ったから。
それにはまず冬に来て、ブナが裸木の状態を見ておいて、それから春や秋に訪れると、よりいっそうブナの森を知ることができるのじゃないだろうか。
ブナという樹は、なぜかわからないけど、触れあうたびに愛着を覚える樹だ。

アザミ平から大洞山へ。
なだらかな起伏の稜線にブナの原生林が広がる三国山稜だが、冬期は積雪量が多いとあって、
初めての山でいきなり冬に歩くのは心配だったが、思いきって来てよかった。
3月頃でも雪が残り、霧氷におおいつくされるときもあるというけど、白一色となったブナの森もさぞ素敵なことよ。

大洞山からブナの稜線をさらに行くと、またもや懐かしい道標にであった。
不老山で見た美しい手書きの道標が、三国山稜でも目にできてうれしかった。
ここの道標はまだ新しいのか、色褪せもなく鮮明。
作者の岩田さん、高齢ではあるけどきっと元気でいるに違いない。よかった。

三国山を下って鉄砲木の頭へ上り返す、どこが道だかよくわからないカヤトにおおわれた斜面。
さえぎるものない明神山頂からは、晴れていれば大展望が広がるのだけど、
雲はますます厚く、雪がひらひらと舞い始めてきた。
パノラマ台から車道をすこし歩き、左手の樹林に入る。
やがて別荘地が見えはじめるとバス停のある湖畔に出た。
バスの時刻表を見ると、あと45分も待たなくてはならないので歩くことにする。
乗ったとしても旭ヶ丘で乗り換えなくてはならないし。

雪がどんどん降ってくる車道を歩くこと35分、旭ヶ丘のバス停に着くと、
5分も待たずに御殿場行のバスがやってきた。よかった〜
三国山稜、また春になったらブナに会いにこよう。


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