丹沢山 札掛周回 天王寺尾根 長尾尾根 ブナと花を探して🌼

2021年07月16日(金) [日帰り]

• GPS: 09:54
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,602m
• 下り: 1,548m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:31
• 休憩: 1:20
• 合計: 10:51

6:30 札掛吊橋
8:37 8:50 天王寺橋
9:24 9:40 天王寺峠
10:42 10:43 モチゴヤノ頭
11:38 檜ノタツマ
11:56 天王寺尾根分岐
12:11 12:22 大崩ノタツマ
13:02 13:34 みやま山荘
13:35 丹沢山
13:53 竜ヶ馬場
13:57 竜ヶ馬場休憩所
14:40 14:45 塔ノ岳
15:06 木ノ又大日
15:18 新大日茶屋
15:21 新大日
15:47 女郎小屋ノ頭
16:29 金林ノタル
16:32 16:33 上ノ丸
17:20 17:21 丹沢ホーム
17:21 ゴール地点

札掛ー天王寺橋間、ヤマビルのうじゃうじゃ・・。幸い被害はなかったが、靴の織り目に入り込むあの姿・・！ ログが、竜ヶ馬場ベンチ過ぎから塔ノ岳表尾根へ出るあたりまで抜けてしまいました?!

天候

曇り時々晴れ、霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札掛の駐車場利用　

コース状況／危険箇所等

キュウハ沢出合ー本谷川間、草で崩落もある道がよく見えないところがあります。2つ目の崩壊草地で上がりすぎて登山道に降りるのにちょっと難儀しました。壊れ橋や、川への降りて登山路へ戻るところはテープ等があり迷うことはありません。本谷川から天王寺峠間、下は誘導はあるも傾斜のある橋が霧小雨で滑って怖かったです。沢筋から登山路へもどるところがわかりにくく、しかし本谷林道出合には通行にかんする掲示はありませんでしが・・。
表尾根新大日へ下り、下り初めの岩ごろから細尾根あたりに新しい鉄鎖が止めつけてあるのですが、ゆるく揺れるものもあるので確認注意が必要かと。
長尾尾根、人が少ないところですが、冬にあった倒木とかは取り払われて全く迷うところはありません。札掛から本谷吊橋まで、片側傾斜の細道部分も多く、崩れているところもあるので、キュウハ沢分岐からが波線扱いなのも仕方ないのかもしれません。またこの部分はヤマビル、うにゃうにゃたくさん出没していました。

その他周辺情報

札掛の丹沢ホームで焼き菓子ゲット。それ以外は立ち寄らず直帰。

写真

7/16 6:29

札掛でヤマユリの出迎えを受ける。元気もらいました！

7/16 6:33

さ、ここから出発です。帰ってくるのもここです。

7/16 7:24

崩壊部分の上を巻く道に明確にロープが張られていました。ピンクテープもあり明確になったと思います。

7/16 7:27

キュウハ沢出合、ここにあった本谷川への通行に関する掲示はありませんでした。帰りは上から戻ってくる予定です。

7/16 7:34

草がおおっている細道のどこをいけばいいのか、向こうに見える登山道目指して進みました。二つ目の草葉で上へ巻きすぎて登山道復帰にちょっと難儀しました。写真撮ってる余裕もなく・・。

7/16 8:07

半ば崩れ落ちている橋ですが、一つ目から崖側を歩いて向こう側の端から橋に乗りました。

7/16 8:29

本谷川に降りるところの崩壊地、ピンクリボンがあり、上からここを降りてきました。

7/16 8:34

本谷吊橋、この時間小雨のようなものが時々パラパラ、滑るのに気をつかいました。

7/16 8:36

天王寺尾根への入り口です。沢沿いのいきなり階段でずんずん登り、また降りて、とにかく急でした。

7/16 8:50

沢のこんなところをピンクリボンを見ながら進みます。

7/16 8:51

道標が土砂でひん曲がっているところで一息入れて。

7/16 8:57

ここまでで既に慣れない経験に疲れ、ヒルにもつかれ、傾いた木道で滑りそうに足はつりそうになり、しばらく木道に座って休憩しました。ああ、ちょっと後悔の頃。

7/16 9:30

やっと天王寺尾根まで上がれました。ブナの森、植林の森を堪能します。

7/16 10:29

赤い紅葉の葉も落ちていました。秋は美しいことでしょう。

7/16 11:01

ギンリョウソウ、近くに複数でも咲いていました。

7/16 11:19

霧が出ていて、丹沢らしい（？）木の階段が始まりました！！ブナの森、健在でした。

7/16 11:28

木階段の間から、バライチゴさん、こんにちは。白が美しく白くて綺麗です。割とあちこちで咲いていました。

7/16 11:29

コナスビです。

7/16 11:37

フタリシズカの葉っぱ、大きいものもたくさんありました。葉っぱの上に新しい小さい葉が出てまた花がつくのでしょうか?!

7/16 12:03

丹沢のブナ、まだ健在よ、という感じで尾根のど真ん中に立ってます。

7/16 12:13

ヤハズハハコ、花はこれからみたいです。

7/16 12:17

ヤマブキショウマ、白くて綺麗です。丹沢山から塔ノ岳間でも咲いていました。

7/16 12:17

シモツケ、これもたくさん咲いていました。

7/16 12:19

はしご、鎖場のところに来て、ちょうど晴れ間に、大山の頂上はまだ雲です。この後、丹沢山頂上でも雲、でした。

7/16 12:20

ジシバリ、これもあちこちで出会いました。

7/16 12:20

イタドリ

7/16 12:21

とんぼ、がうまい具合に止まりました。主稜線でもう少し小さいトンボも見ました。ミミズ、トカゲ、主稜線上の木階段のふちに毛虫、カエルも複数出会いました。

7/16 12:40

ダイコンソウでしょうか。黄色いお花はたくさんあって区別が難しいです。アザミの中に咲いてます。

7/16 12:42

ミヤマムグラかな〜、小さくてピントが・・。

7/16 12:43

ミミガタテンナンショウ、こんな実になって、また色が変わる?!

7/16 12:49

マルバタケブキの花の初めはこんな実のようなものから始まるのでしょうか？

7/16 12:54

ノイバラ、丹沢山山頂や尾根上でもたくさん咲いていました。終わりかけの感じでしたが。

7/16 12:55

モミジイチゴの橙色の実が見えました。

7/16 13:31

丹沢山にやっとのことで到着です。ノイバラの咲くみやま山荘。曇ってる中、じゅうぶん休憩しました。トレランの方が多いような。平日で人は少ないですが・・。

7/16 13:32

丹沢山、後ろの富士山、見えませんが、少し青空が見えるようになりました。密かに期待！！

7/16 13:33

マメグミの木と花、天王寺尾根でも山頂でもたくさん花が落ちていました。

7/16 13:39

主稜線上の階段下からのぞいていたのは、ヤマトウバナか、紫蘇に似ているような・・。

7/16 13:39

ダイコンソウ、咲き終わりまで。

7/16 13:42

マルバタケブキ、これから咲きますよ〜！

7/16 13:43

塔ノ岳の尊仏山荘が霧の中に見えるようになりました。霧よ、晴れよ！！

7/16 14:02

ヤハズハハコ、可愛く咲きそうです。

7/16 14:03

富士山、頭を見せてくれました。稜線上、陽が照って風が流れて気持ち良く、しかし、日焼けはちょっと・・。

7/16 14:03

バイケイソウ、もうおしまいの頃です。後ろには丹沢の山なみもこの時は見えていたのですが、塔ノ岳山頂では何も見えない雲、でした。

7/16 14:25

シモツケソウ、ピンクの色が絶妙。

7/16 14:27

咲く前のシモツケソウの蕾ですね。

7/16 14:28

ウツギ、比較的小さい木、咲き残りなのかな?!

7/16 14:29

岩陰からこんにちは、ヤマブキショウマです。

7/16 14:30

コアジサイ。

7/16 14:43

塔ノ岳から表尾根に下り始め、シモツケ、たくさん咲いていました。

7/16 14:44

木階段の間から、こちらはシモツケソウ、ね。

7/16 15:00

これはどなたでしょうか？なんとかキンバイ？

7/16 15:13

表尾根を木の又大日に下って登って、新大日に下って登って、やっと長尾尾根に入ります。急がないと暗くなってしまうじゃない!?

7/16 15:14

丹沢三峰、午前中はあまり見えなかったのですが、北側は晴れてよく見えました。しかし、秦野側はまるで雲で見えませんでした。

7/16 15:29

長尾尾根、左が表尾根側、右が天王寺尾根側、振り返って撮って見ました。下りなら余計になだらかいい尾根って感じ。

7/16 15:30

境沢林道への分岐、長尾尾根で札掛までまだ5キロ、ありますね〜

7/16 15:35

登山道に、鹿の足跡を見て、ふと、こちらは何の足跡？！ギョギョ、一人なので、鈴鳴らして歩きましたが。鹿は朝、見かけていますがその後は全然。

7/16 15:54

ツチアケビ、ですか？登山道脇に突然二本、すくっ！ちょうどここに陽が当たっていました。

7/16 15:54

花を上から見たところですが。

7/16 16:04

尾根は東側の植林針葉樹（モノレールがありましたっけ）西北側が広葉樹、西日が射していました。

7/16 16:32

林の中にここだけ陽が当たっていて、ナガバハエドクソウ、かな？

7/16 16:45

やっと分岐まで帰ってきました。針葉樹の森の暗くてなんか時間と競争のような・・。あと1.7km.　下りとはいえ、細い道は要注意。

7/16 17:43

無事に札掛到着、丹沢山で元気になって無事に帰ってこれました。ここでやっとヒルがついてないかチェック、3匹は靴の裏や中に潜んでいましたが、被害はありませんでした。丹沢ホームでお菓子をゲットし、駐車場への道で、タマアジサイ、蕾ですが。

7/16 18:19

ヤビツ峠の駐車場でストレッチ（筋肉疲れが少々違うようで）。ヤビツ峠から菜の花台への道路から、夕方の富士山を見て、帰ります。梅雨で出なかったので久しぶり、楽しかった〜！感謝！！

撮影機器：

Canon IXY 630 Canon

SH-M15 SHARP

感想

akosama

季節柄、花はあまり期待していませんでしたが。自分の経験からは無謀に出だしに崩壊地通過とか入れてしまったのと、ヤマビルのあのうねうねの大群を見て、ちょっとどころか大いにビビってしまいました。本谷川に下りられてホッとしましたが、吊橋への鉄製のはしご階段も滑るし、林道でいろいろ再チェック、と思っていれば、アスファルトの上にヒルがうじゃうじゃで、こんな季節に来てはいけないところだったかと、反省しました。雨が多く降りましたが、影響はなかったのかな、と思う程度でした。天王寺尾根にのる頃には既に体力気力の半分は使い果たしたような感じで、ゆっくりゆっくり、ブナの森を登って行きました。途中に、もみ、つが、なんと山椒の子どものような木が生えてきたりしていて面白いものでした。神奈川県としてはピンクテープを付けない、と聞いていましたが、流石に、天王寺尾根の途中では木に巻かれたピンクテープに自然保護センターを思わせる「登山道」のマジック書きがあって安心しました。元気そうな太いぶなの木々、枯れてないぶなが癒しとなりました。登り始めは天気も怪しかったのですが、鎖場あたりから晴れの時もある感じになり、たくさんのノイバラや、花を見て慰められ、丹沢山頂でしっかり休息できて元気を取り戻しました。丹沢山頂までと、長尾尾根では誰にも会うことなく、霧の塔ノ岳山頂でも時間が遅いせいもあってか、人はまばらでした。梅雨明けの日でしたが、これから夏の季節ゆえ、丹沢はさほど密にはならないかな、と。ヒルの対策をして、懲りずにまたお出かけしたいです。一応用心して今日はヘルメット被りました。長い1日でした！！