鳥海山 見どころ超満載(鉾立から)
- GPS
- 09:21
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,368m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
- 山行
- 7:41
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 9:18
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
#今回通った雪渓はアイゼンなしで問題なかった #日光を遮るものが登山道、小屋共に少ないので日焼け対策は万全にした方が良い |
写真
感想
この週末は梅雨明け最初のBIGDAY。2日間休みが被った相方と東北百名山を踏みに行こう!
まず初日は東北で気になっていた山No.1の鳥海山を選定した。金曜日仕事を終わらせたらシャワーをしてゴー!8時間近くかけて登山口へ到着。ほぼ無眠状態。モチベーションだけが足を動かしてくれると読んで弾丸プランで臨んだ。
登山ルートは一番鳥海山を堪能できそうな、鉾立から新山を踏んで外輪山を周って帰ってくるルートをチョイス。登山口に到着すると空が白んできていた。車もそれなりに停まっており、準備している人がちらほら。1時間弱ほど仮眠タイムをとって朝ご飯を食べたらレッツゴー。鳥海山山頂には朝日が当たっていた。雲が少なくて最高の1日になりそうだ。ワクワクしてくる。
序盤は誰でも歩ける舗装路。展望台を越えると石畳となる。歩きやすすぎる道が終始続いていく。登山開始直後というと、鬱蒼とした背の高い木の合間を歩くことが多いが、鳥海山は序盤から木が低く眺めがずっと良いという素晴らしい登山ルートだった。しかし逆に言うと遮るものがないので日光当たりまくりでアチアチ状態にもなり得る。。足を進めるとチングルマが早々に大量に咲いており、雪解け水が流れるロックガーデンが素晴らしい景観を作っていた。さすが花の百名山であり、東北の山であるといったところだ。ニッコウキスゲなども愛でながら先へ向かう。
御浜小屋に到着すると、登って来たところとは反対側のまたさらに素晴らしいお花畑が広がっていた。ニッコウキスゲを中心に黄、白、紫とカラフルであった。そして大きな鳥海湖に鍋をひっくり返したような鍋森。遠方には翌日登る予定の月山が。皆この景色の虜になっていた。自分たちもここでは沢山写真を撮った。
先へ進むと鳥海山の最高峰が間近に見えてくる。テンション上がっていると、今度は大きな雪渓が残る千蛇谷。この谷は外輪山の岩が崩落した痕跡が至るところにあり、かなり荒々しい姿をしていた。花を愛でたと思ったらこの荒さで、鳥海山の懐の深さを感じる。雪渓の冷気が照りつける太陽で疲弊した登山者をクーリングしてくれた。雪渓を終えると急登が続き、登り終えると御室が出迎えてくれた。ここから見る鳥海山はただの岩の塊で、また鳥海山は我々に違う顔を見せた。最高峰へ向おうとするが、岩パートが想像以上に長い。やっとで頂上に到着!頂上は狭いので写真を撮ったら退散。日本海が良く見えそうな岩山に登って写真も撮った。
小屋に戻り一服したら外輪山へゴー!七高山は新山よりも広々とした山頂をしていたので沢山の方がお昼をここで摂っていた。それからは外輪山の尾根をルンルンで歩く。道中主峰を眺めたり、沢山咲いているコバイケイソウを眺めたりと飽きることはなく御浜小屋に戻った。もう暑すぎて水の消費が尋常でない。電解質もオカシなことになっていそうだ。水分が足りなかったので500円でオレンジジュースを買って飲んだが、非常に染み渡った。2Lは水分を持参するべきだったと反省。
ラストビジターセンターまで無心で足を進めて登山終了。真夏登山の暑さと睡眠不足を感じながらの決して楽な登山ではなかったが、鳥海山の素晴らしい景色を沢山堪能できて最高の1日となった。翌日月山に登るために、月山麓の宿まで車を走らせて爆睡。非常に充実していた。鳥海山ありがとう!またいつか来ます。
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