【多摩川河口〜笠取山】「A Short trip up the Tama river.(Day8 奥多摩湖畔〜道の駅 丹波山)」


- GPS
- 05:00
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 585m
- 下り
- 511m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 「島勝」 https://www.google.co.jp/amp/s/s.tabelog.com/tokyo/A1330/A133004/13114958/top_amp/ 「道の駅 たばやま」 https://nomekoiyu.com/michieki/ |
写真
僕は子供だったので大人の箸は使いづらく、必死で刺身をすくって食べたっけ。
感想
出発前日。
妻が目を爛々とさせて訴えかけてきた。
妻「お、おい!ルート上に絶メシあるぞ!!楽しみだなぁ。トロロか、カツ丼か。カツ丼かトロロか!!だ!!」
妻よ。
トロロもカツ丼も食べるつもりで、
「両方食べたら?」
って言ってほしいのだろうがそうはいかない。
妻を太らせて喜ぶ夫など…、
まぁ世の中にいないことはないかもしれないが。
結局、妻の迷いは歩き始めてからもずっと続いていた。
湖面に映る緑、湖面の色の変化、鳶の鳴き声…。
ルート上で五感を刺激する様々な変化があっても、
妻の口から漏れ聞こえるのは
「トンカツ、トロロ、暑い」
だけなのであった。
「トンカツ、トロロ、暑い」を念仏のように唱えつつ歩き続け、この日の昼処「島勝」に到着し、妻もさぞ狂喜乱舞してると思いきや様子がおかしい。
念仏の唱え過ぎで解脱でもしたのかと思ったら、
妻「タイツがキツくてお腹がすいてない…」
…。
妻よ、タイツがキツいのもあるかもしれないが、原因はそうではないのではなかろうか。
あれだけ絶メシを楽しみにしておきながら、
貴女はなぜ朝ごはんをガッツリ食べたのだ…。
結果、妻が頼んだトロロ定食は、私がお手伝いすることになったのだが、しっかり息子にカツ丼を頼ませ、そのカツをつまみ食うところあたり、食欲権現の面目躍如といったところか。
しかし、再び歩き始めるとちょうど良い腹ごなしとなったようで、
妻「次は丹波山で、鹿バーガーだな!!鹿!鹿!」
まるで「にっぽん昔ばなし」の鬼が
「子どもを食ってやる!!」
と喚きながら歩くかの如く、この辺りの鹿も真っ青の「鹿食ってやる宣言」を発しつつ、歩くこと数時間。
この日のゴール「道の駅たばやま」に到着。
多摩川に足をつけクールダウンさせ、ソフトクリームを食べたり、お土産を見たりしていたところ、妻が怪訝そうな顔で私に尋ねる。
妻「おい、どうしてこの道の駅、鬼滅押しなんだ!?」
私「主人公の炭治郎が雲取で修行したからだと思います」
妻「なるほど、そうだったっけ!!たしか、炭治郎のフルネームは『丹波炭治郎』だったもんな!!だからバスの中で『ヨネ子』の声が流れるのか!!納得納得!!」
…。
妻よ、鬼滅の刃の主人公の名前は「竈門炭治郎」で、妹さんは「禰?豆子」だよ…。
2回も映画を観に行ったはずなのに…。
帰りはバスで楽々。
今日歩いてきた道が走馬灯のように過ぎていった。
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