城山-鏡山 真夏の希望ヶ丘公園北稜線ルート縦走
- GPS
- 05:41
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 417m
- 下り
- 414m
コースタイム
天候 | 快晴(暑し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
辻ダム堰堤近くの城山登山口から、取り付いています。城山を経て、鏡山まで、標識が良く整備されていますので、慎重に進まれれば、大丈夫だと思います。 鏡山の東西の山頂の間から、鏡山新道に入り、奥鳴谷広場に下っています。踏み跡は、しっかりと付いています。途中からですが、シダが刈られていました。奥鳴谷広場も、笹が刈られて、綺麗になっていました。 奥鳴谷広場から、野外活動センターまで、刈り払われた山道を、GPS機器で確認しながら、抜けています。沢筋では、少し泥濘状の所があります。 今回、野外活動センターセンターから、最短距離で、公園の中央道路に出ずに、キャンプ場方向を回っています。これは、今回の山行きの失敗の部分です。結果として、直射日光の下、舗装路の上を、無駄に歩いたことになりました。全体が把握出来る、紙の地形図を携行していましたが、野外活動センターの裏に出た時に、紙の地形図で確認すべきでした。反省です。 中央道路の舗装部分は、出来るだけ避けて、すこし気温の低い、芝の部分を歩いています。アスファルト舗装部分に比して、芝生の上では、実感、かなり温度が低く、照り返しも弱いと云う感じでした。 グランドゴルフ等の受付の傍のアイスクリーム自販機で、アイスクリームを購入して頂きました。炎天下の山行きの後なので、正に、「美味い!」の、一言です。 |
写真
装備
個人装備 |
ストック
ザイル10m
カラビナ
スリング
携帯用鋸
携帯用鉈
ゴム付き軍手
雨具
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS 2台
筆記用具
携帯
予備バッテリー
時計
タオル
麦わら帽子
|
---|---|
備考 | 持って行って良かった物は、麦わら帽子です。縁が広く、かなり直射日光を遮ってくれました。 |
感想
今回は、真夏の炎天下での山行きのガイドの仕事でした。最も警戒していた熱中症に対しては、細かく停止して休止、水分補給を行い、体内状態の回復を図り、限界を越えない様に、留意していました。
コース選択では、大部分、上方に、木の枝が被さっていて、風の良く通る希望ヶ丘公園の北稜線ルートを選びました。
ある程度の避けられない、直射日光に対しては、縁の広い麦わら帽子を用意し、濡れタオルを巻いた上に、被っています。頭部への真夏の日光の直撃は、危険です。また、芝生の上では、芝に依る水分蒸発と、吹き抜ける風で、体感温度は、かなり低く感じていました。
真夏の低山への山行きは、危険ですが、十分に準備し、対策を立てて行えば、安全に行えると考えています。水分、日除け、休憩等、様々な要素を検証したうえで、行う必要があると考えています。
最後に、熱中症対策として、塩分(食塩:NaCl)摂取が、良く推奨されていますが、医学的に考えて、かなり大きい疑問があります。【熱中症の前段状態】 或いは、【熱中症発症状態】の毛細血管の内部の塩分(食塩:NaCl)濃度を急激に上昇させる事は、毛細血管の内壁細胞を傷付け、腎臓等の臓器の損傷に結び付く可能性があります。また、却って、熱中症の症状を悪化させる可能性があると思います。
熱中症を発症した場合、水分を多く摂取し、日陰の風通しの良い場所で、上半身位は、裸になり、濡れタオル等を掛け、脈拍が安定し、気分も清明になる迄、動かずに、回復を待つ事です。
意識が無くなっている場合は、身体を冷やしながら、【緊急通報】を行い、医療機関への搬送が必要になると思います。
これから、本格的に、夏季の登山シーズンに入りますので、この点について、一考をされる事をお勧めします。(2021/07/24 08:39 最後の熱中症対策の段の加筆・修正を行っています。)
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