三方岩岳から野谷荘司山へピストン山行

2021年07月23日(金) [日帰り]

• GPS: 03:58
• 距離: 7.4km
• 登り: 641m
• 下り: 628m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:30
• 休憩: 0:22
• 合計: 3:52

9:00 三方岩駐車場
9:32 9:37 三方岩岳展望台
9:48 9:48 三方岩岳
10:45 10:45 鶴平新道分岐
11:00 11:15 野谷荘司山
11:29 11:29 鶴平新道分岐
12:15 12:15 三方岩岳
12:25 12:25 三方岩岳展望台
12:50 12:52 三方岩駐車場
12:52 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

白山ホワイトロード内にある「三方岩駐車場」を利用。駐車場にトイレあり。登山届ポストも登山口にあり。有料道路内のため軽自動車で1400円、普通車で1700円かかる。

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にない

写真

駐車場から道路を横断して登山口へ。トンネルから出てくる車に注意。

観光客が気軽に立ち入れるようにガチガチに整備された登山道…というか遊歩道。

もともと標高が高い場所からのスタートなのですぐに展望が開ける。

樹林帯を抜けると特徴的な地形が目に入る。あれが三方岩岳かな？

それなりに急な登り坂だったが40分ほどで三方岩岳山頂に到着だ。

以外に大勢人がいて、順番待ちで記念撮影。観光地の展望台みたいな扱いのようだ。

なかなか良い眺め。

お手軽300名山ということで、一応目的は達成した。このまま帰ってしまってもいいのだが、あまりに物足りない。

そこでもう少し先まで進んでみることにした。

この道ははるか白山まで続いている。その一端に触れてみようという感じ。

遠目にはなだらかそうに見えるが、小さなアップダウンが続く。その度に樹林帯に沈んだり頭を出したりという繰り返しになる。

ふと振り返ると三方岩岳が要塞のような独特の景観を見せていた。この景色は三方岩岳の山頂で引き返してしまっては見られない。

冬の豪雪の影響か近年の多雨のせいか、路肩が怪しい場所が何ヶ所かある。

普通に歩いていればまず落ちないとは思うが、万が一滑落したらヤバそうではある。

谷あいに集落が見える。あれはもしや白川郷かな？

ずーーーむ！
白川郷を確認！

東から伸びてくる支尾根にぶつかると分岐がある。西方向へ進むのが縦走路。

あの頂が野谷荘司山かな。

視界が開けて驚いた。ずいぶんと派手に山肌が崩落している。生々しい崩壊痕が痛々しい。

尾根を登りつめていくと道は下りに転じる。あれ？山頂は？

灌木に埋もれるようにして山頂標があった。危ない危ない、見落とすところだった。

山頂からの眺めはほぼ南東方向に限られるが、鳩谷ダムと庄川の流れが谷間を縫って続いていくのが見える。なかなか良い景色。

満足したので帰路に就く。おっと、いつの間にか三方岩岳があんな遠くに。お気楽ハイキングのつもりだったけど、結構歩いてきたんだな。

帰路では往路で気が付かなかった「馬狩荘司山」という山名標を発見。地形図などではこの名前は見つからないが1704mピークのことかな。

さらに往路で気が付かなかった三方岩岳山頂のプレートを発見。

あれ？　でも朝に記念写真を撮ったのとは違う場所なんだが…。改めて地図を確認すると本当の山頂はこっちのようだ。記念撮影したのはあくまでも展望台。あぶねー、あそこで帰ってたら山頂踏まなかったってことだよね。

真の山頂も踏めたので下山する。

駐車場が見えてきた。

無事下山。お疲れさまでした！

本日見かけた花。
ササユリ。

ママコナ。

アザミ。

感想

ちゃってぃ

前日、白山で体力を消耗したのでこの日はさっくりと三方岩岳へ。
暑い中なので標高が高い場所からスタートできるのもこのコースの魅力。
さすがに駐車場から三方岩岳まででは2時間もかからずに終わってしまうので野谷荘司山まで足を延ばした。終始開放的な登山道は快適で散歩気分…は言い過ぎかもしれないがお気楽ハイキングができて楽しかった。
途中で関西在住のヤマ友さんとばったり出会ったのが最大のサプライズ。お互いの地元でもないし、比較的マイナーな山なのに偶然出会うなんて…。日本は狭いなぁ。いや、登山界隈がせまいのか？（笑