丹波川本流
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ネオプレーンをまとっても、寒い。 0.5mmライトネオプレン 2.5mmネオプレンベスト ビッグウェイブ 下は通常沢服 他のメンバーは、サーフィン春用着用 水が濁る、雨降りのときは、流れが急で水量が多い。(当たり前ですが) |
写真
感想
今回は、
初心者のパープル姫を無事遡行させるため、5レンジャー集結!
ブラック・・・リーダー
ブルー(私)・・・サブL
イエロー・・・オペレイティブ
レッド・・・ボルダラー
ピンク・・・クライマー
出発の段階で、雨がしとしと降っており、ルート変更を検討したが、
一之瀬川本流よりは易しめらしいこと、今年は例年より水量が少ないことから、決行となった。
三条新橋を越え、車を駐車。
ブラックが用意したサーフィンスーツに私以外のメンバーは身を包む。
私もモンベル3点セットを着用。
この時点では、暑いくらいだった。
いざ出発!
ゲートを通過し、下り、すぐに入渓。
水が濁っている。
とりあえず、行けるところまで行こうという判断で、遡行開始。
ゴーロ帯をすぎると、水流があらわになってくる。
準備運動と思い、わざと水流に逆らう感じで真ん中を行く。
パープルがついてきたが、途中で流されそうになる。
一旦戻って、パープルを流されないように掴むが、パープル体勢を立て直すことができない。
続いて、ピンクが助けにきて、パープルをファイトーイッパーツで、安全地帯まで連れて行く。
流されても大事には至らないところだったので、危険度は小さいが、パープルが無事でなにより。
さて、最初のコルジュ。
木がかかっているところは、ブラックが泳いで突破。
泳げないピンクとパープルをサポート。
お次〜。
もの凄い勢いで、とても泳いで突破できる感じはなし。
左側を巻いていく。
上から見ると、落ちたらかなり危険そう。
そのカマの滝の落ち口の上部を、胸までつかりながら、左岸へ渡らなければならない。
水流がわからないので、
一旦ザックを落としてみて安全かどうか確かめる。
ザッバーン・・・
渦に巻き込まれて上がってこれなくなることはなそうだったが、凄い勢いで左岸まで流されていった。
とりあえず、ハーケンで支点をとり、私がブラックを確保。
ブラックに左岸まで渡ってもらう。胸まで浸かっていたが、それほど水の流れはキツそうではなかった。
無事にたどり着き、ハーケン2箇所で支点をとり、ロープをフィックス。
パープルには、念のためロープ確保をつけ、渡渉してもらう。
他のメンバーも無事、渡渉。
その間、ブラックには先を見てもらう。
私は、先に進めなかったときのために、まだ上にいて退路を確保していた。
ブラックにイエローが追いかけていき、状況判断を仰ぎ、GOサインの合図。
ハーケンを回収して、後に続く。
左岸を困難なくへつりぎみに行けた。
手取淵〜。
んー、確かに泳げそうにはない。
左岸をへつる。
ブラックがボールナッツ、ハーケン2箇所、カム2箇所で支点をとり、突破。
イエロー、レッドが続く。
そして、パープル、ピンク。
2つ目の残置があるあたりで、パープルが足を滑らして、水流へ。
流れの真ん中で、ぶら下がる?感じになった。
すぐさま、私はフィクスの末端をひく。
イエロー、ピンクも助けへ。
ピンクがまたしてもパープルをファイトーイッパーツで引き上げる。
とりあえず、水から脱出し、支点でセルフをとり休憩。
一同、胸を撫で下ろす。。。
こういうところのへつりのフィックスは、ピンピンに張っていないと危険だということを学習。
パープルが落ち着いたところで、みんなでサポートして、突破。
私は殿で、回収しながら、へつったが、スタンスがないところはもの凄い水流で足を払われるので大変だった。
残置2箇所は、ありがたかった。
本日の核心を越えたところで、一同昼食〜。
イエローとブラック以外は、寒いと言っていた。
モンベル3点グッツを纏っても、私は寒かった。。。
でもまあ、手取淵が越えられたから、後はもう大丈夫でしょうとみんなで話し合っていたが・・・
本日の核心、後になって登場〜。
丸山入道淵!
ブラックが右岸を泳いで行くが、そのまま泳げず、一旦左岸へ。
左岸から、少し流れ戻される感じで右岸へ行くが、そこから動けず。。。
撤退。
続く、イエロー、レッドも・・・
一同に緊張が走る。
この時点で16:15を回っていた。
ここを突破できないことにはっ・・・・・・
また!?
いや、必ず突破するゾー!
気合を入れて、いざスイム。
ブラックたちがとったルートのように、一旦左岸へ。
ガバを掴んで呼吸を整え、右岸へ。
お玉の玉の部分の少し手前に着けたが、そこからホールドがなく先へ進めず。
逆さのオサル状態になり、このままではダメだと、意を決して、スイム。
おおおっ!
お玉の玉の部分に入れた。
その玉の部分は、流れが緩かった。
しかし、右手でガバを掴み、そのままへつりぎみに進もうとしたが、足もつかず、ホールドも見つからず・・・
やはり、また流れに逆らって泳ぐしかないっ。
しかし、もし失敗したら、振り出しに戻ってしまう・・・と思い、
右手でガバを掴み、右ひざをのせられるところに載せ、ハーケンを打つ。
3箇所目で良いリスを発見、思いっきり打ち込み、ヌンチャクをかけ、ロープを通す。
これで思い切っていける。
いざー、出発。
うおおおー、行けたぜーぃ。
昔取った杵柄か、ジャケットのおかげか、なにはともあれ、無事突破!
イエローとレッドが続き、ブラックがヌンチャクを回収して、あとの二人をロープで引く。
ハーケンは、なくなく、残置。(来年、とれたらとりに伺いまする。)
もう17時。
こんな感じなのがこの後にあったら大変だし、銚子滝がどうなっているのかわからない。
とりあえず、初心者はブラックに任せて、私とイエローでルート工作のため先を急ぐことにした。
三つのカマのうち一つは、ちょっと泳ぐのがキツイところがあったが、無事突破。
フィナーレの銚子滝!
広いカマを持ち、近づくのにも泳がねばならない。
最初に見たとき、マジか!?と思ったが、
さすがはオペレイティブ・イエロー、なんなく右側を登って、突破。
実際、簡単に登れた。
登りながら、白い波だった銚子滝を見るに・・・落ちたら、ヤバイと思った。
パープルを確保して全員突破!
記念においらん淵を覗いて、上の廃道まで。
ギリギリセーフ☆
あとは、車道歩き。
各々、今日の長い8時間を振り返りながら、駐車場へ。
パープルもちょっと危険な目にはあったが、無事に遡行終了し、5レンジャー任務完了!
みなさん、おつかれさまー。
来年も、是非☆
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