二週続けて百名山、今週は会津駒ヶ岳に登った
- GPS
- 06:10
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,057m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
- 山行
- 5:08
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:57
天候 | ・4連休は台風の影響でどうもあまり天気が良くなさそうだということで、山行当日の1週間前から天気予報を1日2回、2日前からは、3〜4回確認していた感じだ。状況は一進一退で劇的に良くなることはなく、午後から雨のリスクを孕んだまま当日が来た。当初はもっとハードな山行も選択肢に入っていたのだが、午後からの雨のリスクは、そのまま遭難リスクにつながると考え、午前中で山行を完結できる会津駒ケ岳に前日ようやく落ち着いた次第。 ・前日夜8時に高崎駅に集合、その後桧枝岐に向かう。高速道路走行中、フロントガラスを雨粒が叩く。結構な雨量だ。夜空に何度も稲妻が走るのが見えた。会津駒にも雨が降っているのだろうな、明日路面悪いだろうなとぼんやり考えていたが、いつの間にか雨は止んでいた。深夜に桧枝岐の駐車場に着くころには、空には満月に近い朧月が、浮かんでいた。これも予報通りのとの事だった。 ・当日早朝、日の出前だが空は明るい。雨は降らなそうだが、快晴ではないなということが何となく分かる空の色だった。実際、まだ早朝だというのにかなり雲の量が多いことが写真11からも見て取れる。湿度も高く、蒸し暑いのも体力を削っていくが、前夜心配した通り、やはり路面がぬれて滑ることが一番気がかりだった。登山口からすぐの急登部分と、駒の小屋から会津駒山頂までの木道部分で転倒しないようにかなり気を遣った。特に木道部分が最悪、下りは特に滑りやすい。怪我したくない一心で転ばないことを最優先にゆっくりと下った。 ・山行中の天候は、陽射しもあるし青空も顔を覗かせていたが、全体的に曇天のイメージかな。特に我々が一番眺望の良い駒の小屋や山頂付近にいる間に、ガスが濃かったこともイメージに影響しているだろう。一瞬でもカラっと晴れる場面があったら、或いは燧ケ岳だけでも見えていたら今回の山行のイメージも随分変わったものとなったのだろう。 ・山行中、何度かヒンヤリした空気を感じた。午後、俄雨があるかもしれないので、やはり中門岳にはいかないことにした。帰路につく車中、まだ桧枝岐からそう遠くない場所で、積乱雲が急成長したのか少し薄暗くなり一瞬雨粒がフロントガラスをたたいた瞬間があった。実際に会津駒でも雨が降ったかは分からないが、想定された悪いシナリオがほぼ実現し、それを事前に回避できたという意味では今回のリスク管理は成功だったと言えるだろう。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車: 最寄駅 → 高崎駅 自家用車: 高崎駅 → 滝沢登山口側駐車場 【復路】 自家用車:滝沢登山口側駐車場 → 高崎駅 電車:高崎駅 → 最寄駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【総括】 全体を通じて滑落するような難易度が高い箇所はありません。 【滝沢登山口〜ベンチ】 登山口からいきなり結構な傾斜で、段差もそこそこ大きな急登が続きます。路面は赤土がむき出しになっており、降雨後はけっこう滑ります。下りで使用する際には転倒しない様にかなり気を遣いました。眺望はほとんどなかったという認識です。 【ベンチ〜駒の小屋】 幾分傾斜も緩み、歩きやすくなる。眺望も会津駒ケ岳付近や、日光の山々が見える箇所がある。駒の小屋近くになると、小さな池塘が現れ風景が一変する。駒の小屋までは風景を楽しみながら登りとなるので、同じ登りでも滝沢登山口〜ベンチ間の登りよりは疲労を感じないかもしれない。 【駒の小屋〜会津駒ケ岳】 同区間はほとんどが木道となるが、雨後の木道は滑りやすくて最悪と言う一言に尽きる。下山時は本当に滑らないように細心の注意が必要だった。会津駒ケ岳山頂は思った以上に狭いので混雑時は落ち着かないと思われる。頂上からの眺望は、今回は天候不良により評価不能。 |
その他周辺情報 | ・登山後の入浴には、駒の湯を使用。登山口BSから国道を尾瀬方面に進むと車だとすぐ。入浴料\600。コロナ対策の為か、待合室等に椅子は設置されていなかった。露天風呂も稼働していなかった。源泉かけ流しで、泉質は良かったと記憶している。 |
写真
感想
▼前回のレコも完成していないのに、もう次の山行に行ってしまった。写真キャプションをつけ終わったので、取り急ぎUPしてしまう。
▼しかし、今回は体調もあまりよくなく、天気もパッとしなかった結果、折角の日本百名山ハイクだったのですがちょっと不完全燃焼に終わった感のある山行でした。
だから後日に加筆すべき備忘録、今時点で思いつかないんだよね。時間を置いたら何か思いつくかもしれないので、その都度書き足していこうかね。
・A隊長と半年ぶり以上の山行(済)
・退屈な風景が、劇的に変わると思って我慢したいんだけど(済)
【後日記】
■Covid19の影響で、色々生活が変わってしまいました。勿論私の山行も影響を受けていますが、一番大きく影響をうけたのは、A隊長との山行が大幅に減ってしまったことですかね。A隊長と山にご一緒するのは、昨年11月以来で、2021年に入ってからは今回が初めてです。次、A隊長と山に行けるのがいつになるかはわかりませんが、今回百名山である会津駒ケ岳に登れたのは良かったなと思います。いつ、元の生活を取り戻せるか分かりませんが、きっとまた、憂いなく山に行ける日が来ると思いますので、その時はまたよろしくお願いいたします。
■山の上に湿原がある風景が好きです。苗場山や尾瀬のアヤメ平で体験してから、そういった山には外れなしとの思いを抱いていました。今回の会津駒ケ岳も、頂上付近に湿原が広がっている山であるので、そこでの風景を期待していました。そこでの風景があるからこそ、序盤の急登で退屈な風景が続く山登りを、湿度が高くてもなんとか辛抱して続けることが出来ました。きっとこのつまらない風景が一転するポイントが来る。そう、まるで芋虫が美しいアゲハ蝶に変態するかのようにと。で、そういったポイントがありました。写真18がその地点かな?でもね、ちょっと思っていたのと違ったかな。確かに蝶に変態しましたよ。でもね、アゲハ蝶ではなかったかな。蝶は蝶でも、アゲハではなくモンシロチョウくらいかなあってのが正直な感想だった。期待が大きすぎたのかもしれない。曇天で光量が足りない風景が、私の膨らみすぎた期待には耐えられなかったのだと思う。湿度が高かったことも悪影響しただろう。足場が悪かったことも私のテンションを下げたことは否めない。せめて燧ケ岳だけでも見えてくれていたら、もう少し違った印象を持つことが出来たのですが。中門岳まで足を伸ばさなかったしね。色々悔いは残る。だからもう一度再チャレンジしなければならない山かなと思っています。
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