記録ID: 3387147
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沢登り
奥秩父
薄川《ﾘｮｳｶﾐｳﾛｳﾛ》
2021年07月25日(日) [日帰り]
モンブラン
すーさん
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:29
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 641m
- 下り
- 643m
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日帰り
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 7:29
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
薄川の遡行をベースに釣りをしたり、探検したりしたレコです。 ○薄川 見どころ：腰越の滝 ○古道 崩落箇所があります。ハイキングコースではないので安易な入山は危険です。 |
写真
参光明龍大神高さ105、幅47、厚さ11cmを測ります。背面下部には「昭和三十一年十月吉日」「先達 渡辺ひさ」「御供養之 白石房女」「寄進 河野惣太郎」「石工 いせや」とあります。水の流れを表し、その中央に宝珠を配しています。龍神を意識した意匠です。
12
7/25 8:55
参光明龍大神
高さ105、幅47、厚さ11cmを測ります。背面下部には「昭和三十一年十月吉日」「先達 渡辺ひさ」「御供養之 白石房女」「寄進 河野惣太郎」「石工 いせや」とあります。水の流れを表し、その中央に宝珠を配しています。龍神を意識した意匠です。
高さ105、幅47、厚さ11cmを測ります。背面下部には「昭和三十一年十月吉日」「先達 渡辺ひさ」「御供養之 白石房女」「寄進 河野惣太郎」「石工 いせや」とあります。水の流れを表し、その中央に宝珠を配しています。龍神を意識した意匠です。
左岸巻道は九十九折の踏み跡にトラロープが設置されていました。
s)お助けロープ、助かりました。
s)お助けロープ、助かりました。
腰越の滝左岸頂部に祀られた不動明王前から探していて、ようやく見つけた石造物です。立派な石組とモミの巨木もありました。
s)作りも繊細でしたね。
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7/25 9:09
腰越の滝左岸頂部に祀られた不動明王
前から探していて、ようやく見つけた石造物です。立派な石組とモミの巨木もありました。
s)作りも繊細でしたね。
前から探していて、ようやく見つけた石造物です。立派な石組とモミの巨木もありました。
s)作りも繊細でしたね。
腰越の滝 不動明王高さ55、幅31、厚さ22cmを測り、小振りながらも精緻な作りです。両神山中においては、他に類例のない珍しいモノかと思います。
台石は、高さ15、幅35、奥行28cmを測ります。残念ながら銘文はありませんでした。
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7/25 9:10
腰越の滝 不動明王
高さ55、幅31、厚さ22cmを測り、小振りながらも精緻な作りです。両神山中においては、他に類例のない珍しいモノかと思います。
台石は、高さ15、幅35、奥行28cmを測ります。残念ながら銘文はありませんでした。
高さ55、幅31、厚さ22cmを測り、小振りながらも精緻な作りです。両神山中においては、他に類例のない珍しいモノかと思います。
台石は、高さ15、幅35、奥行28cmを測ります。残念ながら銘文はありませんでした。
トラロープの下り割と急な斜度、コレ八丁尾根の鎖より危険度高いんじゃ…設置したであろう釣師、凄い執念ですね。
s)このエリアの釣り人はエグい道がお好きな様で(笑)
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7/25 9:35
トラロープの下り
割と急な斜度、コレ八丁尾根の鎖より危険度高いんじゃ…設置したであろう釣師、凄い執念ですね。
s)このエリアの釣り人はエグい道がお好きな様で(笑)
割と急な斜度、コレ八丁尾根の鎖より危険度高いんじゃ…設置したであろう釣師、凄い執念ですね。
s)このエリアの釣り人はエグい道がお好きな様で(笑)
腰越の滝ゴルジュを巻き終え、釣行の開始です。今日はスゴ腕釣師のsさんが全てやってくれるという、大名釣行となりました。
s)沢&釣り、夢のコラボでしたね。
10
7/25 9:51
腰越の滝ゴルジュを巻き終え、釣行の開始です。
今日はスゴ腕釣師のsさんが全てやってくれるという、大名釣行となりました。
s)沢&釣り、夢のコラボでしたね。
今日はスゴ腕釣師のsさんが全てやってくれるという、大名釣行となりました。
s)沢&釣り、夢のコラボでしたね。
「こういうところに棲んでるんだよー」と教えてくれました。
s)ヨダレの出そうな好ポイントです。
s)ヨダレの出そうな好ポイントです。
CS小滝
ここ、ヒットしてましたね。
s) mさんに初のバイト！ 次回はゲットしてください。
ここ、ヒットしてましたね。
s) mさんに初のバイト！ 次回はゲットしてください。
水の石
巨石の上に落ちた水流が絶妙なバランスで広がっています。
巨石の上に落ちた水流が絶妙なバランスで広がっています。
小滝を登るsさん
ここはいい練習場でした。
s)初の登攀、シャバシャバでした。
ここはいい練習場でした。
s)初の登攀、シャバシャバでした。
左岸の炭焼き窯跡ほぼ完全体の炭焼き窯で、おそらく両神山中においては最高の保存状態です。ドーム状の内面及び天井はしっかり残っており、石積みの技術力の高さが窺えます。
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7/25 12:32
左岸の炭焼き窯跡
ほぼ完全体の炭焼き窯で、おそらく両神山中においては最高の保存状態です。ドーム状の内面及び天井はしっかり残っており、石積みの技術力の高さが窺えます。
ほぼ完全体の炭焼き窯で、おそらく両神山中においては最高の保存状態です。ドーム状の内面及び天井はしっかり残っており、石積みの技術力の高さが窺えます。
会所の釜にダイブするsさん散策していた子どもらが羨ましそうに見ていましたね。良い子はマネしてはいけません。
s)いつの間に(笑) 見た目以上に水深ありました。気持ち良かった〜〜
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7/25 22:02
会所の釜にダイブするsさん
散策していた子どもらが羨ましそうに見ていましたね。良い子はマネしてはいけません。
s)いつの間に(笑) 見た目以上に水深ありました。気持ち良かった〜〜
散策していた子どもらが羨ましそうに見ていましたね。良い子はマネしてはいけません。
s)いつの間に(笑) 見た目以上に水深ありました。気持ち良かった〜〜
会所で拾ったコバルトブルーの美しい小瓶(完形品)これは某ユーザーさんが好きなやつですね。本日の記念にsさんにプレゼントしました。
s)不思議な小瓶、神薬と記載されてましたね。
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7/25 13:07
会所で拾ったコバルトブルーの美しい小瓶(完形品)
これは某ユーザーさんが好きなやつですね。本日の記念にsさんにプレゼントしました。
s)不思議な小瓶、神薬と記載されてましたね。
これは某ユーザーさんが好きなやつですね。本日の記念にsさんにプレゼントしました。
s)不思議な小瓶、神薬と記載されてましたね。
会所で小休止し、下山は古道の踏査へ。会所、通説では清滝沢と七滝沢の合流点が名前の由来とされていますが、表参道と薄川の古道が接続する所なのかも？
6
7/25 13:30
会所で小休止し、下山は古道の踏査へ。
会所、通説では清滝沢と七滝沢の合流点が名前の由来とされていますが、表参道と薄川の古道が接続する所なのかも？
会所、通説では清滝沢と七滝沢の合流点が名前の由来とされていますが、表参道と薄川の古道が接続する所なのかも？
左岸の古道を歩くsさん
石垣などもあり立派なトラバース道ですが、崩落箇所や落ちたら大怪我するようなところもありました。
石垣などもあり立派なトラバース道ですが、崩落箇所や落ちたら大怪我するようなところもありました。
倉沢出合にも橋脚跡があります。
s)今現在は獣のトレースのみでしたね。
s)今現在は獣のトレースのみでしたね。
しばらく進むと、ノーマークだった隧道を発見しました。
s)これにはびっくり！
s)これにはびっくり！
崩落箇所大崩落して岩が露出してしまっているので大きく上に巻きましたが、さらに上にも謎の道がありました。
s)ここは危険でしたね。巻いて正解でした。
8
7/25 13:52
崩落箇所
大崩落して岩が露出してしまっているので大きく上に巻きましたが、さらに上にも謎の道がありました。
s)ここは危険でしたね。巻いて正解でした。
大崩落して岩が露出してしまっているので大きく上に巻きましたが、さらに上にも謎の道がありました。
s)ここは危険でしたね。巻いて正解でした。
腰越の滝右岸の隧道
ここは半分土砂で埋まっているので、侵入が大変。
ここは半分土砂で埋まっているので、侵入が大変。
馬頭観世音昭和二十一年とあります。想像を逞しくすると旧道は馬ゾリなどを使って、材木や炭を運搬していた仕事道だったと考えています。
12
7/25 14:16
馬頭観世音
昭和二十一年とあります。想像を逞しくすると旧道は馬ゾリなどを使って、材木や炭を運搬していた仕事道だったと考えています。
昭和二十一年とあります。想像を逞しくすると旧道は馬ゾリなどを使って、材木や炭を運搬していた仕事道だったと考えています。
探索を終え再び釣りモードへ
s)かなり集中しましたが… お土産ゲット出来ず申し訳ないです。
s)かなり集中しましたが… お土産ゲット出来ず申し訳ないです。
感想
前日のクールダウンと両神山の宿題を兼ねた、軽めの探検へ。本日の目標は1.未見の不動明王探索、2.会所までの遡行、3.薄川古道の踏査、4.薄川のぬし釣り、の四点でした。
不動明王の発見はもちろんですが、橋脚跡、隧道、炭焼き窯跡…両神山薄川を巡る生業の遺跡を新たに発見でき、ショートコースながらも大満足の探検となりました。
しかし、スゴ腕釣師のsさんをもってしても坊主とは…やはり山魚の警戒心は凄いのですね。勉強になりました。
マニアな計画にも関わらずご同行いただき、釣りの段取りまでして頂いたsさんに改めて感謝です。楽しい一日をありがとうございました。
本日はお誘い頂きありがとうございました。
釣りと沢登りのコラボ、贅沢な時間を満喫出来ました。 釣りの方は散々でしたが、次回はじっくり攻めれば結果も出るでしょう。
また、沢登りは軽めのルートとの事でしたが雰囲気も感じ取れ、これも次回楽しみになりました。的確な指導等ありがとうございました。
古道の探検も私的には興味津々で、過去の土着民の生活感を垣間見る貴重な時間でした。
是非、次回もこの様な時間共有出来たらと思いました。楽しかったです(^^)
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bpMiiii さん
montblanc55さん
こんにちは！
この沢は、以前から「今昔マップ」でチェックしていたボトルディギングポイントでした。
やはり神薬がありましたか
しかも、文字がちょっと珍しい感じで垂涎ものです。
昔は、収集車・清掃車なんぞ存在しなかった時代だけに、集落跡地などには、こういった宝物（ゴミ）が多く眠っているのですが、素晴らしい情報です。
あ、古瓶が素敵すぎて、ついついコメントしちゃいました
出来れば、近いうちに僕も散策してみたいと思いました。
お疲れ様でした。
バイさんの過去レコ『利根町根利』拝見させていただき、記憶に残っておりまして。なるほど、旧字「�談堯廚離┘鵐櫂垢歪舛靴い里任垢諭�
会所、旧道と参道の交差点という仮説を立てるとそれなりの人の往来があったことが窺えます。さらに想像を逞しくすると、石積みを築いた石工、材木や炭を運び出した山師、はたまた登拝に向かう信者たちの気付け薬…両神の歴史に思いを馳せるとドキドキしてきます。もはや遺物(考古資料)ですね。
おかげさまで、また一つ両神の歴史を紐解くことができました。探索の際には是非お声かけ下さい。ありがとうございました。
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