災害レポ・阿東町十種ヶ峰

2013年08月28日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 5.8km
• 登り: 629m
• 下り: 630m

コースタイム

8：00神角登山口

10：35十種ヶ峰

12：00神角登山口

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

ヤマシャクヤク登山道は土石流の甚大な被害を確認しました。
神角ルートも取り付きの砂防ダムが土石流で埋まり登山道が寸断。5合目の林道下の植林帯の登山道も土砂が流れルート不明瞭。林道上部は被害はなさそうでした。

写真

8/28 7:16

動物防除柵のゲートから土石流が溢れだしてます。

8/28 8:28

林道終点から伏流水の沢だったが土石流で底が磨かれ固い沢床になっていた。
両岸とも削り取られ登山道は消滅しています。沢身の水流を浴びながら水際を登る。もう沢登りです。

8/28 8:52

ふと後ろから熊鈴の音が聞こえた！なんと誰か沢を登ってくるではありませんか(^_^;)もはや、まともな道もないこの沢で人に会うなんて！
私がこの沢に入るのが見えたので必死で後をついてきたようです

8/28 8:51

この広島から来られたという方にこの先のルートを教え先に行ってもらいます。話を聞けばなんと今日初めて来たとのことで、十種ヶ峰が中国50名山のガイドブックに載っていたからと言ってます。はあ〜この状況を解かってないの(^_^;)

8/28 9:01

沢が二股に分かれるところ。これは酷い

8/28 9:08

だけど沢身から離れたブナ群落は無事です

8/28 9:18

(^^)

8/28 9:30

先に行かれた広島の方が山頂に突き上げる急峻な沢を登って行くのが見えた((+_+))大声で「そっちは違いま〜す。危ないので戻ってくださーい」
「危ないですよ〜」と何度も叫ぶが聞こえないのか上に登って行った。もう勝手にしろって思いました。だけどとても危険なので叫びながら戻ってくるのを待ってました。しばらくすると沢の奥から返事が聞こえズルズルと滑り落ちるように戻って来られました。もう泥まみれですがほっとしました。その後、落ち着いてもらって正しいルートに取り付かせます。今日ここで自分に会っていなければ遭難していたねありがとうと云われた。

8/28 9:46

その上の二股から上部は無事でした(^o^)丿
このあたりがシャクヤク群落の核心部ですが
本当によかったここは無傷だった。
しかしここに辿り着くのはとても困難な状況になってます。

8/28 9:54

原生林もそのままです。

8/28 11:07

山頂でいろいろと登った全国の山のお話を聞きました。なんと8月はこれを含めて13ピーク目とのことです。先週は車で木曽御岳に行かれたそうです。この十種ヶ峰山頂の展望の素晴らしさにも感動されているようでした。これから神角ルートを下ると言われるのでルートの大まかな行程を教えるとさっさと降りて行かれました。今日は何事もなかったかのように・・・

8/28 11:16

8/28 11:31

私も神角ルートを下ります。こちらはどうなっているでしょうか

8/28 11:40

中腹の林道から下の植林帯は土砂が流れ込みルートが不明瞭になってます。さらに登山口取り付きにある砂防ダムも土石流に埋まり登山道が寸断されてます。神角ルートは歩いたことがある方であればなんとか行けると思います。

8/28 12:22

神角地区に到着。なんとも平穏に見えますが水害の日はさぞかし恐ろしい思いをされたことでしょう

8/28 12:24

8/28 12:35

神社で地元の方に無事下山のお礼と登山道と植生のダメージを報告しておきました。

8/28 13:23

呑みこむんかい

8/28 14:52

「ポンム・スフレ」でランチ(^^)
ここはお勧めの絶品イタリアンです
ランチタイムは14：00まで

場所は上の地図を津和野までドラッグしてみてください

8/28 15:02

津和野は
（津和野カトリック教会）

8/28 13:49

素敵な観光地なのに

観光客少ないぞ

津和野の街を観光して美味しいもの食べて源氏巻き買おうね(^o^)丿

一見、街中は水害の被害はなかったかのように見えるが

撮影機器：

PowerShot SX30 IS CANON