ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3389266
全員に公開
沢登り
近畿

紀伊 黒蔵谷遡行 高山谷下降

2021年07月22日(木) 〜 2021年07月24日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
33:45
距離
27.2km
登り
2,607m
下り
2,627m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:40
休憩
0:10
合計
10:50
距離 9.7km 登り 1,002m 下り 706m
6:40
500
スタート地点
15:00
15:10
140
カンタロウ滝
17:30
宿泊地
2日目
山行
14:37
休憩
0:00
合計
14:37
距離 8.9km 登り 955m 下り 1,043m
6:25
300
宿泊地
11:25
6:25
577
16:02
宿泊地
3日目
山行
3:50
休憩
4:00
合計
7:50
距離 8.6km 登り 672m 下り 883m
6:50
0
宿泊地
6:50
10:50
0
八丁コジカ
10:50
230
アンダーガバの滝
14:40
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
気合の入った朝
2021年07月22日 06:46撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 6:46
気合の入った朝
魚止めの滝右岸へ泳いで取り付く
2021年07月22日 07:14撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 7:14
魚止めの滝右岸へ泳いで取り付く
魚止めの滝右岸登攀はガバガバだけどヌメヌメ
2021年07月22日 07:42撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 7:42
魚止めの滝右岸登攀はガバガバだけどヌメヌメ
ここはロープを使って、荷揚げと同時進行で
2021年07月22日 07:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/22 7:44
ここはロープを使って、荷揚げと同時進行で
10分ちょいで完了。なかなか良いペース
2021年07月22日 07:51撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 7:51
10分ちょいで完了。なかなか良いペース

廊下をゆく
そして泳ぐ、そして流れが強い。
時間短縮のためノーロープ
2021年07月22日 08:15撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 8:15

廊下をゆく
そして泳ぐ、そして流れが強い。
時間短縮のためノーロープ
一瞬の光
2021年07月22日 08:58撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 8:58
一瞬の光
殆ど泳ぎ
2021年07月22日 09:28撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 9:28
殆ど泳ぎ
狭まるとこの推量。圧が
2021年07月22日 10:22撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 10:22
狭まるとこの推量。圧が
左の滝を巻く為、廊下の奥からまっすぐ泳いで正面の壁に這い上がる
2021年07月22日 11:25撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 11:25
左の滝を巻く為、廊下の奥からまっすぐ泳いで正面の壁に這い上がる
このルートの途中に木の枝と見間違う程、年季の入ったロープあり。ここはこのルートしかないと思われる
2021年07月22日 11:39撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 11:39
このルートの途中に木の枝と見間違う程、年季の入ったロープあり。ここはこのルートしかないと思われる
アンダーガバの滝。
アンダーガバって事を忘れて煽り足で浮力を作り、斜面上のクラックに手をかけて足を使った。
が、そこからがヌメ地獄
の前に荷揚げ。
斜面に上がった所から荷物を全部斜面へ引き上げた。あとは上のメンバーへお任せ
2021年07月22日 12:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/22 12:22
アンダーガバの滝。
アンダーガバって事を忘れて煽り足で浮力を作り、斜面上のクラックに手をかけて足を使った。
が、そこからがヌメ地獄
の前に荷揚げ。
斜面に上がった所から荷物を全部斜面へ引き上げた。あとは上のメンバーへお任せ
泳いで滝の前まで、滝の目の前を泳いでトラバース
2021年07月22日 13:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 13:26
泳いで滝の前まで、滝の目の前を泳いでトラバース
左岸からアプローチ。
ここも空荷で
2021年07月22日 13:39撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 13:39
左岸からアプローチ。
ここも空荷で
2021年07月22日 14:25撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 14:25
カンタロウ滝の前衛
右岸からの巻き
2021年07月22日 14:38撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 14:38
カンタロウ滝の前衛
右岸からの巻き
明瞭な踏み後に導かれてく
2021年07月22日 14:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/22 14:47
明瞭な踏み後に導かれてく
カンタロウの前に降り立つ。
この時点で8人一緒の行動。
みなで一緒のルートを巻くため、一番緩やかな左岸側の尾根を上がる事に
2021年07月22日 15:04撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 15:04
カンタロウの前に降り立つ。
この時点で8人一緒の行動。
みなで一緒のルートを巻くため、一番緩やかな左岸側の尾根を上がる事に
はじめは緩やかで踏み後も
岩が出てきたため左を選択し高度を上げると踏み後へ
カンタロウへトラバース。
2021年07月22日 15:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/22 15:21
はじめは緩やかで踏み後も
岩が出てきたため左を選択し高度を上げると踏み後へ
カンタロウへトラバース。
落ち口へは少しだけ懸垂
8名で1時間。初日の重要ポイントとしていたカンタロウの巻きを1時間で終えたのは上出来。
気持ち的には勝確。
2021年07月22日 16:21撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 16:21
落ち口へは少しだけ懸垂
8名で1時間。初日の重要ポイントとしていたカンタロウの巻きを1時間で終えたのは上出来。
気持ち的には勝確。
廊下の奥に壁。
michiさんがザックをお散歩状態にして壁にあがる
どう見ても足場は無い。
ヌルヌル壁を壁上り。水面で束子作業推奨
2021年07月22日 16:32撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/22 16:32
廊下の奥に壁。
michiさんがザックをお散歩状態にして壁にあがる
どう見ても足場は無い。
ヌルヌル壁を壁上り。水面で束子作業推奨
壁の向こうから滝身へ出る所がヌメリで怖い。
束子で磨いてハイステップ。
スメアで体を持ち上げれば、美しく磨かれた岩肌の滝身へ
水際をフリクションで上がって、myPは右岸へトラバース。
これがぬめり地獄ゆえロープが来たw
壁の向こうから滝身へ出る所がヌメリで怖い。
束子で磨いてハイステップ。
スメアで体を持ち上げれば、美しく磨かれた岩肌の滝身へ
水際をフリクションで上がって、myPは右岸へトラバース。
これがぬめり地獄ゆえロープが来たw
後続チームは早々とロープを出して安全優先で
滝身を上まで完登。
フリクションで登ったほうが確実。
2021年07月22日 17:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/22 17:47
後続チームは早々とロープを出して安全優先で
滝身を上まで完登。
フリクションで登ったほうが確実。
そして泊地に

画像はよく朝のもの
2021年07月23日 06:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 6:02
そして泊地に

画像はよく朝のもの
本日の工程は
2021年07月23日 07:19撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 7:19
本日の工程は
2021年07月23日 07:53撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 7:53
2021年07月23日 08:00撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 8:00
2021年07月23日 09:07撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 9:07
2021年07月23日 09:12撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 9:12
2021年07月23日 10:05撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 10:05
2021年07月23日 11:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 11:26
2021年07月23日 11:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 11:26
2021年07月23日 11:29撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 11:29
2021年07月23日 12:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/23 12:50
2021年07月23日 13:07撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 13:07
2021年07月23日 15:34撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 15:34
今夜は御二階付きウォーターフロントの極上物件。
時間に余裕があるって最高
2021年07月23日 17:39撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/23 17:39
今夜は御二階付きウォーターフロントの極上物件。
時間に余裕があるって最高
庭はひろい焚き火スペースw
2021年07月23日 18:10撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 18:10
庭はひろい焚き火スペースw
料理長の腕も鳴る
ブロックベーコンとあら引きウインナー&野菜たっぷりのカレースープ。
2021年07月23日 19:05撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/23 19:05
料理長の腕も鳴る
ブロックベーコンとあら引きウインナー&野菜たっぷりのカレースープ。
2021年07月24日 07:03撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 7:03
ただヒタスラ下る。
2021年07月24日 07:33撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 7:33
ただヒタスラ下る。
2021年07月24日 07:47撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 7:47
滝の巻き
2021年07月24日 07:58撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 7:58
滝の巻き
2021年07月24日 08:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/24 8:09
P分けしてるとはやいね
2021年07月24日 08:19撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 8:19
P分けしてるとはやいね
キャニオニング
2021年07月24日 08:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 8:41
キャニオニング
冷え切った体が光に導かれる
2021年07月24日 08:47撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 8:47
冷え切った体が光に導かれる
2021年07月24日 09:17撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 9:17
八丁小鹿。岩肌の模様でそことわかる
2021年07月24日 09:31撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 9:31
八丁小鹿。岩肌の模様でそことわかる
美しさとは裏腹、ヌメリのアンダーガバの滝
2021年07月24日 10:42撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 10:42
美しさとは裏腹、ヌメリのアンダーガバの滝
意を決して滑り台やると泳ぐの少ないw
2021年07月24日 10:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 10:45
意を決して滑り台やると泳ぐの少ないw
前日 うちのPが落としたトランシーバーを後続Pの隊長が滝壺から救助!
やっぱりこのヒトは…
そもそも、滝壺探査を考える所が経験と泳力あってこそ
2021年07月24日 10:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/24 10:52
前日 うちのPが落としたトランシーバーを後続Pの隊長が滝壺から救助!
やっぱりこのヒトは…
そもそも、滝壺探査を考える所が経験と泳力あってこそ
2021年07月24日 11:07撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 11:07
最後の共同作業w
2021年07月24日 14:15撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 14:15
最後の共同作業w
魚止めの滝を懸垂で
2021年07月24日 14:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
7/24 14:19
魚止めの滝を懸垂で
泳いでー
2021年07月24日 14:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 14:26
泳いでー
無事、ぜいいん集合
2021年07月24日 14:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 14:41
無事、ぜいいん集合
3日、8名での遡行。コンプリート。
2021年07月24日 14:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7/24 14:41
3日、8名での遡行。コンプリート。
最後まで泳ぎw
2021年07月24日 14:46撮影 by  HERO7 Black, GoPro
7/24 14:46
最後まで泳ぎw

感想

今回、4人Pで2チームにわかれ8名での素行。
出会いで良くも悪くも予測していた時間。

先行するmyPはのピッチは早まる。
ロープを出さず夫々がどんどん進んでゆく。

カンタロウの巻は8名全員で左岸ルンゼを選択。ところどころ踏み跡有り。
落口上へはごぼうで下降
カンタロウを1Hで巻いたので勝確だと思ったが、そこから先が結構あった。

何処まで行くか地形と相談しながら18時をタイムリミットとして進み、後続グループがどのくらいで追いつけるかを考慮してこぢんまりした泊地で1日めを終了とした。
もう少しで一等地が有るが時間的に妥当だと判断。
フラットな所は僅かだったけど、美味しい食事に身も心も満たされて眠った。
夜中に雨が少しぱらついた。

二日目はゴルジュを抜け尾根に上がる。
ガレから尾根を目指し途中途中に踏み跡有り。
ガレを抜けたら木を掴んでのクライミング状態。で岩は触れば崩れる。
尾根に上がってしまえば登ってゆくだけ。
ピークでカロリーチャージ植林地帯を下り沢に復帰。
2日目はノンビリしたい一心で泊地を目指すw
そして広いリビングに御2階つきウォーターフロントの極上物件で野菜肉ガッツリのスープカツカレーで栄養チャージ。
心地いい焚き火時間をのんびりと過ごした。

三日目は下るだけ
そう、永遠下る。
ジャンプと泳ぎのオンパレード。
飛び込むたびに温まりかけた体の熱が一気に冷える。そして泳ぐ。寒いw
そして、ジャンプは嫌いw
アンダーガバの滝はヌメリで水際までいけない。3年は寿命が縮まったに違いないw
更には、myPが初日に落としたトランシーバーを隊長が滝壺から探し出してくる。それを待たずして、どんどん進む…なんでや

ほぼ一気に出会いまでたどり着き母なる太陽にぬくもりをもらう。

そして、ラスト魚止めの滝を懸垂で交し泳ぐ。
3日間過ごした深い山の大渓谷に別れを告げる。

このときの集合写真は思い出深いものとなる。

大先輩たちにモミに揉まれ無我夢中全力で着いていった3日間。
特に初日は増大したプレッシャの中、ギリギリのメンタルで目の前のことをこなすことでヒッシだった。
帰ってから3日間、熱でしんだくらいにw
(ビビってPCR検査行き陰性でホッとした)

そんな貴重な経験は私を確実にJump Upさせてくれた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:86人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら