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Yamareco

記録ID: 338937
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無雪期ピークハント/縦走
芦別・夕張

夕張岳 夕張コース 8月26日

2013年08月26日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:42
距離
30.3km
登り
1,600m
下り
1,623m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5:00 駐車場出発
6:00 登山道入り口
6:09 麓側 馬の背、冷水コース分岐(行きは冷水コース)
7:08 冷水の沢
7:20 前岳の沢
7:24 山頂側 馬の背、冷水コース分岐
7:48 石原平
7:58 望岳台
8:18 憩いの沢
8:28 前岳湿原入り口
8:37 男岩
8:51 がま岩
8:53 ひょうたん沼
8:59 蛇紋岩崩壊地看板
9:08 1400m湿原看板
9:14 お花畑看板
9:28 釣鐘岩
9:33 吹き通し
9:36 金山ルート分岐
10:01 夕張岳山頂神社
10:06 山頂

10:30 下山開始
10:49 金山ルート分岐
11:15 がま岩
11:29 前岳湿原入り口
11:58 望岳台
12:25 山頂側 馬の背、冷水コース分岐(帰りは馬の背コース)
13:11 夕張岳ヒュッテ
13:20 登山道入り口
13:50 駐車場ゲート着

登り 林道1時間 登山道4時間6分
下り 登山道2時間50分 林道30分
天候 予報は曇りのち晴れ。のち晴れを期待しての登山開始でしたが、小雨とときどき雨^^;
それでも晴れ間も出てきたし納得の登山でした。
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
水没予定の旧国道より約14.4キロで登山口ですが、残り7キロの地点でゲートあり。
林道崩壊のための通行止めですが、今シーズンはずっとそうみたいです。
山ごと天然記念物である夕張岳にはこのくらいの壁が必要なのか?

林道は折りたたみ自転車で行き1時間、帰り30分でお釣りきました。
コース状況/
危険箇所等
林道は登山道手前7キロから通行止め。崩落個所の修復も見ましたが今後も通行止め解除はなさそう。折りたたみ自転車でも走れるので自転車をお勧めします。

前半は草も刈られ比較的歩きやすいコースですが、途中石原平を過ぎ望岳台までトラバース気味の道で滑ったら落ちるなという所がいくつかあります。
山側に手すりのように使えるロープは張ってあるのですが、正直ちょっと怖く慎重に進みました。

それ以外は道もしっかりしているのですが、前岳湿原を超えたあたりから草刈りがなされておらず、結構な笹漕ぎを強いられます。僕が行ったときは小雨から雨という事もあり、全身ずぶぬれで靴もすぐバケツになってしまい、工程で4回靴を脱ぎ靴下を絞りました。カッパ、スパッツ等必須と言っておきます。
入山ポストの中にあった、登山道の地図、手製、お持ち帰りOK
かわいらしいながらも丁寧に書いてあって好感が持てます、ワクワクします^^
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入山ポストの中にあった、登山道の地図、手製、お持ち帰りOK
かわいらしいながらも丁寧に書いてあって好感が持てます、ワクワクします^^
朝5時前の駐車場、誰もいません独占状態^^
朝5時前の駐車場、誰もいません独占状態^^
入山ポストと林道ゲート、ここから林道サイクリング
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入山ポストと林道ゲート、ここから林道サイクリング
ゲートにある案内、ここから車で入れない、約7km、自転車で行きます。
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ゲートにある案内、ここから車で入れない、約7km、自転車で行きます。
林道は終始こんな感じ、林道崩壊を修復した個所もありましたが折りたたみ自転車でもなんなく走行できます。
林道は終始こんな感じ、林道崩壊を修復した個所もありましたが折りたたみ自転車でもなんなく走行できます。
ヒュッテまであと3km
ヒュッテまであと3km
登山道まであと2km
登山道まであと2km
登山道入り口到着
登山道入り口到着
案内看板、熊、本当にいますねあちこち爪痕ありました。
案内看板、熊、本当にいますねあちこち爪痕ありました。
ここまで車で来れないので、この看板今年は意味がないですね。
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ここまで車で来れないので、この看板今年は意味がないですね。
さて開始、最初はヒュッテまでの車道から
さて開始、最初はヒュッテまでの車道から
麓側の馬の背コース、冷水コースの分岐
行きは冷水コースで行きます
麓側の馬の背コース、冷水コースの分岐
行きは冷水コースで行きます
馬の背コースの麓にヒュッテがあるらしい
馬の背コースの麓にヒュッテがあるらしい
高山植物の案内
夕張岳は山ごと天然記念物、登山道から外れて植物を傷つけないようにしましょう。
高山植物の案内
夕張岳は山ごと天然記念物、登山道から外れて植物を傷つけないようにしましょう。
ここから6.7km、結構な道のり
ここから6.7km、結構な道のり
冷水コース、割と歩きやすいコースでした
冷水コース、割と歩きやすいコースでした
キツイ所でもこんな感じかな
キツイ所でもこんな感じかな
そして冷水の沢、水が冷たくおいしい^^
にしても看板の傷跡は、熊の爪痕だよね^^;;
そして冷水の沢、水が冷たくおいしい^^
にしても看板の傷跡は、熊の爪痕だよね^^;;
もう少し行くと前岳の沢
ここは水汲みしづらいなぁ
もう少し行くと前岳の沢
ここは水汲みしづらいなぁ
山頂側の馬の背、冷水コース分岐をこえると
山頂側の馬の背、冷水コース分岐をこえると
木で造られた階段が続きます。歩きやすいですね。
木で造られた階段が続きます。歩きやすいですね。
石原平、シラネアオイの群生地らしい
シーズンめがけて来たくなりますね
石原平、シラネアオイの群生地らしい
シーズンめがけて来たくなりますね
さ、雲行きが怪しくなってまいりました
さ、雲行きが怪しくなってまいりました
望岳台、その名の通り山は、、、
この天気では何も見えません(T_T)
望岳台、その名の通り山は、、、
この天気では何も見えません(T_T)
天気のいい日はついつい乗り出してしまうんでしょうけど・・・
天気のいい日はついつい乗り出してしまうんでしょうけど・・・
少し行くと木道開始
手間暇かかってますねー
少し行くと木道開始
手間暇かかってますねー
憩いの沢、ここは水量も多く楽しいです^^
憩いの沢、ここは水量も多く楽しいです^^
沢の上流はこんな感じ
沢の上流はこんな感じ
何やら岩山が見えてくると
何やら岩山が見えてくると
前岳湿原入り口
花の時期は過ぎていると思いますが、期待が高まりました
前岳湿原入り口
花の時期は過ぎていると思いますが、期待が高まりました
しかしながら結構な量の笹漕ぎ
小雨の中笹は濡れていて、進めば進むほど全身びしょ濡れ、靴にはバケツのように水が(T_T)

準備は大事ですね
しかしながら結構な量の笹漕ぎ
小雨の中笹は濡れていて、進めば進むほど全身びしょ濡れ、靴にはバケツのように水が(T_T)

準備は大事ですね
木道がひかれているので歩きやすいのは確かなんです、笹漕ぎ以外は^^;
木道がひかれているので歩きやすいのは確かなんです、笹漕ぎ以外は^^;
男岩を過ぎると
笹漕ぎ、ずーっと笹漕ぎ
この辺でよっぽど帰ろうかなとも思いました^^;
笹漕ぎ、ずーっと笹漕ぎ
この辺でよっぽど帰ろうかなとも思いました^^;
大きな岩の脇を笹漕ぎ
大きな岩の脇を笹漕ぎ
霧の中、何やら見えてきた
霧の中、何やら見えてきた
がま岩という岩だそう
小雨、霧、笹、心が折れそうだけど頑張る^^
がま岩という岩だそう
小雨、霧、笹、心が折れそうだけど頑張る^^
ひょうたん沼
山の中、湿原の沼は不思議な空気を出しますね
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山の中、湿原の沼は不思議な空気を出しますね
少し道が開けます
少し道が開けます
霧の中見づらいが、ここにもシーズンは花が咲くのかな
霧の中見づらいが、ここにもシーズンは花が咲くのかな
蛇紋岩崩壊地、よくわかりませんが夕張岳は蛇紋岩という岩石でも有名らしい。
蛇紋岩崩壊地、よくわかりませんが夕張岳は蛇紋岩という岩石でも有名らしい。
お、これは凄いお花畑
シーズン終わってるのでほとんど枯れてますが、雰囲気は伝わります、これ来年また来たい!
お、これは凄いお花畑
シーズン終わってるのでほとんど枯れてますが、雰囲気は伝わります、これ来年また来たい!
当然進入禁止
標高1400mの湿原お花畑は貴重過ぎ
当然進入禁止
標高1400mの湿原お花畑は貴重過ぎ
まだまだ笹と這い松漕ぎはありますが
まだまだ笹と這い松漕ぎはありますが
ずーっと木道がひかれているので歩きやすい、凄く手間暇かかったコースですね。ここも花がたくさん咲くのでしょう
ずーっと木道がひかれているので歩きやすい、凄く手間暇かかったコースですね。ここも花がたくさん咲くのでしょう
そんな時期外れの俺を待つ子も居ました^^
かわいいー
そんな時期外れの俺を待つ子も居ました^^
かわいいー
あと1.2kmのお花畑、すごい
あと1.2kmのお花畑、すごい
写真じゃ伝わらないけど物凄い広さなんです^^
写真じゃ伝わらないけど物凄い広さなんです^^
そして釣鐘岩の標識、熊のいたずらにも耐え頑張って立っています(^_^;)
そして釣鐘岩の標識、熊のいたずらにも耐え頑張って立っています(^_^;)
見えてきた釣鐘岩
見えてきた釣鐘岩
おーい、まだあるのかよ笹漕ぎ(T_T)
おーい、まだあるのかよ笹漕ぎ(T_T)
吹き通し
その名の通り風が強い
その名の通り風が強い
道はこんな感じ、それにしても晴れないのかよ(T_T)
道はこんな感じ、それにしても晴れないのかよ(T_T)
そしてやっと夕張岳の尾根に取りつき、金山コーストの分岐。
でも正直このお花畑の数を見せられたから、もう一度夕張コースから来たいな^^
そしてやっと夕張岳の尾根に取りつき、金山コーストの分岐。
でも正直このお花畑の数を見せられたから、もう一度夕張コースから来たいな^^
と、まさかまさか?!明るくなってきたぞ!
と、まさかまさか?!明るくなってきたぞ!
やった!晴れ間が見えた!日ごろの行いか?(^_^;)
やった!晴れ間が見えた!日ごろの行いか?(^_^;)
夕張岳山頂神社、当然お参りします。
夕張岳山頂神社、当然お参りします。
そして山頂、きたー
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そして山頂、きたー
雨の笹漕ぎを1時間以上、そのあと晴れの山頂に出会えて凄くうれしい
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雨の笹漕ぎを1時間以上、そのあと晴れの山頂に出会えて凄くうれしい
三角点も記念撮影
三角点も記念撮影
そしてバケツとなった靴から水を捨て、靴下を絞り干します^^
そしてバケツとなった靴から水を捨て、靴下を絞り干します^^
山頂から神社方面を望む
やっぱ晴れはいいわ^^
山頂から神社方面を望む
やっぱ晴れはいいわ^^
雲も残ってますが
雲も残ってますが
いろんなものが
見えてくる感動
花の時期に晴れに会えたら、帰りたくなくなるんじゃないかな?(*^^)
花の時期に晴れに会えたら、帰りたくなくなるんじゃないかな?(*^^)
やっぱいいなぁ
帰りは馬の背コースでどしゃ降りに遭う(T_T)
麓のヒュッテには管理人さんがいて天気どうだったと聞かれる。山頂は晴れてましたというと、これから快晴だからもう一度登ったら?と言われました^^;;
帰りは馬の背コースでどしゃ降りに遭う(T_T)
麓のヒュッテには管理人さんがいて天気どうだったと聞かれる。山頂は晴れてましたというと、これから快晴だからもう一度登ったら?と言われました^^;;
帰りの林道サイクリングはあっという間
お疲れさま―
帰りの林道サイクリングはあっという間
お疲れさま―
で片づけをしていると、気持ちのいい快晴になりました(T_T)
登るの早すぎたかなー
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で片づけをしていると、気持ちのいい快晴になりました(T_T)
登るの早すぎたかなー
帰り道、水没する林道の橋から、建設中の林道の橋を眺める。
来年はあっちかな
帰り道、水没する林道の橋から、建設中の林道の橋を眺める。
来年はあっちかな
二つダムが並ぶ、世界でも珍しい異様な光景
奥が今年完成の夕張シューパロダム。
手前の大夕張ダムはゲート類が外され、水没する運命にあります。
二つダムが並ぶ、世界でも珍しい異様な光景
奥が今年完成の夕張シューパロダム。
手前の大夕張ダムはゲート類が外され、水没する運命にあります。
大夕張ダムの見学は今月いっぱい
これが見たくて夕張に来たのです。
大夕張ダムの見学は今月いっぱい
これが見たくて夕張に来たのです。
大迫力の建設中の夕張シューパロダム
北海道一大きなダムとなる予定です
大迫力の建設中の夕張シューパロダム
北海道一大きなダムとなる予定です
こちらも水没する予定のアーチ橋、奥には新林道のアーチ橋が見えます
こちらも水没する予定のアーチ橋、奥には新林道のアーチ橋が見えます
これも水没予定の世界でも珍しい三弦橋
もう見られなくなるのです。
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これも水没予定の世界でも珍しい三弦橋
もう見られなくなるのです。

感想

大夕張ダムが水没する
一般見学は2013年8月一杯まで

そう言われてダム見学目的で夕張訪問を決めましたが、せっかくならと花の時期は過ぎていますが夕張岳登山にチャレンジ

しかしながら林道崩壊などで今年は、登山口から7km手前で通行止めとなっていると山レコなどで確認。

得意の折りたたみ自転車でチャレンジしました。
折りたたみ自転車程度でも、行き1時間、帰り30分なので余裕です。

登山道は水場も多く、かなりの距離で木道が敷かれているので歩きやすいです。
ただ前岳周辺でトラバース気味に歩くあたりは、手すり替わりのロープはあるのですが、滑り落ちるかとひやひやしながら歩いたこと、それとかなりの笹漕ぎがあります。
滑らない工夫と笹漕ぎで怪我をしたり濡れたりしないよう、また虫対策も必要かと思います。

それらを踏まえても、1400m程度に広がる物凄い広く大きな湿原と花畑、花のシーズンを外しても心に残る美しさなのですから、シーズン中は天国なのでしょう。

イメージとして天空の城ラピュタ?なのかな^^;

これは何度でも行ってみたくなる山ですね、ファンが多いのもうなづけます。
来年はシーズンど真ん中に行ってみたいですね(*^^)

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