山デビューは「終焉」の山で 〜山梨・茅ヶ岳山行記〜


- GPS
- 04:00
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 762m
- 下り
- 750m
コースタイム
女岩周辺 14時40分着 14時40分発
深田久弥氏終焉地記念碑 15時25分着 15時25分発
茅ヶ岳頂上 15時40分着 16時00分発
深田記念公園駐車場 17時30分着
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山道概況】 ◆深田記念公園駐車場〜女岩 深田記念公園から林道との交差までは緩やかな勾配で歩きやすい道です。 道もしっかりしていて、道なりに進むだけ。 危険箇所はありません。 林道との交差を少し過ぎた辺りより勾配が上がり始めます。 女岩は山行当時、落石の危険のため立入禁止でした。 ◆女岩〜深田氏終焉地 女岩は立入禁止のため登山道が迂回しており、やや急登です。 少し岩を登ることになります。鎖はなし。 目印のリボンや登山道を示すトラロープがあるため迷わず行けましたが。 ◆深田氏終焉地〜山頂 灌木の中を細いながらもしっかりとした道筋があります。 ◆山頂〜(尾根ルート)〜深田記念公園 階段の踊り場のような平らな場所を幾つか経ながら、ほぼ一定の勾配で下りていきます。 道筋はしっかりしており、危険な箇所も特にありません。 林道に出たら左折し、少し進むと登ってきたルートと合流しました。 【登山ポスト】 深田記念公園駐車場より砂利道を少し進んだところにあります。 【トイレ】 深田記念公園駐車場に公衆トイレあり。 手洗い用の蛇口の水は流れませんでしたが。 【コンビニ】 中央道韮崎ICより昇仙峡方面へ少し進んだ左手にセブンイレブンあり。 【温泉】 周辺に「ゆーぷる韮崎」などの入浴施設や温泉が結構あります。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ 1
折畳傘 1
1/25,000地形図 1
虫除けスプレー 1
シルバコンパス 1
予備Tシャツ 1
筆記具 1
保険証 1
飲料水 2L 1L水筒×2
ティッシュ 1
医薬品類 1 解熱鎮痛剤・抗生物質入軟膏・消毒薬・包帯・絆創膏・サージカルテープ・三角巾・薄めのゴム手袋
タオル 1
雨具 1
携帯電話 1
計画書 1
ウェットティッシュ 1
腕時計 1
食糧 2食分 菓子類・
サバイバルシート 1
携帯用簡易トイレ 2
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感想
いよいよ山に挑める装備を整え、ずっと機会をうかがっていた山行。
自分を含めて4人で山に登る計画を立てていましたが、一人がやむを得ずキャンセルとなり、3人で行きました。
都合で早朝からの出発は望めなかったため、登山開始としてはかなり遅い、昼からの登山。
実際、出会った登山者は下りてくる人ばかりでした。
しかし、記念すべき初登山。
友人との久しぶりの再会でもあったため、そんな憂慮はあってないようなもの。
テンションの上がっている友人K氏はやたら走り出します。
今日の登山に向けて少しでも足しになればと水泳で体の準備をしてきたつもりですが、やはり使う筋肉は違うもので、思うほど足が動きません。
水泳なら一時間は休まず泳げるのに、もどかしさが募ります。
特に、女岩が立入禁止であったのは驚きました。
水場ありとのことで楽しみにもしていたのですが、何と残念(;´Д`)
迂回路はこのときの自分には結構応えるルートでした。
さらにスズメバチがおり、その羽音に恐怖を覚えながら登山道を進みます。
尾根にはいつ出るのだろうとの思いを巡らせながらようやく深田氏の終焉の地。
良い見晴らしも得られるようになってきて、「ここまで登ってきたのだ」という実感が湧いてきました。
見晴らしの良い岩場の上では記念撮影。
そしてやっと着いた茅ヶ岳の頂上。
思わず友人とハイタッチ。
山頂にいるのは自分たちだけでしたが、下山開始までのわずかな時間を精一杯堪能します。
雲はあるけれど、ガスはなく周りには素晴らしい景色が広がっていました。
金ヶ岳も綺麗に見えます。
これが山のてっぺんから見る景色なのかと、静かな感動を覚えました。
麓とは違って爽やかであることもその感動を一際強くします。
友人がスマホから「天空の城ラピュタ」の天空の庭園の場面のBGMを流し始めましたが、まさにぴったりの雰囲気でした。
山頂には天空があると思いました。
東京タワーやスカイツリーのような人工的な高さでは味わえない「天空」。
その実感は今も心の中にあります。
山頂での20分はあっという間に過ぎ、時刻は16時。
日が長い季節とはいえ、そろそろ下山しなくてはなりません。
往路とは違うルートを通りたかったので、帰りは尾根道を選びました。
木々の中を分け入り進んでいく尾根道。
確かに足に負担はかかりますが、快適で楽しい道です。
深田記念公園に着いたときは膝が少し震えましたが、痛みはなし。
疲れはしましたが、行って良かったと思いました。
温泉は、韮崎市街地の向こうにある「武田之郷 白山温泉」。
聞いていたとおりの綺麗な温泉でした。
友人からも好評で、気持ちよく汗を流しました。
ソファとテーブルとテレビの家庭的なロビーもとても良かったです。
いつになるかは分かりませんが、いずれまた登る機会を期待します。
次はバテずに登れるよう、足を鍛えます。
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