山行記録: 巻機山

記録ID: 3396399

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

谷川・武尊

巻機山

1997年07月19日(土) [日帰り]

新潟県

nabekuni その他1人

GPS: --:--
距離: 10.3km
登り: 1,354m
下り: 1,353m

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コースタイム

日帰り

山行: 6:20
休憩: 2:45
合計: 9:05

5:35

65分

桜坂駐車場

6:40

6:45

70分

5合目

7:55

8:05

45分

七合目

8:50

9:15

5分

ニセ巻機山

9:20

9:30

30分

巻機山避難小屋

10:00

11:20

25分

巻機山

11:45

11:50

15分

牛ヶ岳

12:05

25分

巻機山

12:30

12:40

5分

巻機山避難小屋

12:45

25分

ニセ巻機山

13:10

13:20

35分

七合目

13:55

14:05

35分

5合目

14:40

桜坂駐車場

天候	晴れ
アクセス	利用交通機関：自家用車桜坂駐車場アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	危険箇所なし
その他周辺情報	湯沢・山ノ湯

写真

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装備

個人装備	長袖シャツ Tシャツズボン靴下グローブ防寒着雨具日よけ帽子着替え靴予備靴ひもザックザックカバー行動食飲料ライター地図（地形図）コンパス笛計画書ヘッドランプ予備電池筆記用具ファーストエイドキット針金常備薬日焼け止めロールペーパー保険証時計サングラスタオルナイフカメラ

感想

nabekuni

7月19日　晴れ

　桜坂駐車場0535(1:05)0640五合目0645(1:10)0755七合目0805(45)0850ニセ巻機0915(5)0920避難小屋0930(30)1000巻機山1120(25)1145牛ヶ岳1150(15)1205巻機山1205(25)1230避難小屋1240(5)1245ニセ巻機1245(25)1310七合目1320(35)1355五合目1405
　(35)1440桜坂駐車場(計6:20)

　今回の目的地は越後の名山「巻機山」、駒形君と二人で夜行日帰りだ。
　2230若潮寮を出発。館山道－首都高－外環道－関越道と渋滞は皆無で順調に走行。塩沢・石打ICで降りた。ここから巻機山登山口の清水に行くが、コンビニで朝食と行動食を買う予定だったが道中にコンビニがありそうもない雰囲気だったので、途中で引き返して国道17号に出てコンビニを探して買い物をした。結局これが正解で、清水までの道中にはコンビニはなかった。
　清水では桜坂の駐車場に入る道を見逃してしまい、細い道を迷いながら行き、0300に桜坂の駐車場に着いた。駐車場の入り口には料金所とトイレ・水道があった。料金は帰りに払うシステムのようだ。駐車スペースは30台程で、先着の車が5～6台あった。そのまま仮眠。
　0500起きた。天気は快晴である。朝食を食べて出発をする頃には車は約20台になっていた。
　登山道入り口にはコース案内と登山カードボックスがあり、25,000分の1地図のついたパンフレットが置いてあった。これがあれば持参の地図は不要だった。コースは3本あるが、最も危険の少ない井戸尾根コースを往復することにした。0535桜坂出発。天気は良いが気温は低く快適に歩ける。コースは最近草や枝を刈ったばかりで、良く整備されていた。かなりの急登があり、赤土なので雨の時や降雨直後は滑りやすく危険なようだ。今日も完全には乾燥しておらず、滑りやすいので気をつけながら登る。7合目までは展望の無い樹林の中を登る。0755七合目着。周囲の展望が良く涼しい風が心地よい。八合目付近からニッコウキスゲがチラホラ出て疲れを和らげてくれる。ニセ巻機付近は一面ニッコウキスゲの群落だった。こんなに綺麗な所とは思わなかった。この山の人気の訳が判った気がする。
　ニセ巻機の下には小屋とトイレがあった。小屋は8畳ほどの広さで屋根裏も8畳の広さがあってなかなか綺麗だった。
　小屋の近くには雪渓と沢があり、水場になっていた。小屋から稜線に出る途中には池塘もあり湿原になっていた。池塘にはサンショウウオがいた。
　1000巻機山山頂着。1960m38座目の百名山の登頂を祝ってビールで乾杯した。山頂はもっと広い湿原を想像していたが、普通の稜線だった。眠いのでしばらく眠ることにし、山頂の標識のそばで昼寝をした。1時間ほど寝た後、少し先の牛ヶ岳まで往復した。このコースもニッコウキスゲの群落の中を行く素晴らしいコースだった。
　1205巻機山を後にしたが、このころには山頂は30人ほどの登山者で賑わっていた。この頃にはガスが出てきてしまい周囲の展望は無くなっていた。我々は良い時に登ったようだ。このガスもしばらくして晴れて行ったが・・。
　登ってきた道を引き返したが、急坂の下りは膝がつらかった。1440桜坂に着いた。
　天気は快晴で、その割には涼しく快適に登れ、ニッコウキスゲをはじめ色々な高山植物が咲き素晴らしい山だった。
　駐車場を出る際に駐車料金\500を払った。料金所のおじさんによると今日の車は約50台で、明日の日曜は 100台位来るそうだ。料金所のある広場にも約20台が停まっていたが、50台を越えた車は道路際に並べるのだそうだ。
　湯沢の温泉街で共同浴場「山の湯」で汗を流した。入浴料\300とリーズナブルだ。夕食は温泉街の釜飯屋で釜飯を食べた。夕べ寝ていないので、出発前に少し寝ていくことにし、生ビールを飲んだ。下山して温泉の後飲む生ビールの味は格別だった。
　夕食後、車の中で3時間ほど眠った。この駐車場は1700以降の夜間有料の温泉街の共同駐車場で1時間\300で、2100少し前に出たら料金は\900だった。
　帰路も渋滞皆無で順調に走り、2440に若潮寮に着いてしまった。
　途中ラジオのニュースで気象庁が今日九州を除く全国の梅雨明けを発表したと報じていた。通常の梅雨明けは梅雨前線が太平洋高気圧に押されて北上するが、今年は南下して弱まる形で梅雨が明けた。