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Yamareco

記録ID: 339913
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳に登った…けど展望ゼロだった。

2013年08月30日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:05
距離
7.7km
登り
1,140m
下り
1,137m

コースタイム

仙流荘6:05(市営バス)…6:40北沢峠6:50…8:25双児山8:30…9:20駒津峰9:25…9:55六方石10:00…11:05甲斐駒ケ岳山頂11:15…12:00六方石12:20…12:45駒津峰12:50…13:50仙水峠…14:20仙水小屋…14:45北沢駒仙小屋…14:55北沢峠
天候 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
南アルプス林道は一般車通行禁止。伊那市の仙流荘から北沢峠まで市営バス利用(タクシーも不可)。
仙流荘に無料大駐車場あり。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
朝の仙流荘バス乗場。
2013年08月30日 05:35撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 5:35
朝の仙流荘バス乗場。
これからお世話になる伊那市営南アルプス林道バス。
2013年08月30日 05:35撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 5:35
これからお世話になる伊那市営南アルプス林道バス。
北沢峠に到着。奥が長衛荘。
2013年08月30日 06:43撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 6:43
北沢峠に到着。奥が長衛荘。
登山口。長衛荘の脇から登る。
2013年08月30日 06:44撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 6:44
登山口。長衛荘の脇から登る。
しばらくは樹林の中をひたすら登る。
2013年08月30日 06:51撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 6:51
しばらくは樹林の中をひたすら登る。
森林限界に出た。双児山はもうすぐ。
2013年08月30日 08:23撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 8:23
森林限界に出た。双児山はもうすぐ。
双児山山頂。ガスで何も見えず。
2013年08月30日 08:32撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 8:32
双児山山頂。ガスで何も見えず。
駒津峰へのハイマツの尾根道。強風とガスの道。登頂を止めて駒津峰から仙水峠に下ることも思案しながら歩く。
2013年08月31日 18:53撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/31 18:53
駒津峰へのハイマツの尾根道。強風とガスの道。登頂を止めて駒津峰から仙水峠に下ることも思案しながら歩く。
駒津峰到着。風が少し弱まったので予定通り甲斐駒ケ岳に向かう。
2013年08月30日 09:21撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 9:21
駒津峰到着。風が少し弱まったので予定通り甲斐駒ケ岳に向かう。
こんな断崖の上や、
2013年08月30日 09:47撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 9:47
こんな断崖の上や、
こんな岩場を通過。
2013年08月31日 18:54撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/31 18:54
こんな岩場を通過。
六方石の巨岩。
2013年08月30日 09:57撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 9:57
六方石の巨岩。
直登コース・巻道分岐。ここは直登コースに挑戦。
2013年08月30日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 10:02
直登コース・巻道分岐。ここは直登コースに挑戦。
大岩をよじ登る。かなり急。
2013年08月31日 18:54撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/31 18:54
大岩をよじ登る。かなり急。
あいかわらずガスで山頂は見えず。
2013年08月31日 18:54撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/31 18:54
あいかわらずガスで山頂は見えず。
ガスの切れ間から、駒津峰と直登コースが見えた。写真だと緩やかそうに見えるが、実際はかなりの急傾斜。落ちたら止まりそうもない。よくぞ登って来ました。
2013年08月30日 10:50撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 10:50
ガスの切れ間から、駒津峰と直登コースが見えた。写真だと緩やかそうに見えるが、実際はかなりの急傾斜。落ちたら止まりそうもない。よくぞ登って来ました。
山頂直下の岩場。
2013年08月30日 10:51撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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8/30 10:51
山頂直下の岩場。
やっと着いた甲斐駒ケ岳山頂。百名山なのに誰もいない。
2013年08月30日 11:07撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 11:07
やっと着いた甲斐駒ケ岳山頂。百名山なのに誰もいない。
山頂の駒嶽神社。下山の安全を祈願。
2013年08月31日 18:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/31 18:55
山頂の駒嶽神社。下山の安全を祈願。
山頂部はガスと強風で視界無し。長居は無用とすぐに下山。
2013年08月30日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 11:15
山頂部はガスと強風で視界無し。長居は無用とすぐに下山。
下山は巻き道へ。黒戸尾根との分岐から下って行く。
2013年08月31日 18:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/31 18:55
下山は巻き道へ。黒戸尾根との分岐から下って行く。
どこもかしこも真っ白。赤色のプレートを頼りに進む。
2013年08月31日 18:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/31 18:55
どこもかしこも真っ白。赤色のプレートを頼りに進む。
一瞬、摩利支天が見えた。行ってみたいが今日はやめておこう。
2013年08月30日 11:39撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 11:39
一瞬、摩利支天が見えた。行ってみたいが今日はやめておこう。
巻き道も岩場が多い。こんな突き出した岩もあった。
2013年08月30日 11:52撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 11:52
巻き道も岩場が多い。こんな突き出した岩もあった。
駒津峰まで戻ってきた。ここから仙水峠に下る。
2013年08月31日 18:55撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/31 18:55
駒津峰まで戻ってきた。ここから仙水峠に下る。
いつも強風が吹いているとみえ、枝が風下にしか伸びていない木ばかり。
2013年08月30日 13:10撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 13:10
いつも強風が吹いているとみえ、枝が風下にしか伸びていない木ばかり。
仙水峠から迫力ある摩利支天を見上げる。
2013年08月30日 13:51撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 13:51
仙水峠から迫力ある摩利支天を見上げる。
仙水峠の様子。
2013年08月30日 13:52撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 13:52
仙水峠の様子。
岩塊の谷間を仙水小屋方面に下る。浮き石が多く歩きづらい。
2013年08月30日 13:53撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 13:53
岩塊の谷間を仙水小屋方面に下る。浮き石が多く歩きづらい。
仙水小屋。水が美味しかった。
2013年08月30日 14:22撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 14:22
仙水小屋。水が美味しかった。
新築の北沢駒仙小屋。雨が急に強くなり、北沢峠へと急ぐ。
2013年08月30日 14:49撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
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8/30 14:49
新築の北沢駒仙小屋。雨が急に強くなり、北沢峠へと急ぐ。
咲いていた花々を紹介。
まず、花ではないがコケモモの実を見つけた。美味しそう。
2013年08月30日 09:32撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 9:32
咲いていた花々を紹介。
まず、花ではないがコケモモの実を見つけた。美味しそう。
トウヤクリンドウ。
直登コースの至る所に咲いていた。
2013年08月30日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 10:41
トウヤクリンドウ。
直登コースの至る所に咲いていた。
タカネツメクサ。
砂礫地に咲いていた。
2013年08月30日 10:50撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 10:50
タカネツメクサ。
砂礫地に咲いていた。
コバノコゴメグサ。
山頂直下で見つけた。
2013年08月30日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 11:03
コバノコゴメグサ。
山頂直下で見つけた。
ミヤマオトコヨモギ。
直登コースでひと株だけ見つけた。
2013年08月30日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 10:49
ミヤマオトコヨモギ。
直登コースでひと株だけ見つけた。
タカネヒゴダイ。
直登コースに結構咲いていた。
2013年08月30日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 10:45
タカネヒゴダイ。
直登コースに結構咲いていた。
イワインチン。
仙水峠への下りで。
2013年08月30日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 12:49
イワインチン。
仙水峠への下りで。
ヒメシャジン。
仙水峠への下りで。
2013年08月30日 13:05撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 13:05
ヒメシャジン。
仙水峠への下りで。
セリバシオガマ。
針葉樹の樹林帯にひっそりと咲いていた。
2013年08月30日 13:34撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 13:34
セリバシオガマ。
針葉樹の樹林帯にひっそりと咲いていた。
ホツツジ。
仙水峠で。
2013年08月30日 13:52撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 13:52
ホツツジ。
仙水峠で。
ゴゼンタチバナ。
仙水峠で。
2013年08月30日 14:13撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/30 14:13
ゴゼンタチバナ。
仙水峠で。
サラシナショウマ。
北沢沿いで見つけた。
2013年08月31日 18:56撮影 by  Canon PowerShot SX160 IS, Canon
8/31 18:56
サラシナショウマ。
北沢沿いで見つけた。
撮影機器:

感想

甲斐駒ヶ岳。いつも違う山から見てばかり。でもついに登ってきた。

旧長谷村、現伊那市の仙流荘の6時の始発バスで北沢峠に向かう。
南アルプス林道は一般車通行止めなのでこのバスが頼り。
1台では乗りきれず、続行バスも出た。

北沢峠には予定より少し早く、6時40分に着いた。
準備体操をして、まずは双児山へ。樹林の中をひたすら登る。
しかし天気は曇り。
風も強くなってきた。
森林限界に出ると、西風をまともに受けた。
まわりは真っ白で何も見えない。

双児山に着くと、先行者が休んでいた。
駒津峰まで行ったが、強風で引き返してきたとのこと。
とりあえず自分も行ってみることにする。

駒津峰への尾根道は強風だった。
仙水峠に下ることも考えながら進む。

ところが…、駒津峰に着くと風は弱まっていた。
そのまま甲斐駒に進むことにした。

一旦急降下してヤセ尾根を進む。
六方石の巨岩地帯を過ぎると、直登コースと巻き道の分岐に出た。
ここは直登コースを進む。

大岩をつかんでよじ登る。本当に急登だ。
時々ガスが切れて眼下が見えるが、足もすくむような高さだ。
もう後戻りできないので、ひたすら登る。
1時間ほど登ると傾斜も緩くなり、山頂に着いた。

苦労して着いた甲斐駒ケ岳の山頂は、岩も空も真っ白で展望はゼロだった。
昨日登った奥秩父の北奥千丈岳からは、こっちががよく見えたのになぁ。
百名山なのに、人は誰もいない…と思ったら、岩かげに2人だけ休んでいた。
これから黒戸尾根を下ると言っていた。
この悪天候で登ってくる物好きなどあまりいないだろう。
北沢峠には人が多かったが、甲斐駒の山頂まで来る人は自分たちのほかにはいなかったみたいだ。
山頂で昼食にしようと思ったが、風が強まってきたので下山することにする。

下りは巻き道へ。
花崗岩の真っ白な砂礫の滑りやすい道を下る。
所々に赤いプレートが設置されていて、これを目印に進む。
今日のような悪天候ではこうした目印がなければ迷いやすい地形だ。
時折ガスが切れて摩利支天の岩峰が見える。行ってみたいが今日は諦めた。
このとき、突風で帽子を飛ばされた。気がついた時は我が帽子が上空を飛んでガスの中に消えて行ってしまった。
〰残念だが仕方ない。バンダナを頭に巻いて帽子代わりにする。

六方石まで戻り、大岩の陰で風を避けながら昼食にした。
体が温まると動きもよくなり、駒津峰にはすぐ着いた。
ここから、仙水峠に下る。

こっちの方が風が弱いと思っていたが、逆だった。
さっきよりも強い風が吹いている。
樹林帯の上部の木々は、風下にだけ枝を伸ばしていて、ここが常に強風にさらされていることがうかがえる。

ひたすら下ること1時間で仙水峠に着いた。
見上げると、摩利支天がものすごい迫力でそびえていた。
ここまで来ると風は止んでいたが、小雨がパラついてきた。
仙水峠付近は岩がゴロゴロした岩塊斜面になっていて、その谷間を登山道は北沢峠に下っている。
浮き石が多く、歩きづらい。それに濡れていて滑る。

樹林帯を下って行くと、仙水小屋があった。
ここの水場の水はとても美味しかった。

そこから30分ほど下ると突然開け、綺麗な建物が建っている。
新築となった北沢駒仙小屋だ。
ちょっと休んで行きたかったが、このときもう2時45分。
雨も急に強くなってきた。
北沢峠3時発の下山バスに乗りたかったので、早足で進む。

そして発車直前のバスに間に合った。

今日は終始ガスの中、何の展望もないまま登って降りてきてしまったので、山の印象というものがあまり残らなかった。

今度は晴れた日にゆっくり登ってみたいと思いながらバスにゆられ帰途についた。

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