三角山は何処 その2 光明山の北東尾根 霧雨のヤブ山でずぶ濡れに


- GPS
- 04:09
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 573m
- 下り
- 657m
コースタイム
10:40-10:45 470m標高点
11:13 林道
11:55 倒木
12:11 馬頭刈尾根縦走路
12:15 光明山
12:17-12:29 高明神社跡
12:57 軍道/荷田子分岐
13:23 林道
13:35-13:47 高明神社
13:56 軍道バス停
14:18 十里木バス停
天候 | 霧雨、のち、くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
西東京バス 09:35 武蔵五日市駅−木和田平 帰り 西東京バス 14:55 十里木−武蔵五日市 |
コース状況/ 危険箇所等 |
先週に引き続き、馬頭刈尾根末端の三角山探索です。 宮内敏雄 著「奥多摩」の地図には、光明山から北東に延びる尾根に沿って(三角山)と記されているので、今週はこの尾根から光明山に登ってみました。 (詳しくは1枚目の写真を見て下さい) 木和田平−光明山 いわゆるバリルートです。 道標なし。所々道が不明瞭、ヤブもあります。尾根の上は赤と緑のテープ多い。 ・木和田平−470m標高点 取り付きから尾根に上がるまでは、ヤブの中の獣道。 尾根の上は踏み跡あり、ここから赤と緑のテープあり。 ・470m標高点−林道 道はっきり、所々ヤブ、テープ多い。 ・林道−光明山 全般に道は良い。山頂近く、枝打ちされたスギの葉に埋もれ、道が不明瞭な所あり。 光明山−軍道 一般ハイキング道、特に問題ありません。 |
写真
感想
先週に引き続いて、馬頭刈尾根末端の三角山探索。
先週は光明山の東隣のピークに登ってみたが、三角山の確証は得られなかった。
「北秋川左岸の尾根その三」には、光明山から北東に延びる尾根に沿って(三角山)と記されている。東隣のピークではなく、この尾根のどこかに三角山があるのか? はたまた尾根全体を三角山と呼んでいるのか?
「現場」「現物」「現実」の三現主義ではないが、ともかく現地に行って見てくれば、何かわかるかも・・・と、今週はこちらの尾根も登ってみた。
五日市に向かう途中から霧雨、駅前でバスを待つ間も止む気配なし、木和田平バス停でも霧雨。テンションが削がれてしまうが、空が明るいのと、木の下に入ってしまえばそれほど雨に当たりそうもないので、傘も差さずそのまま歩き出す。
集落を抜け未舗装になってすぐの所に、沢を渡る丸木橋がある。
対岸に踏み跡がありそうなので登り始めるが、すぐに踏み跡は消える。地形を見ながら適当に斜面を登ると、ケモノ道らしい細い踏み跡が見つかったので、そのまま進んで尾根に乗る。
尾根の上には、もう少しましな踏み跡があり、赤と緑のテープがあちこちに付いている。
ケモノ道が交錯しているが、尾根を辿って大きな岩を左に巻き、少し登ると470m標高点のあるピーク、植林の中で展望なし。一休みするが、ヤブ蚊が寄ってくるので早々に切り上げた。
少し下って登り返す。470mピークから先、道が良くなるが所々両側からヤブが覆っている。
雨は止んだようであるが、ヤブをくぐるたびに濡れる。雨具を着ても蒸れて濡れるので、速乾性衣類の特長を生かして、気にせずそのまま登る。
登りが緩むと林道の切り通し。林道を渡って植林の中をさらに登る。
この尾根は、木や岩をつかんで登るような、急なところはない。
傾斜が緩くなると尾根も広くなり、岩の目立つ場所を過ぎ、雷に打たれた倒木を越えると、2本の太いヒノキの立つ小ピーク。このあたりが地図に(三角山)と記された場所であるが、特に三角山と言えるような地形ではない。
緩い登りをだらだらと登っていくと縦走路に出る。
縦走路沿いの立木2本に白いテープが巻いてあり、その間に出る。縦走路から歩いてきたコースを見ると、テープが巻かれていても、どこが道なのかよくわからない。
依然として霧が晴れないので、そのまま高明神社の参道を下ることにして、神社の跡地で昼食。滑りやすい参道をゆっくり下って、荷田子/軍道分岐手前にある鳥居のあたりで霧が晴れ、セミが鳴き出した。
分岐を軍道へ向かい、そのまま十里木バス停まで歩いた。
2週続けて光明山の周囲を歩いたが、結局、どこが三角山か?
光明山の東隣ピークよりも、木和田平から見る470mピークの方が三角山にふさわしいような形をしていると思うが・・・?
視点を変えて、養沢川対岸のタルクボノ峰あたりから眺めてみると、何かわかるかも?
これは、またの日の宿題としよう。
この近辺、地形図を眺めると、他にも登れそうな尾根がいくつかある。
標高差が小さく、遅い時間に出かけても何とかなりそうなので、機会があったら他の尾根も歩いてみたい。
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