真夏の御池岳：山頂でリスに出逢いました

2021年08月08日(日) [日帰り]

• GPS: 07:32
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,020m
• 下り: 1,011m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:53
• 休憩: 2:39
• 合計: 7:32

7:14 鞍掛トンネル東登山口
7:28 7:29 コグルミ谷登山口
7:45 7:53 コグルミ谷・タテ谷分岐
8:04 8:08 長命水
8:41 8:48 カタクリ峠
9:06 9:07 御池岳登山道八合目
9:11 9:28 御池岳・鈴北岳分岐
9:53 10:02 御池岳
10:13 10:19 奥の平
10:33 10:33 東池
10:37 10:40 青のドリーネ
10:49 10:51 T字尾根・下降点
10:59 11:17 土倉岳・下降点
11:26 11:28 T字尾根・下降点
11:31 11:31 青のドリーネ
11:42 11:42 幸助の池
11:47 12:40 ボタンブチ
12:43 12:43 天狗の鼻
12:53 13:14 御池岳
13:27 13:27 鈴北岳分岐
13:31 13:31 北池
13:49 13:53 鈴北岳
14:32 14:32 鞍掛峠
14:43 14:46 鞍掛トンネル東登山口
14:46 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り、彦根の最高気温は36度。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

7時頃に鞍掛トンネル東口無料駐車場に到着、既に15台くらいの車が停まっていました。灼熱の鈴鹿の山歩き、みなさんお好きですね。

コース状況／危険箇所等

今日は常に強めの風が吹いて、とても心地よい山登りが楽しめました。もし、風が無かったら・・・笑。

シマリス狙いなのでコグルミ谷を登り鞍掛尾根を下る周回ルートを選択しました。（コグルミ谷では一匹も出逢えませんでしたけどね、涙。）コグルミ谷は急な谷筋を登るルートで、登り時も滑落に要注意です。ヒルの巣窟の谷です。今回は一匹も遭いませんでしたが、この季節は覚悟してどうぞ。途中にある長命水は冷たい湧き水がコンコンと流れていました。夏は涸れている記憶の方が強いです。

コグルミ谷を詰めるとカタクリ峠に辿り着きます。滋賀と三重の県境縦走路上にあって、左に行くと藤原岳、右に行くと御池岳、良い縦走路です。ここから御池岳山頂までは取り立てて危険な個所はありません。山頂までの登山道もリスが結構います。

御池岳山頂はテーブルランドのど真ん中です。南北約3km、東西数百m、まるでテーブルのように平らで広いカルスト台地です。テーブルランドにはドリーネと呼ばれる窪地が数えきれない程点在しており、その内10〜20程は池になっています。マダニを気にしなければテーブルランドは登山道から外れて自由自在に歩き回ることができますが、目印となるものが無くどこも同じ様に見えてしまい、道迷いのリスクが高い山だと思います。十分注意してください。

鈴北岳から鞍掛尾根をルンルンで下りお地蔵さんのある鞍掛峠へ。ここまで来たらあとは車を停めている鞍掛東口に下るだけですが、この区間は急な斜面を一気に下るので注意してください。道は狭くザレていて、万一滑落すると谷底まで止まりません。鞍掛峠で降りる方向を間違うと滋賀県側に下ってしまい、長いトンネル歩きを強いられることになります。

その他周辺情報

時節柄直帰しました。

写真

8/8 7:11

鞍掛トンネルの東側（三重県側）にある無料駐車場。こんなに暑いのに、みなさんお好きですね。

8/8 7:15

国道を15分程下ってコグルミ谷の登山口へ。三重県側は快晴でした。

8/8 7:29

7時半、コグルミ谷出合。

8/8 7:50

タテ谷分岐通過。タテ谷ルートは廃道。

8/8 7:53

羽化したばかりでしょうか。

8/8 7:56

猛攻撃を受けています。

8/8 8:01

夏真っ盛り

8/8 8:19

30分余りで長命水へ、とても冷たかったです。夏の時期は期待しない方が良いかも。

8/8 8:43

カタクリ峠到着です。登山開始から約1時間半くらい。

8/8 8:56

急なコグルミ谷をクリアしたら、あとは比較的なだらかな県境縦走路を森林浴。

8/8 9:12

そしていつの間にか御池岳山頂と真の池との分岐点へ。この苔むした光景がイイ。ここもリスが出てくるのですが、涙。

8/8 9:31

この谷筋を一気に詰めてゴールは御池岳山頂。

8/8 9:49

青空が眩しい。

8/8 9:53

御池岳の頂です。登山開始3時間

8/8 9:57

暑い季節はトンボが下界から山に避暑してくるそうです。

8/8 10:05

テーブルランドをサクッと散策でもしましょうか。先ずは奥の平方向。

8/8 10:09

奥の尖がり帽子は鈴鹿十座の天狗堂。御池岳を代表する風景の一つです。

8/8 10:13

奥の平到着、周回します。

8/8 10:15

8/8 10:15

奥の平少し先から、藤原岳。

8/8 10:21

御池岳山頂から東側のテーブルランドは木々が少なく、樹林帯の西側とは雰囲気が一変。二度美味しいというヤツですね。

8/8 10:34

東のボタンブチに行くつもりですが、今日はパスしました。青のドリーネを見たら気が変わりました。

8/8 10:48

青のドリーネ横を通過、T字尾根下降点へ向かいます。

8/8 10:51

多分アケボノソウだと思います。

8/8 10:55

ザ、テーブルランド

8/8 10:56

群れていて思わずパチリ。

8/8 10:57

ここまで足を延ばす登山者は少数です。きっと新鮮に見えるのではないでしょうか。

8/8 10:59

土倉岳出合まで来ました。テーブルランドの端っこ。

8/8 11:01

鈍牛の様なお姿

8/8 11:19

まさにハイキング気分です。終始強めの風が吹いていて汗は吹き飛んでいました。

8/8 11:23

おっ、ここにも池があったのか、初めて見つけました。完全に動物のヌタ場になっています。

8/8 11:28

右から奥の平、御池岳山頂、ボタンブチ

8/8 11:30

青のドリーネ、方向を変えて。青のドリーネでは無くて、グリーンドリーネ。

8/8 11:42

幸助の池を過ぎてボタンブチと天狗の鼻が一枚のフレームに収まる所にてパチリ。

8/8 11:45

ボタンブチで一休み。

8/8 11:45

振り返って奥の平方向

8/8 11:57

ボタンブチに来たらT字尾根は見ないとね。

8/8 11:59

モンベルで購入したヘリノックスのチェアゼロをここで試し座り。風が強いと吹き飛んでしまいます。山の必需品になりました。

8/8 12:42

いつもの風景を右手に御池岳山頂へ戻りましょう。

8/8 12:52

御池岳山頂にいた登山者に教えてもらいました。

8/8 12:52

山頂標識の奥の平側の木にいますよと。

8/8 12:55

山頂で初めて見ました。

8/8 12:59

何枚も何枚も。

8/8 13:05

シマリスです。

8/8 13:06

外来種ですが・・・

8/8 13:06

頑張って生きています。

8/8 13:07

勢力範囲は御池岳に留めておいてね。

8/8 13:09

他の山にも広がるようだと本格的に駆除されるので。

8/8 13:11

誰が放したのか？でも彼らには罪は無いですから。

8/8 13:27

鈴北岳へ向かいます。

8/8 13:32

真の池通過

8/8 13:35

日本庭園と呼ばれている所（多分）

8/8 13:37

午後になると夕食タイムでどこからか集まってきます。

8/8 13:37

もう少し粘ると100頭くらいは合えたかも。

8/8 13:39

彼らも厄介者となっています。また今度

8/8 13:43

鈴北岳最後の登り

8/8 13:53

鈴北岳、奥には霊仙山

8/8 13:51

御池岳と

8/8 13:51

日本庭園、元池分岐、そして奥には西ボタンブチ

8/8 13:54

快適な鞍掛尾根を下ります。ずっと風が心地よかったです。

8/8 13:57

秋、冬、歩くのが楽しみ。

8/8 14:12

スノーシューで。

8/8 14:13

必ず撮ります。苔もイイ。

8/8 14:32

鞍掛峠まで下ってきました。この先、少しヒルにも注意して。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS SH-3 オリンパス

HUAWEI P20 Pro HW-01K docomo HUAWEI

感想

よしくん

真夏の御池岳もGood！！
山頂でリスに出逢いました！！！

本日のミッションは・・・リスと鹿の写真を撮ること、そしてアケボノソウも・・・アケボノソウは未だでした。開花をお待ちの方、もう少しお待ちくださいね。

山頂でシマリスを見たのは初めてかもしれません。西のボタンブチでは見かけたことはあります。御池岳全体に住み着いているのでしょう。外来種だとか何かと叩かれる存在ですが、彼らには元々罪の無いことです。願わくば御池岳から勢力範囲を広めずに、御池岳のアイドル、コグルミ谷の住人としてこれからも私たちの癒しになってくださいね。彼らは人間の気持ちがわかるのでしょうか？笑。ずっとポーズを取り続けてくれました。

強めの風が終日吹いてくれたお陰で、8月の鈴鹿とは思えないとても快適な山歩きができました。コグルミ谷にヒルは見かけませんでした。2,000メートル級の山に来ているような雰囲気でしたよ。アケボノソウ狙いで8月もう一度訪れたいです。