ニセイチャロマップ川第一川(九滝の沢)南面直登沢(屏風岳)


- GPS
- 11:48
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,155m
- 下り
- 1,154m
コースタイム
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 11:42
直登沢出会い→屏風岳 4時間30分
屏風岳→直登沢出会い 3時間40分
直登沢出会い→駐車場 1時間40分
天候 | 晴れのちスコール |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 上川・留萌地方記録的短時間大雨警報第1号 15時20分上川南部付近で約100mm |
写真
感想
【行動概要】
次の週末に予定している日高の沢のプレ山行として、日高の!!沢を1泊2日で考えていたが、天気予報やエントリーメンバーの都合等を勘案して、初ピークとなる屏風岳の沢に入ることとした。がしかし、5つの誤算が重なって、またしても沢そのもの以外の要素が印象的な山行となってしまった。
誤算の一つ目は、高速を使っても4時発で6時までに大函駐車場に着かなかったこと。出発時間が1時間弱遅れてしまった。
誤算の二つ目は、直登沢までの林道歩き。荒れて草茫々となり、一部不明瞭なところ、落橋、路体流出箇所も複数あった。草茫々地帯の朝露でズボンはびしょ濡れ、アプローチシューズ(トレランシューズ)も濡れてドロドロになった。直登沢出会い約1.2km手前で林道の路体が流出し、川を歩かなければならなくなったので、アプローチシューズをデポし沢靴に履き替えた。
誤算の三つ目はヤブ漕ぎ用の手袋を忘れたこと。この沢は至るところにカイカイ草(イラクサ)が繁茂しており、両手は痒みと痛みでカイカイ、イライラ。カイカイ草の群落の中には、カイカイ草より大きく棘も長くて鋭い草も混じっており、服の上からも棘が刺さる。これまたカイカイ、イライラ。下山してから二日経つが、両手、両腕、両太ももの痒みは癒えない。
6月末のウルシかぶれ以降、体中が痒みで悲鳴を上げている感がある。毎週のように沢に入って、草にかぶれ、虫に刺されているので、どこの部位の痒みの原因が何なのか、もはや分からん状態。
誤算の四つ目は源頭のヤブ漕ぎ。机上調査では誰もが源頭の藪は薄く、労することなく山頂に立ったごとくの記載。1600mを越えてからの笹のヤブ漕ぎは寝不足と暑さ、そして足回り(フェルト靴)が滑ることで、消耗した。終わって記録を確認すると1時間も漕いでいないのであるが、当時の感覚的には長い時間藪と格闘していた感がある。
そして誤算の五つ目は下山時のスコール。同行メンバーが大滝村に住んでいたことがるとのことで、積乱雲の急発達とスコールがすごいイメージがあると言ってのを証明するかのように、お昼を境に雲の様子が変わり、雷が鳴り出すとともにスコールが降った。スコールそのものは、心地よいシャワーだったが、雷が怖かった。そして、万が一の増水下山不可のイメージ。一定の増水はあって下山不可はないだろうと思ってはいたが、雷が変な恐怖感を生んだ。
というわけで、沢そのもののイメージが飛んでしまった。
標高930m二股までは砂防堰堤2つ、滝が複数出てきたが、巻いたり直登したり。標高1200mを越えてから、登れる小滝が連坦。沢は全体的に暗くて爽快感がない感じ。
【感想】
日帰り山行にかかわらず、体の疲労度は半端ない。草かぶれと虫刺されは仕方ないとしても、下半身の筋肉痛と両足のむくみは何なんだろう・・・。
・セイシェル携帯浄水ボトルを初使用。悪くない。約2L使用。
・偏光オーバーグラスをヤブ漕ぎ中に紛失。胸元に取り付けたカメラ入れの外ポケットに入れっぱしてヤブ漕ぎをしてしまった。サングラスを紛失するようなヤブ漕ぎは想定外。そもそも論として不用意だった。反省。
・魚影の濃い沢。小ぶり。オヒョロコマ。沢は小さく、樹が生い茂っているので、三平でなければ思うように竿を振れないだろう。
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