浅間山外輪山
- GPS
- 05:24
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 894m
- 下り
- 891m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:21
天候 | 曇り時々晴れ 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
草すべりは急傾斜で登山道も狭く、滑落注意。 |
写真
感想
車坂峠のビジターセンターには8:30前に到着。比較的キャパの多い駐車場だが、さすがに8割ほどは既に埋まっていた。気温は18℃ほどと、標高が2000メートルに近いだけあって涼しい。準備をして8:33にクルマを離れ、ビジターセンター内のトイレで用足しした後、8:45に行動開始。天気曇りだがちょっと怪しげ。
車道を少し歩き登山口に至る。いきなり様々な高山植物が咲いていて、Zさん共々写真を撮る。花の多さゆえ、先へ進めなくなってしまった。マツムシソウなどが咲いていて、下界はまだまだ残暑が厳しいものの、山の上は既に秋が到来していることを感じさせた。トーミの頭まではコースが2本あるが、今回は南側の表コースで登り、中コースで下ることに。歩き始めてしばらくも相変わらず高山植物が多数。歩いていて飽きないが、しばらくすると岩がちの登山道になり花は見られなくなる。樹林帯歩きが続くが風が適当に抜けるのでオーバーヒートにはならない。下りの登山者も少なく、ペース良く快適に標高を上げる。歩き出しが標高2000メートルなので比較的涼しく、大汗を絞ることもない。真夏にお薦めのルートだと思う。順調に進むも槍ヶ鞘の手前付近で小雨がぱらつき出す。関東地方は台風の影響を受けているので、そのあおりかもしれない。レインを着るか一瞬悩むが、面倒なのでそのまま進むとじきに止んだ。雨がふったのはせいぜい5分程度だろうか。着ないで済んだようだ。9:50頃に槍ヶ鞘に到着。生憎のガスで浅間山は見えなかった。写真のみで進み、トーミの頭の登りにかかる。ざれていて相変わらず登りにくい。10時にトーミの頭到着。ここはいつも人で賑わっていて密になることが多いが、今日は誰もおらず貸し切りだった。しばし休憩。今日は外輪の往復ではなくこの先の下降点から草すべりを下る予定。台風他の影響で草すべりが本当に滑り易い状態であれば諦めただろうが、遠くから見ていると実際に登り下りしている登山者がいたので、問題ないと思い下り始める。5年前の同時期にここを下っているが、その時の印象として高山植物が多かった印象があり、今回もやはり同じだった。ナデシコやハクサンフウロなどがあちこちで咲いていた。急斜面なので転げ落ちないように気を付けつつ、花を見ながら下降する。次回花の時期に来るなら、ここを登ってみたい。
ほぼコースタイムどおりの時間をかけて湯の平の分岐に到着。休憩をしたかったが適地がないので更に先に進むことに。樹林が終わり賽の河原に出ると休憩に適した岩が見られるようになり、座って大休止とした。下から見上げる浅間山の外輪山はやはり迫力があった。休憩中も雲が湧いたり離れたりしていたが、雨が落ちることはなかった。すれ違う人の中にはレインを着ていた人もいた。賽の河原を横断しJバンドに取り付く。降りる人とすれ違いつつになるので時折待つことに。ここは登ったことしかないので、次回訪問時は反対に下ってみたい。Jバンドを登り切るとガスの稜線に出た。下から見ていた時は見通しもあったのだが、稜線に上がったところでガスに包まれてしまった。残念だが今日の天気では雨に降られなければ良しとするしかない。天気が良ければここからは快適な縦走路のはずだが、今日に限っては視界が限られ面白味に欠けたと言わざるを得なかった。ただ北側からは風が吹いていて、歩いているとちょうど良い程度の涼しさになったのが良かった。風の少し強いところで止まって休憩すると寒さを感じたかもしれない。仙人岳、蛇骨岳を過ぎると、外輪を往復するのみと思われる多数のハイカーとすれ違うようになる。外輪の下に降りると登るのは大変だが、外輪のみなら気軽に来られそうだ。天気は相変わらずガスで晴れそうもなく、しかも蛇骨岳から先は地形の影響で風が当たらなくなり蒸し暑さを感じるようになる。ガスは時折取れて先程下降した草すべりの斜面や先程上がってきたJバンドが見えたが、結局すっきり晴れ渡ることはなかった。13:02黒斑山到着。時間が少し遅いせいか、それとも天候が微妙なせいか、ここも人は少なかった。展望もないので特に止まらずに進む。その先のトーミの頭で浅間山を見納めし、中コースで下山にかかる。峠までのルートで何パーティかを抜いて先行し、峠に至り駐車場には13:56到着。もう少し天気が良かったら言うことなかったが、台風の影響がある中の登山だったので、雨に当たらなかっただけでも良しとするしかないだろう。標高が高いところから歩き始められるので、再訪するならやはり梅雨明けからお盆頃までだと思う。この時期であればお花も多くあり楽しめる。また規制がない時を狙い、前掛山も再訪したい。
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