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Yamareco

記録ID: 342888
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳&仙丈ヶ岳 初日は甲斐駒

2013年09月05日(木) 〜 2013年09月06日(金)
 - 拍手
mizopi その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
8.1km
登り
1,184m
下り
1,174m
歩くペース
とても速い
0.00.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

5日 6:30神戸→10:30伊那IC(買い出し)→12:30仙流荘→14:00バス→15:05北沢峠→15  :30テン場
6日 5:20テン場→6:00仙水小屋→6:40仙水峠→8:30駒津峰→9:00六方石→10:30駒ヶ岳(昼食)→11:40摩利支天→12:20六方石→12:54駒津峰→13:38双子山→15:00北沢峠→15:15テン場
天候 甲斐駒は奇跡的に晴れ、仙丈は小仙丈から雨
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘の駐車場は、平日&台風の影響の悪天候の予想で、数台のみ。
コース状況/
危険箇所等
軌跡の晴天に恵まれ、思い切り日焼け!。早朝発でほとんどすれ違う人もなく、快適な登山でした。翌日登る仙丈ヶ岳には、雲が掛かり、翌日の天気の崩れが予想されました。甲斐駒ヶ岳山頂からは、雲海となり、鋸岳方面は雲の下に隠れていました。八ヶ岳も望めませんでしたが、真夏のような暑さに、用意した水1.5リットルを使い切った登山でした。危険箇所はありません。ただ、甲斐駒ヶ岳の頂上直下で、摩利支天への巻き道と分かれますが、巻いてから甲斐駒ヶ岳を登り返すより、直登して、摩利支天へ下る方が山の醍醐味を味わえますので、右に巻かず、直登を強くおすすめします。下りは展望のない樹林帯を双子山から北沢峠に延々下るので、登りに展望を望むなら、双子山コースはおすすめできません。駒仙小屋のテン場から沢沿いを登るルートをおすすめします。樹林帯から砂礫の登山道に変わり、仙水峠からは摩利支天が望めます。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
仙流荘でバスを待ちます、来年は南アルプス国立公園指定50周年だとか。
仙流荘でバスを待ちます、来年は南アルプス国立公園指定50周年だとか。
平日なので、他にバス待ちはいません。
平日なので、他にバス待ちはいません。
この橋から先はバスのみ可能。橋には監視員がいて、ゲートを上げないと通過できない仕組み。自然を守るのも大変ですね。
この橋から先はバスのみ可能。橋には監視員がいて、ゲートを上げないと通過できない仕組み。自然を守るのも大変ですね。
明日登る甲斐駒ヶ岳が見えてきました。ガスがかかってる?
明日登る甲斐駒ヶ岳が見えてきました。ガスがかかってる?
ヘルメット、ザイル必須の鋸岳
ヘルメット、ザイル必須の鋸岳
北沢峠が近づいてきます。バスの前を大きなニホンザルが悠々と横切って行きました。
北沢峠が近づいてきます。バスの前を大きなニホンザルが悠々と横切って行きました。
明日、あさっての行程を眺めてにんまり。
明日、あさっての行程を眺めてにんまり。
テントを張ってビールでにんまり。
テントを張ってビールでにんまり。
台風の影響かテン場も閑散。
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台風の影響かテン場も閑散。
野菜炒め。
鶏もも肉のクミンシード風(炒めただけ)でも、とってもカリッとスパイシーでおすすめ。これからも定番になりそう。
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鶏もも肉のクミンシード風(炒めただけ)でも、とってもカリッとスパイシーでおすすめ。これからも定番になりそう。
締めに玉子丼ぶり。・・・おなかいっぱい。
締めに玉子丼ぶり。・・・おなかいっぱい。
北沢駒仙小屋。温水シャワーもある立派な山小屋
北沢駒仙小屋。温水シャワーもある立派な山小屋
左が古いトイレ、右が新しいトイレ。右はとっても綺麗!。僕は左が男用と思い、ずっと左を使っていました。うう・・・300円返して・・・
左が古いトイレ、右が新しいトイレ。右はとっても綺麗!。僕は左が男用と思い、ずっと左を使っていました。うう・・・300円返して・・・
学生さん?が多いようでしたが、皆マナーよく騒ぐグループはなくて快適。
学生さん?が多いようでしたが、皆マナーよく騒ぐグループはなくて快適。
清流横にテントを張りました(ビールを冷やせるから!)。
清流横にテントを張りました(ビールを冷やせるから!)。
少し雲がかかってきました・・・お休み。
少し雲がかかってきました・・・お休み。
晴れました!。早朝、沢沿いに樹林帯を北沢峠へ登ります。
晴れました!。早朝、沢沿いに樹林帯を北沢峠へ登ります。
仙水小屋の水力発電装置
仙水小屋の水力発電装置
仙水小屋は利用者なし。ボーリングで引いた冷たい水をいただきました。非常に美味しい!
仙水小屋は利用者なし。ボーリングで引いた冷たい水をいただきました。非常に美味しい!
針葉樹からダケカンバに変わりやがてハイマツに。根本に生えたコケが綺麗です。
針葉樹からダケカンバに変わりやがてハイマツに。根本に生えたコケが綺麗です。
砂礫の登山道に変わります。
砂礫の登山道に変わります。
朝日がまぶしい。
朝日がまぶしい。
砂礫の登山道から振り返ると明日登る仙丈ヶ岳が見えます。
砂礫の登山道から振り返ると明日登る仙丈ヶ岳が見えます。
足下はしっかりして歩きやすい。
足下はしっかりして歩きやすい。
仙丈ヶ岳を望むアートな一枚
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仙丈ヶ岳を望むアートな一枚
摩利支天が見えてきました。大迫力!。
摩利支天が見えてきました。大迫力!。
仙水峠着。右は栗沢山。左手の急登を駒仙峰に向かいます。
仙水峠着。右は栗沢山。左手の急登を駒仙峰に向かいます。
摩利支天の雄姿
甲斐駒ヶ岳はまだ見えません。
甲斐駒ヶ岳はまだ見えません。
眺望のない樹林帯の急登ですが、木陰が涼しい。
眺望のない樹林帯の急登ですが、木陰が涼しい。
栗沢山を振り返ります。
栗沢山を振り返ります。
仙丈ヶ岳の雲の様子が気になります。
仙丈ヶ岳の雲の様子が気になります。
雲の合間から甲斐駒ヶ岳が見えてきました。
雲の合間から甲斐駒ヶ岳が見えてきました。
遠くテン場が見えます。
遠くテン場が見えます。
甲斐駒ヶ岳はなかなか近づきません。
甲斐駒ヶ岳はなかなか近づきません。
少し近づいた?
ハイマツの尾根に出れば駒津峰はもうすぐ。
ハイマツの尾根に出れば駒津峰はもうすぐ。
これから登る甲斐駒ヶ岳を望みます。
これから登る甲斐駒ヶ岳を望みます。
暑くなってきました。
暑くなってきました。
駒津峰に出ると雲が湧いています。
駒津峰に出ると雲が湧いています。
仙丈ヶ岳にも雲が・・・
仙丈ヶ岳にも雲が・・・
しかし、空は青く、紫外線も強烈。
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しかし、空は青く、紫外線も強烈。
岩稜の山が近づいてきます。修験者の山ですね。
岩稜の山が近づいてきます。修験者の山ですね。
僕は、岩稜歩きが大好き。こんな道はワクワクします。
僕は、岩稜歩きが大好き。こんな道はワクワクします。

六方石に到着。
六方石から駒津峰を振り返り、仙丈ヶ岳を望みます。
六方石から駒津峰を振り返り、仙丈ヶ岳を望みます。
おお、仙丈ヶ岳の雲は晴れたなあ!。
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おお、仙丈ヶ岳の雲は晴れたなあ!。
直登か巻き道かどちらにすべきか。
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直登か巻き道かどちらにすべきか。
やはり直登が楽しそうです。
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やはり直登が楽しそうです。
振り返って八ヶ岳を探しますが雲に隠れて見えません。
振り返って八ヶ岳を探しますが雲に隠れて見えません。
摩利支天への巻き道を眼下に起きながら、直登します。
摩利支天への巻き道を眼下に起きながら、直登します。
甲斐駒ヶ岳の頂上は、このピークを越えてさらにその上。
甲斐駒ヶ岳の頂上は、このピークを越えてさらにその上。
気持ちのいい高度感が続きます。
気持ちのいい高度感が続きます。
ピークが見えてきました。
ピークが見えてきました。
山梨県から長野県の仙丈ヶ岳を望む。
山梨県から長野県の仙丈ヶ岳を望む。
鋸岳への道は雲で見えません。
鋸岳への道は雲で見えません。
しばし雲の切れ目を待ちますが諦め。
しばし雲の切れ目を待ちますが諦め。
ちょっとだけ鋸岳の稜線が見えました。いつかは登ってみたいな。
ちょっとだけ鋸岳の稜線が見えました。いつかは登ってみたいな。
甲斐駒ヶ岳頂上です。お昼にします。
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甲斐駒ヶ岳頂上です。お昼にします。
鋸岳へは、頂上から5時間!。やはり、バスを途中で降りて登る方がいいようです。いつかは登りたいな。ザイルパートナーがいれば、今からでも登りたい気分です。
鋸岳へは、頂上から5時間!。やはり、バスを途中で降りて登る方がいいようです。いつかは登りたいな。ザイルパートナーがいれば、今からでも登りたい気分です。
さて。摩利支天へと巻き道を下ります。
さて。摩利支天へと巻き道を下ります。
砂礫の摩利支天への巻き道。甲斐駒ヶ岳を巻き道で登る場合は、この道を上り返すことになります。きっと楽しくないでしょう。直登を強くおすすめします。
砂礫の摩利支天への巻き道。甲斐駒ヶ岳を巻き道で登る場合は、この道を上り返すことになります。きっと楽しくないでしょう。直登を強くおすすめします。
甲斐駒ヶ岳を振り返ります。
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甲斐駒ヶ岳を振り返ります。
巻き道から摩利支天への道と、甲斐駒ヶ岳への道への分岐へ下ってきました。頂上を見上げます。
巻き道から摩利支天への道と、甲斐駒ヶ岳への道への分岐へ下ってきました。頂上を見上げます。
巻き道を摩利支天へ。おや?ホラ貝の音が聞こえます。修験者らしき白装束の集団が見えます。危ない集団?
巻き道を摩利支天へ。おや?ホラ貝の音が聞こえます。修験者らしき白装束の集団が見えます。危ない集団?
摩利支天のオベリスク?。高さは30メートルくらいでしょうか?。登りたいですね。さすがにピンは入っていません。罰当たり?
摩利支天のオベリスク?。高さは30メートルくらいでしょうか?。登りたいですね。さすがにピンは入っていません。罰当たり?
明日の仙丈ヶ岳が気になります。
明日の仙丈ヶ岳が気になります。
アートな一枚
甲斐駒ヶ岳の北の壁面をわき上がる雲が、南からの風で切り取られていきます。
甲斐駒ヶ岳の北の壁面をわき上がる雲が、南からの風で切り取られていきます。
仙丈ヶ岳も見る間に雲に覆われていきます。
仙丈ヶ岳も見る間に雲に覆われていきます。
摩利支天につきました。すごい紫外線を感じます。
摩利支天につきました。すごい紫外線を感じます。
おお、甲斐駒ヶ岳の北の壁面から雲が一瞬消えます。
おお、甲斐駒ヶ岳の北の壁面から雲が一瞬消えます。
北の壁面。絶壁ですね。
北の壁面。絶壁ですね。
摩利支天からの復路で甲斐駒ヶ岳の頂上を眺めて休憩。
摩利支天からの復路で甲斐駒ヶ岳の頂上を眺めて休憩。
ダケカンバと青空。コントラストが最高です。
ダケカンバと青空。コントラストが最高です。
直登路と巻き道の分岐に帰ってきました。左が直登、右が分岐。おすすめは直登です。岩稜ですが、やっぱりおすすめ。
直登路と巻き道の分岐に帰ってきました。左が直登、右が分岐。おすすめは直登です。岩稜ですが、やっぱりおすすめ。
双子山に到着。以降は樹林帯を下って北沢峠に向かいます。
双子山に到着。以降は樹林帯を下って北沢峠に向かいます。
樹林帯は延々と続き、展望はありません。登りには向きません。登りは仙水峠経由をおすすめです。
樹林帯は延々と続き、展望はありません。登りには向きません。登りは仙水峠経由をおすすめです。
やっと北沢峠です。
やっと北沢峠です。
猛毒カエンタケ?。可食ニカワホウキタケ?。単体ではわかりませんが、怖くて触れません。
猛毒カエンタケ?。可食ニカワホウキタケ?。単体ではわかりませんが、怖くて触れません。
テン場着、今夜は伊那市で買ったゴーヤとスパムでチャンプル。清流で冷やしたビール。
テン場着、今夜は伊那市で買ったゴーヤとスパムでチャンプル。清流で冷やしたビール。
野菜スープでおなかいっぱい。明日に備えて寝ます。
続きは仙丈ヶ岳編で。
野菜スープでおなかいっぱい。明日に備えて寝ます。
続きは仙丈ヶ岳編で。

装備

個人装備
ヘッドランプ
ブラックダイヤモンド
予備電池
1/25,000地形図
ガイド地図
コンパス
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
最低1リットル
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
シュラフ
シュラフカバー
ザックカバー
クマよけ鈴
食器
水筒
時計
日焼け止め
非常食
共同装備
テント
ステラリッジ3
テントマット
ブルーシート
ツェルト
ランタン・マントル
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ
ビデオカメラ
ポリタンク
天気図用紙

感想

月曜に台風が温帯低気圧に変わった?。延ばしていた甲斐駒&仙丈を決行するのに、木曜発か金曜発かを悩みながら、木曜日に決定。結果は金曜日の甲斐駒ヶ岳が奇跡の晴天でした。9月に入ってから、日焼けで鼻の皮を剥いた恥ずかしい中年おじさんですが、テン場拠点で2つの100名山をこなせて大満足。いい山ですね!。

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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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