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記録ID: 342906
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ハイキング
比良山系

武奈ヶ岳 (金糞峠〜中峠〜山頂〜八雲が原〜金糞峠)

2013年09月10日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
10.1km
登り
1,008m
下り
1,004m

コースタイム

 正面谷駐車場発 8:51、 青ガレ下着 9:44、 金糞峠 10:33、 中峠 11:33、 コヤマノ岳 11:57〜12:29、 山頂 12:49、八雲が原 13:40、金糞峠 14:14、 駐車場着 15:34
天候 曇り時々晴
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 休日のみJR比良駅よりバスの便があります。
コース状況/
危険箇所等
 ◆ 7日から8日にかけて、かなりの雨が降ったので谷川の水も随分増えている様だ。青ガレまで左側の斜面からの落石に気を付けて進む。異常はなかった。

 しかし、青ガレを登ると左の崖から大きな岩の落石の跡があった。
 青ガレは最初は岩のデブリの中を進むが、上部の方では左側の崖に沿って細い溝になった様な所を、左側の崖から出ている木の根を掴んで登るが、その一番上の所に左の崖から大きな岩が落ちて来て岩に衝突して其処で止まり、もう一つの岩は厚さ15センチ位の板状の岩で、長さが7〜80センチ位あり、これは落ちた衝撃で3つに割れいて、その一つが下の段まで落ちていた。
  
 衝突の痕の新しさ、生々しさから先日の雨の後昨日か今朝落ちて来たばっかりのように思われる。丁度此処を登っている時に落ちて来たとすれば、全く避ける行動が取れないと思われる。ビックリして通り過ぎる。

 ◆ 金糞峠に着くと、最初ガスが掛けてたが、少し明るくなり、薄日が差してきた。風邪も湿気はあるが真夏程ではない。涼しい風だ。
 どのルートを登ろうかと思っていたが、今日もヨキトウゲ谷にする。思った程水量も多くは無かった。も少し荒れているかと思っていたが、全く荒れてはいなかった。

 ◆ 中峠に着くと西風が思ったより強く、気温19度でじっとしてたら寒くなる感じだ。すぐコヤマノ岳に向う。最初の急坂も真夏に比べると随分楽だ。
 山頂で弁当にしたら、この風邪では寒くなるだろうと思って此処で弁当にする。食べ終わる頃には寒くなった。

 ◆ 山頂は思っていたより雲が晴れず、展望はさっぱりだった。釈迦だけさえガスで見えない。
 この条件だったら、スキーコース跡経由でもあまり日に当たらないだろうと思って、このコースで八雲が原に下りる事にする。

 ◆ 先回来た時ススキの赤い穂が出たばっかりだったので、それがどうなったかも知りたい。
 スキー場跡にはコヤマノ分岐まで下りてきて、イブルキのコバではなく、右(南)にコヤマノ岳の方に向って登って行くと、すぐに大きな真新しい最近建ったばかりの道標がある。左(東)に向って八雲が原とある。ここで左折する。

 道ははっきりしている。東に向って下りだし、間もなく道は左(北)に回り込み斜面をトラバースして行き、再び東向きになる。するとすぐにスキー場跡に出る。東の正面に釈迦岳が見える。

 ◆ 出た所は芝生の広っぱで、周りはススキが一杯生えている。踏み跡は分からないが、ススキの無い芝生か赤土の所を伝って下りて行くと、尾根の上に道があるのがわかる。はっきりした一本の踏み跡がある訳ではないが、迷う事は無い。

 ◆ 八雲が原では前回に見たサギ草を見に行く。今回はもうたったの2輪しかなかった。しかし、次々と結構長い間咲くものだ。

 金糞峠までの奥の深谷源流沿いの道も雨で荒れていると思ったが、ボランティアの方により立派に補修されていた。有り難いことだ。
 
 今朝の青ガレの落石痕を見たら、気持ち悪く、帰りは北比良峠から大山口に下る積りであった。しかし、あの岩が何処から落ちて来たか、も少し詳しく観察したくなり金糞峠に向う事にする。

 
 

感想

 ◆ 今朝の比良山は上の方はガスで見えなかった。予報では午後は晴れて来るとのことだ。登山口の気温 23度。ガスがあるせいか少し湿気が多い。でも随分涼しくなった。

 ◆ 何時も同じ道ばっかりでは芸が無いので、涼しくなったせいもあり、久し振りにスキー場コースに行って、前回のススキの赤い穂がどうなったかを見てみたいと思っていたが、登りは丁度金糞峠に着いた頃より晴れてきて、暑そうなのでくだりに行って見る事にする。
 
 ススキの穂は少し開いていたが、まだ満開といふには程遠かった。でも前回よりススキらしくなっていた。これが西日を浴びて黄金色に輝く様になると、素晴らしい景色になる。
 時間的にも、イブルキノコバ経由で八雲が原に出るより10〜15分は短縮できる。

 ◆ 八雲が原では、未だサギ草が2輪だけだが咲いていた。

 ◆ 先日から、かなりの雨が降ったと思っていたが、登山道は殆ど荒れてはいなかった。
 ただ、青ガレの落石にはびっくりした。あんな狭く、急な所で落石に合ったらとても逃げられない。帰りにも一度通って見て改めて恐ろしくなった。
 落石の岩が止まっている所を、下りに下から見ると、よくあんな狭い所で止まった名と思う。狭い溝状の登山路に上から石が落ちてきたら、とても避けきれない。まともに頭を直撃するに違いない。

 ◆ 石が何処から落ちたのかも調べてみた。南側の急斜面の崖の上は、板状の岩が割れて浮き上がったような状態で何枚も重なっていて、いつ落ちても可笑しくない様な状態だ。
 これは落石予防の金網で張っておかないと危険極まりない、と思える。
 青ガレを通る人は十分注意して下さい。

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