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Yamareco

記録ID: 345136
全員に公開
沢登り
白山

白山・打波川支流剣ヶ岩谷

2013年09月14日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 石川県 福井県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:27
距離
10.2km
登り
1,229m
下り
1,232m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

駐車場7:50-沢降り8:35-剣ヶ岩谷出合9:10-稜線13:55-六本桧15:10-登山口16:00-駐車場16:25
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道158号線から上小池林道を終点まで入る
コース状況/
危険箇所等
上小池から刈込池に向かう「初心者向き・岩場コース」に向かって林道を行く。三ノ峰登山口を過ぎ、刈込池へ行く吊り橋を対岸に渡り、登山道が沢から離れる地点で沢に降りるとよい。
最初に出てくる右沢は支流なので、本流と間違わないように。本流は左に曲がっており、剣ヶ岩谷の出合は小さい。本流に現れる「パイプ型堰堤」が見えるまで溯行するとよい。
(Y)
連休初日のためか車が多かった登山口
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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連休初日のためか車が多かった登山口
刈込池への入口。こちらは健脚向きコース。
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刈込池への入口。こちらは健脚向きコース。
三ノ峰登山道入り口。階段を補修中だった。
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三ノ峰登山道入り口。階段を補修中だった。
(Y)
なんかもう秋っぽい みたいな
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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なんかもう秋っぽい みたいな
刈込池岩場コースへの橋。
刈込池岩場コースへの橋。
橋を渡ってすぐに川に降りる。堰堤があるため、川床は平瀬になっている。
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橋を渡ってすぐに川に降りる。堰堤があるため、川床は平瀬になっている。
巨大堰堤です。
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堰堤巻き中
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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堰堤巻き中
剣ヶ岩谷出合にかかる、壊れた堰堤。これが目印。
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剣ヶ岩谷出合にかかる、壊れた堰堤。これが目印。
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壊れた堰堤の上をへつる
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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壊れた堰堤の上をへつる
本流にはパイプ堰堤が立つ。
本流にはパイプ堰堤が立つ。
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剣ヶ岩沢出合は小さいので見逃すな
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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剣ヶ岩沢出合は小さいので見逃すな
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チョット面白そうな滝
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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チョット面白そうな滝
小滝で遊ぶ。
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裏側から
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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裏側から
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支流はあるがRFは簡単な部類
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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支流はあるがRFは簡単な部類
ちょっとしたナメもあったり。
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ちょっとしたナメもあったり。
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小気味よく越えてゆきます。
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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小気味よく越えてゆきます。
(M)H1320mの二又、左に大滝が見える
2013年09月14日 10:27撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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(M)H1320mの二又、左に大滝が見える
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2段滝に近寄る
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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(Y)
2段滝に近寄る
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安定のトップ
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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安定のトップ
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続いてmoguさん
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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続いてmoguさん
唯一ロープを出す2段25m滝。
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唯一ロープを出す2段25m滝。
高度感はあります。
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高度感はあります。
ひたすらゴーロが続きます。
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ひたすらゴーロが続きます。
大好きな花、丁字菊。
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大好きな花、丁字菊。
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はな アザミ
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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はな アザミ
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ハナ シロヨメナ
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ハナ シロヨメナ
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hanaと続きます(笑)サラシナショウマ
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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hanaと続きます(笑)サラシナショウマ
剣ヶ岩谷がまっすぐ稜線に伸びる。
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剣ヶ岩谷がまっすぐ稜線に伸びる。
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気温と水温のバランスがちょうど良く 気持よい
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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気温と水温のバランスがちょうど良く 気持よい
周囲の景色はなかなかいい。
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周囲の景色はなかなかいい。
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テンポ良く登り
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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テンポ良く登り
左前方に現れる岸壁帯。これが剣ヶ岩。
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左前方に現れる岸壁帯。これが剣ヶ岩。
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ローカル沢とはまた違った開放的でアルペン的な雰囲気
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ローカル沢とはまた違った開放的でアルペン的な雰囲気
振り返ると上小池方面が広がっている。
振り返ると上小池方面が広がっている。
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ひなたぼっこ中でしたかw
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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ひなたぼっこ中でしたかw
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むむ なにやら見えてきました
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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むむ なにやら見えてきました
最後のポイント、剣ヶ岩谷チムニーが見えてくる。
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最後のポイント、剣ヶ岩谷チムニーが見えてくる。
(M)チムニーの下に来ました、右壁を登るが垂直壁はすこしかぶっている
2013年09月18日 21:02撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/18 21:02
(M)チムニーの下に来ました、右壁を登るが垂直壁はすこしかぶっている
ここは安全のためロープを出す。
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ここは安全のためロープを出す。
左岸の岩が崩れたようで、以前来た時と様子が変わっていた。
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左岸の岩が崩れたようで、以前来た時と様子が変わっていた。
(M)チムニーから振り返って
2013年09月14日 13:07撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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(M)チムニーから振り返って
チムニー上から望む下流。
チムニー上から望む下流。
(M)チムニーを登ると正面に剣のような険ヶ岩
2013年09月14日 13:31撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 13:31
(M)チムニーを登ると正面に剣のような険ヶ岩
あとは淡々とツメ上げる。
あとは淡々とツメ上げる。
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石が浮き気味で落とさないように注意です
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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石が浮き気味で落とさないように注意です
(M)お花畑の詰めです、花を踏まないように進みます
2013年09月14日 13:40撮影 by  u1050SW,S1050SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/14 13:40
(M)お花畑の詰めです、花を踏まないように進みます
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じりじり稜線に近づきます
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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(Y)
じりじり稜線に近づきます
(Y)
振り返って登ってきた谷を見るのは 何度見ても良いものだ(嬉)
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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振り返って登ってきた谷を見るのは 何度見ても良いものだ(嬉)
ここの藪は優しいレベル。
ここの藪は優しいレベル。
支稜もなかなか姿いい。
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支稜もなかなか姿いい。
ようやく稜線に到着。
ようやく稜線に到着。
ここから登山靴に履き替えて下山する。
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ここから登山靴に履き替えて下山する。
振り返ると、ツメ上げたところの様子がよくわかった。
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振り返ると、ツメ上げたところの様子がよくわかった。
展望のよい稜線を行く。
展望のよい稜線を行く。
(Y)
銚子ヶ峰とか願教寺山とか方面(のはず)
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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(Y)
銚子ヶ峰とか願教寺山とか方面(のはず)
(Y)
アップ
イマイチ同定がわからない
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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アップ
イマイチ同定がわからない
手前の岸壁が剣ヶ岩。
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手前の岸壁が剣ヶ岩。
ブナ林の稜線を行く。
ブナ林の稜線を行く。
(Y)
六本檜から稜線を外れて上小池へ下ります。
(2013/9時点)登山道整備中(通行可)でした。
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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六本檜から稜線を外れて上小池へ下ります。
(2013/9時点)登山道整備中(通行可)でした。
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駐車場への地味な登りにため息が出たが、無事下山。
2013年09月19日 00:17撮影 by  DSC-TX20, SONY
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駐車場への地味な登りにため息が出たが、無事下山。

感想

3年振りの福井遠征、いつものように東京発の夜行バスに乗り鯖江インターで下車。今回の夜行バスの座席は一番後ろの真ん中で最悪だった。インターではmt2702mさんとyottyさんが待っていてくれ、お久しぶりの挨拶もそこそこにmt2702mさんの車に乗り今日登る予定の白山・打波川支流の剣ヶ岩谷に向かった。この剣ヶ岩谷は白山三ノ峰に突き上げる沢で、夜行バスで来る私のために短い沢を選んだとのことでした。

上小池駐車場は標高930mまで車で行けるので人気の登山口らしく駐車場はほぼ満車だった。私たちも支度をして出発、初めは林道を歩いて途中から刈込池に行く登山道を少し登り打波川の河原に下りて遡行開始。堰堤を3つ越えたところが二俣で右がカサバノ谷、左が剣ヶ岩谷で左沢に入る。しばらくはゴーロ歩きでときどき小滝が出てくる、H1320m付近の二俣に着くと左に大きな滝が見えてきた。この谷唯一の大滝2段25mだ、mt2702mさんがロープを引いて登る。次に私がプルージックで登るが、登りはじめが草付きだったのでyottyさんに足を押さえてもらい登る上段はそんなに難しくなかった。

滝上もしばらくゴーロ歩きが続きます、谷はだんだんと開けてきて右に剣ヶ岩も見える。不思議なもので傾斜が急になってきてもゴーロ歩きだと下を見て歩くからかあまり急だと感じない、たまに後ろを振り返ると急な所を登ってきたなと思う。私のペースに合わせてもらい休みながらゆっくりと登っていくと、この谷の核心チムニーの所に来ました。でも以前とは様子が変わったとmt2702mさん、昔よりも少しは簡単になったようです。ここはyottyさんがトップで登り確保してくれる、簡単になったとは言え岩は立っているしヌメヌメでけっこうバランスを取るのが難しかった。チムニーを越えるといっきに開けて稜線を歩く登山者が見えた、お花畑の中をひと登りで登山道に出ました。関東では見ないような一直線に稜線に突き上げる剣ヶ岩谷は、短いながらもスケールの大きな谷でした。

三ノ峰避難小屋からの登山道は六本檜まで尾根伝いにつけられていて、左には今日登ってきた谷がよく見える。展望が開けていて気持ち良い登山道を下って、六本檜からブナ林の中を下り駐車場に戻った。明日は蛇谷の支流に連れて行ってくれるとのことで、関東人には滅多に遡行出来ないのでとても楽しみにしていましたが台風の接近で中止になってしまいました〜残念。また懲りずに来ますので来年もよろしく〜

今回は遠方よりお越しくださったmoguさんとの初遡行。
聞けば縦走や沢登り、スノーハイクなど様々な山遊びをされているとってもパワフルな人。
(千葉から福井まで夜行→そのまま沢登り 斯くありたい物です)

今年の5月まで単独行ばかりでしたが、最近はmt2702mさん(ボス)との沢登りを通じて様々な人に出会い また共に遡行する楽しさを味わってますます山が楽しくなるばかりです。


と前置きはさておき(笑)
9月の連休は連チャン予定のため初日は軽めの沢ということで、ボス曰く「高山的雰囲気の谷」剣ヶ岩谷の遡行と相成りました。
(なお2日目は雨でキャンセルとなった(涙))

出発地点御標高も高く(涼しい)
沢もテンポ良く登って 
振り返れば刈込池(黒い窪地にしか見えないのが残念)
前面には剣ヶ岩の岸壁
ローカルにはない開放的な空間 
などなど とても気持ちの良い沢登りであった。

ただ唯一の難点は グレード低いとはいえ沢で標高差1100mは全然軽くないッス(笑)

剣ヶ岩谷も好きな谷のひとつ。

真っ直ぐ延びた沢線と、それに伴って、まるで天空に向けて歩いているようなこの気持ちのよい溯行は、何度経験しても心が躍る。

谷は累々とした岩の点在するゴーロ谷の部類だが、南面に位置するということもあって日当たりがとてもよい。しかも上空も大きく開けていて、周囲の展望がことのほかいいのもこの谷の特徴だ。

谷には滝がなければならないと言う沢屋は少なくない。しかし谷はそれだけでは語れない、もっと由々しい趣を持っている。谷からの、この微かな息吹きを感じ取れない沢屋にだけはなってはならないと、私はいつも自分に言い聞かせる。

常日頃から、どんな山にも、あるいはどんな沢でも、冒険と期待を込めて歩くことにしている。なぜなら山から受ける数々の享楽は、下界では到底得ることのできないものばかりだからだ。

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コメント

なんとmoguさんのレポートだあ!
ますますパワフルになるmoguさんですねえ。
ちょっと パワーを分けてくださいな。
2013/9/23 19:26
是非、
分けてもらってください(笑)
2013/9/23 21:42
分けてあげたいけど
sutepandaさん、どもどもご無沙汰してます。
私のパワーも年とともに減少気味でして、最近は整体通いです
2013/9/24 20:20
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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