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Yamareco

記録ID: 3467662
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

日光/丹勢山

2021年08月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:11
距離
32.6km
登り
1,319m
下り
1,263m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
0:12
合計
7:11
5:38
30
安良沢BS
6:08
6:08
17
6:25
6:27
22
6:49
6:50
45
7:35
7:39
94
9:13
9:13
22
9:35
9:35
66
10:41
10:45
48
11:33
11:33
11
11:44
11:45
64
12:49
清滝駐在所前BS
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
バスは東武バス利用。日光線は以下のURLから種々の情報が解る。
https://www.tobu-bus.com/pc/area/nikkou.html
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
ほぼ全て林道であったが、野洲原林道から丹勢山までの区間は結構な藪漕ぎ径だった。また、観音橋から初音の滝までもほぼルート無し。
◆登山ポスト
裏見の滝の女峰山登山口に登山ポストあり。丹勢側には見当たらない。
その他周辺情報 ◆登山後の温泉
利用していないが清滝和の代のやしおの湯は立ち寄り湯として有名。
日光市民病院の裏から望む丹勢山。背後には男体山も望める。右手にはNTTファシリティーズの太陽光発電サイトが拡がっていた。
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日光市民病院の裏から望む丹勢山。背後には男体山も望める。右手にはNTTファシリティーズの太陽光発電サイトが拡がっていた。
安良沢浄水場。ここで安良沢沿いの道路に出合う。今日は正面に女峰山も望める。この天気が続けばいいね!
安良沢浄水場。ここで安良沢沿いの道路に出合う。今日は正面に女峰山も望める。この天気が続けばいいね!
裏見の滝駐車場。公衆便所もある。
裏見の滝駐車場。公衆便所もある。
左の小径が裏見の滝へ続く。右の林道は野洲原林道へと繋がっているが青い看板の左側が女峰山への登山口だ。
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左の小径が裏見の滝へ続く。右の林道は野洲原林道へと繋がっているが青い看板の左側が女峰山への登山口だ。
裏見の滝の全景。周囲の岩壁全体で滝が落ちている。こんな姿は初めて見る気がする。8月は降雨が多かったからか水量がすごい。
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裏見の滝の全景。周囲の岩壁全体で滝が落ちている。こんな姿は初めて見る気がする。8月は降雨が多かったからか水量がすごい。
昔(30年前?)は文字通り滝の裏側までミストを浴びながらも行けたが今では展望台から見るだけだ。更に上に続く朽ちた階段もあったけれどこれも撤去された様子。今日の水量だと裏に行くにもシャワークライミングだ。
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昔(30年前?)は文字通り滝の裏側までミストを浴びながらも行けたが今では展望台から見るだけだ。更に上に続く朽ちた階段もあったけれどこれも撤去された様子。今日の水量だと裏に行くにもシャワークライミングだ。
木道がしっかりと整備されているがミストで濡れていると結構滑りやすい。
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木道がしっかりと整備されているがミストで濡れていると結構滑りやすい。
女峰山登山口の脇には丹勢山麓散策路の案内板があった。ここに初音滝、慈観滝へのルートの概要が書いてある。
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女峰山登山口の脇には丹勢山麓散策路の案内板があった。ここに初音滝、慈観滝へのルートの概要が書いてある。
林道にはゲートがあり、一般車両は通行禁止。ちなみにシカ捕獲のためのくくり罠があるとも書かれていたが少なくとも立ち入った所では見なかった。
林道にはゲートがあり、一般車両は通行禁止。ちなみにシカ捕獲のためのくくり罠があるとも書かれていたが少なくとも立ち入った所では見なかった。
額縁付きの丹勢山。
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額縁付きの丹勢山。
林業の作業用径路があちらこちらにあった。
林業の作業用径路があちらこちらにあった。
女峰山登山道と交叉するポイント。ちなみに下行きの道標は行先が日光だった。
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女峰山登山道と交叉するポイント。ちなみに下行きの道標は行先が日光だった。
この辺りはコナラが多いとのこと。
この辺りはコナラが多いとのこと。
途中の道標。丹勢まで9.8kmとは!
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途中の道標。丹勢まで9.8kmとは!
タマアジサイ。これから咲く蕾もある。
タマアジサイ。これから咲く蕾もある。
観音橋だ。
橋を渡ると右手に踏み跡があった。
橋を渡ると右手に踏み跡があった。
とは言え少し行くともう踏み跡も不明瞭。
とは言え少し行くともう踏み跡も不明瞭。
堰堤があるようなのであれを越えなければならない訳だ。
堰堤があるようなのであれを越えなければならない訳だ。
2つ目の堰堤を越えるとゴーロが広がる。急に穏やかな渓相だ。
2つ目の堰堤を越えるとゴーロが広がる。急に穏やかな渓相だ。
ゴルジュに近づくと奥に滝が見えてきた。あれが初音ノ滝かな?
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ゴルジュに近づくと奥に滝が見えてきた。あれが初音ノ滝かな?
濡れずに済むのはここまでだ。あと100m近づければなぁ、と思い意を決して濡れることにした。
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濡れずに済むのはここまでだ。あと100m近づければなぁ、と思い意を決して濡れることにした。
初音ノ滝。5m2条チョックストンと言うところか。でもこの双子のようなチョックストンは特徴的で印象的な滝だ。右側が登りやすいか?地形図の位置は少し奥に書かれている?
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初音ノ滝。5m2条チョックストンと言うところか。でもこの双子のようなチョックストンは特徴的で印象的な滝だ。右側が登りやすいか?地形図の位置は少し奥に書かれている?
今日一番の核心はこの2番目の堰堤の乗越だった。上流側は玉状の石垣を頼っての昇り降りになる。
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今日一番の核心はこの2番目の堰堤の乗越だった。上流側は玉状の石垣を頼っての昇り降りになる。
下流側は堰堤脇に玉状の石垣があり、トラロープもあるが半分に擦り切れていてとても体重を預ける気にならない。手前側の狭隘な所を抜けて来た。
下流側は堰堤脇に玉状の石垣があり、トラロープもあるが半分に擦り切れていてとても体重を預ける気にならない。手前側の狭隘な所を抜けて来た。
安良沢の左俣を越える裏見橋。この沢は全くの涸れ沢だった。
安良沢の左俣を越える裏見橋。この沢は全くの涸れ沢だった。
カラマツの植林をしているらしい。
カラマツの植林をしているらしい。
キノミ平分岐。慈観ノ滝まで3.3kmと言うことは慈観ノ滝までで11kmになるってことか。大分見積りよりオーバーしてる。
キノミ平分岐。慈観ノ滝まで3.3kmと言うことは慈観ノ滝までで11kmになるってことか。大分見積りよりオーバーしてる。
南側に展望が開けているがどこの山だろう?
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南側に展望が開けているがどこの山だろう?
一瞬女峰山が見える。
一瞬女峰山が見える。
この辺りがキノミ平か?
この辺りがキノミ平か?
カラマツが多いので秋は美しい森だろう。
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カラマツが多いので秋は美しい森だろう。
涸れ沢を渡る橋。欄干も無く名前も無い?
涸れ沢を渡る橋。欄干も無く名前も無い?
安良沢本流を渡る慈観橋。実はこの手前に展望台の道標があったのだがみんなの足跡に従って左岸側に行ってしまった。
安良沢本流を渡る慈観橋。実はこの手前に展望台の道標があったのだがみんなの足跡に従って左岸側に行ってしまった。
みんなの足跡ではここから南側に移動している。
みんなの足跡ではここから南側に移動している。
雲が湧いて来た。まだ早い時間だけどなぁ。
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雲が湧いて来た。まだ早い時間だけどなぁ。
ここが観瀑ポイントか?沢側は切り立った崖、微かに土嚢と朽ちた道標っぽいものがあるが。みんなの足跡もここが終点だった。
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ここが観瀑ポイントか?沢側は切り立った崖、微かに土嚢と朽ちた道標っぽいものがあるが。みんなの足跡もここが終点だった。
うーん、良く見えないよなぁ。ちょっと消化不良。
うーん、良く見えないよなぁ。ちょっと消化不良。
慈観橋の袂で小休止。
慈観橋の袂で小休止。
これは何かな?
林道脇の赤テープに釣られて少し南に進むと左岸よりかなり良い観瀑ポイントがあった。下の方には堰堤が続いているようだ。
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林道脇の赤テープに釣られて少し南に進むと左岸よりかなり良い観瀑ポイントがあった。下の方には堰堤が続いているようだ。
慈観ノ滝は10mでは効かないと思うが、その下もゴーロの連瀑帯になっている。
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慈観ノ滝は10mでは効かないと思うが、その下もゴーロの連瀑帯になっている。
林道に戻ったらちゃんと道標があったじゃん。
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林道に戻ったらちゃんと道標があったじゃん。
キノミ平分岐まで戻って来た。モッコ平方面を見やる。
キノミ平分岐まで戻って来た。モッコ平方面を見やる。
路傍に咲いていた花。
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路傍に咲いていた花。
あや?正面からトラックが来た?
あや?正面からトラックが来た?
トラックは停車していたが伐倒した木材を満載していた。しかし、道幅一杯。
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トラックは停車していたが伐倒した木材を満載していた。しかし、道幅一杯。
分岐点。丹勢山は右。丹勢山に行くと30kmコースになるので少し悩みはしたが丹勢山だけ残すのも心残りになるので行くことにした。
分岐点。丹勢山は右。丹勢山に行くと30kmコースになるので少し悩みはしたが丹勢山だけ残すのも心残りになるので行くことにした。
伐倒現場はここだった。
伐倒現場はここだった。
林道沿いのクラクション標識。普通と色使いが逆じゃない?最近見ない標識だけど。
林道沿いのクラクション標識。普通と色使いが逆じゃない?最近見ない標識だけど。
サイクリスト2人とすれ違う。志津から下って来たのか。それも良いね。
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サイクリスト2人とすれ違う。志津から下って来たのか。それも良いね。
丹勢山雨量観測所。
丹勢山雨量観測所。
広々とした場所に出た。
広々とした場所に出た。
あそこの赤テープの脇が丹勢山頂への登り口のようだ。やる気なくすなぁ。ともあれここで小休止。
あそこの赤テープの脇が丹勢山頂への登り口のようだ。やる気なくすなぁ。ともあれここで小休止。
腰を屈めながら踏み跡を辿り、登る。
腰を屈めながら踏み跡を辿り、登る。
丹勢山山頂に出た。
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丹勢山山頂に出た。
もう一つの山頂標識。こちらは栃木の山紀行だ。
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もう一つの山頂標識。こちらは栃木の山紀行だ。
途中で西側を展望する。近いピークは1482.2mピークだろう。男体山は残念ながらガスの中。
途中で西側を展望する。近いピークは1482.2mピークだろう。男体山は残念ながらガスの中。
これもみんなの足跡で沼ノ平までトラックがあったので先まで見に来たけれどこの藪漕ぎは遠慮申し上げます。おとなしく来た道を引き返そう。
これもみんなの足跡で沼ノ平までトラックがあったので先まで見に来たけれどこの藪漕ぎは遠慮申し上げます。おとなしく来た道を引き返そう。
丹勢への分岐を丹勢方面へ下って行くとゲートあり。
丹勢への分岐を丹勢方面へ下って行くとゲートあり。
沼ノ平分岐。
そこからは舗装道になり大分と雰囲気が変わる。九十九折で丹勢の街まで下りて行く。
そこからは舗装道になり大分と雰囲気が変わる。九十九折で丹勢の街まで下りて行く。
光る屋根は電工リンクかな?その向こうは三ノ宿山だろうか?
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光る屋根は電工リンクかな?その向こうは三ノ宿山だろうか?
ヒューム管がずっと敷設されている。安良沢から取水している様子。
ヒューム管がずっと敷設されている。安良沢から取水している様子。
もう丹勢まで下りて来たが正面に泥が溜まってる。
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もう丹勢まで下りて来たが正面に泥が溜まってる。
大したことないと思って突っ込んだら酷いことになってしまった。初音ノ滝で濡れたことなんてまるで比にならない。
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大したことないと思って突っ込んだら酷いことになってしまった。初音ノ滝で濡れたことなんてまるで比にならない。
清滝寺でバスに乗れる程度に洗わせて貰いました。有難うございました。
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清滝寺でバスに乗れる程度に洗わせて貰いました。有難うございました。
もう32kmなんでここから歩く気力はもう無し。バスに乗ります。
もう32kmなんでここから歩く気力はもう無し。バスに乗ります。

感想

日光の街から良く見えるてっぺんがソフトクリームのようにつんとした丹勢山はずっと気になっていた。裏見の滝から出発したら初音、慈観と誘われて距離が延びてしまったけれど何も考えられない位に疲れて良く眠れそうだ。8月は天候不順で計画倒れが続いていたけれどほぼ林道とは言え、漸く山域を歩くことができた。案の定こんなコースを歩く人は他におらず猿との出会いの方が多かった。

距離的には近いので午前中に帰って来られると踏んでいたが林道歩きとなると距離は延びて結局32kmで7時間越えになってしまった。ちょっと計画が安直だったと反省。でも前述のように疲れて何も考えることもできずに眠れるのは運動以外の効用の一つだ。

裏見の滝までは普段の散歩と変わらないがそこで丹勢山麓散策路と言う道標を見て急に初音ノ滝と慈観ノ滝を巡ってみたくなった。裏見の滝からは女峰山登山道を歩くと言う選択もあったけれど歩いたことが無い林道を歩いてみた。初音ノ滝は観音橋を渡って踏み跡を入るとすぐに踏み跡も消え、堰堤の乗越に苦労もしたが、最終的には安良沢にズブズブ入って良く見ることが出来た。双子チョックストンとも言うか不思議な滝だった。慈観ノ滝は下部が人工的になっているのがやや残念だし、観瀑台としても今一つだったのが残念ではあるが、ここまで来たと言うことは個人的には大満足。

丹勢山はひたすら林道歩きで最後の50mが藪漕ぎチックな登山道だった。天気が好ければ男体山の展望が良いようだが今日はこの時間では残念ながら好展望とは行かなかった。まあ何しろ近くて遠い丹勢山だった。みんなの足跡ではショートカットになるルートを歩いている人もいるけれど行ってみると全部笹藪で覆われているので今日はちょっとその気にはならなかった。でももう行かないかな。

近場で見える山はまだまだあるし、日光ベースだと南会津方面までは楽に行ける。まだまだ楽しめるかも。

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