天狗原山〜金山〜焼山 ピストン

2021年08月28日(土) [日帰り]

• GPS: 10:27
• 距離: 20.3km
• 登り: 2,137m
• 下り: 2,127m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:37
• 休憩: 0:50
• 合計: 10:27

4:21 金山登山口
4:49 4:49 1520m屈曲点
4:57 4:59 水場
5:14 5:14 ・1741
5:54 5:54 ・1949
6:47 6:47 天狗原山
7:34 7:42 金山
8:27 8:28 富士見峠
8:34 8:35 泊岩分岐
9:29 9:38 焼山
10:24 10:26 泊岩分岐
10:35 10:36 富士見峠
11:44 11:59 金山
12:37 12:37 天狗原山
13:18 13:25 ・1949
13:53 13:54 ・1741
14:12 14:12 水場
14:19 14:21 1520m屈曲点
14:46 14:47 金山登山口
14:48 ゴール地点

天候

晴れ後曇り時々少雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

金山登山口の駐車場利用（車4~5台分しかないため、停めきれない場合は路駐となります）

コース状況／危険箇所等

良く整備されていましたが、部分的に藪がありました。
天狗原山までのルートに2か所ほど砂礫の急登があり、下りは要注意です。
金山から焼山に向かって下る部分は下草で道が見えづらいのと、痩せているため、注意が必要です。
焼山山頂直下はガレ場と岩場があるので、注意が必要です（斜面の下に他の登山者がいる場合は落石に注意）。
水場は1か所しかなく、水もほとんど出ていないので、夏場は水分を多めに持っていくことをお勧めします。

写真

8/28 5:12

真っ暗な中、ヘッデンを使って登山を開始し、見晴らしのきく所にやってくると空が明るくなってきました。高妻山のシルエットが見えます。

8/28 5:27

サラシナショウマ

8/28 5:28

ズダヤクシュ

8/28 5:34

ミズバショウの葉っぱが育っています。ストックの長さが約85cmなので、1m近いですね。

8/28 5:43

藪出現（すぐ終わります）。

8/28 5:46

1段上に上がりました。空も明るくなり、日が昇ったようです。

8/28 5:47

こちらは北アルプス方面

8/28 5:47

ホソバノヤマハハコ

8/28 5:48

ミヤマコゴメグサ

8/28 5:49

高妻山方面。中央には西岳も見えています。

8/28 5:50

白馬岳方面

8/28 5:51

更に登って高妻山方面

8/28 5:52

ミヤマアキノキリンソウ

8/28 5:55

カニコウモリ

8/28 6:05

ミヤマママコナ

8/28 6:06

妙高山の頭上に朝日。

8/28 6:14

左奥に黒姫山も見えてきました。

8/28 6:17

シモツケソウ

8/28 6:21

ゴマナ

8/28 6:31

モミジカラマツ

8/28 6:36

ウサギギク

8/28 6:37

オヤマリンドウ

8/28 6:38

ウメバチソウ

8/28 6:40

チングルマの果穂と火打山。朝日に照らされて輝いていました。

8/28 6:40

妙高山（右）と火打山（左）

8/28 6:40

笹ヶ峰の乙見湖が見下ろせました。

8/28 6:42

チングルマの果穂と妙高山、火打山。

8/28 6:43

チングルマの果穂アップ。

8/28 6:45

お地蔵様かな？

8/28 6:46

天狗原山への稜線と本日の最終目的地焼山。

8/28 6:48

天狗原山に到着。背景は火打山と焼山。

8/28 6:53

黒姫山・高妻山の間に飯縄山も見えます。

8/28 6:54

金山へのルート。

8/28 6:57

金山へのルート（引き）。一旦下ります。

8/28 6:59

オトギリソウ

8/28 7:00

イブキトラノオ

8/28 7:04

クルマユリ、イブキトラノオ、モミジカラマツ、ミヤマキンポウゲ、ハクサンフウロなど

8/28 7:04

ミヤマキンポウゲ

8/28 7:06

オニシモツケ

8/28 7:07

メタカラコウとオニシモツケの花畑

8/28 7:08

メタカラコウ

8/28 7:09

またしても藪。朝露でズボンびしょびしょです。

8/28 7:11

ハクサンフウロとイブキトラノオの花畑。

8/28 7:12

天狗原山を振り返る。

8/28 7:12

8/28 7:13

お花畑と天狗原山。

8/28 7:14

ミヤマリンドウ

8/28 7:16

金山越しの焼山。

8/28 7:18

オヤマリンドウ

8/28 7:19

こちらのオヤマリンドウは花が開いてます。

8/28 7:20

天狗原山を振り返る。

8/28 7:22

ヨツバシオガマ

8/28 7:25

金山の山頂が見えてきました。

8/28 7:26

ウサギギクにクジャクチョウ。

8/28 7:28

お花畑と焼山。

8/28 7:29

焼山への稜線。

8/28 7:29

ミヤマダイモンジソウ

8/28 7:30

ウサギギクと金山。

8/28 7:31

ハクサンフウロの群生。

8/28 7:34

金山に到着。背景は焼山と火打山。

8/28 7:39

さあ、残すは焼山のみ。

8/28 7:54

いい感じの稜線です。

8/28 8:00

金山を振り返る。こちらから見るとどっしりとした山容だ。

8/28 8:15

糸魚川方面の視界が開けました。左奥に青海黒姫山、少し手前に海谷三山、右には烏帽子岳なんかも見えています。

8/28 8:17

乙見湖を見ると青空と雲が映っていました。大きな鏡です。

8/28 8:18

焼山が大分近づいてきました。

8/28 8:20

ミョウコウトリカブト

8/28 8:33

クロクモソウ

8/28 8:52

ここへきて白馬三山の雲が晴れしっかり見ることができました。

8/28 8:56

後一息のところまで来ました。

8/28 9:00

疲れて振り返ると天狗原山、金山、右にはようやく雨飾山が見えた。その後ろに先月登った朝日岳、そして後ろ立山連峰が広がっている。素晴らしい眺望。

8/28 9:03

こちらは糸魚川方面。

8/28 9:06

巨大なオブジェ。

8/28 9:09

ガレ場の急登。ここを登れば山頂と思っていたが、そうではなかった。

8/28 9:13

登りきると火口が見えた。そして強風が吹きすさぶ。

8/28 9:18

ここから岩場を登る。

8/28 9:18

またまた立派なオブジェ発見。

8/28 9:20

登りきるとようやく山頂が見えた。右の岩場を乗り越えて再度ガレ場を登れば山頂となる。

8/28 9:21

上から見た火口。溜まった水は綺麗な色をしている。

8/28 9:26

最後の登りを登りきったところで来た道を振り返る。

8/28 9:28

無事焼山に登頂！背景は3週間前に登った権現岳と鉾ヶ岳。

8/28 9:29

恒例の三角点タッチ。

8/28 9:30

過去の噴火の跡が見て取れる。

8/28 9:31

山頂からの妙高山と火打山。

8/28 9:33

今も煙が上がっているのはこの先。怖いし風が強いので早々に山頂を後にする。

8/28 9:37

最後に糸魚川方面を眺める。

8/28 10:45

金山への稜線から焼山を振り返る。

8/28 10:58

金山は晴れと曇りのパッチワーク。

8/28 11:22

金山を過ぎたころには雲が増えてきて、焼山、火打山も日の光が遮られ。

8/28 12:04

アキアカネ

8/28 12:04

ウサギギク

8/28 12:07

タテヤマリンドウ

8/28 12:12

イブキトラノオとモミジカラマツ、ハクサンフウロのお花畑

8/28 12:14

ウメバチソウ

8/28 12:18

ミヤマコウゾリナ

8/28 12:19

クルマユリ

8/28 12:20

ニッコウキスゲ

8/28 12:21

エゾシオガマ

8/28 12:23

エゾシオガマを上から

8/28 13:23

タカネナデシコ

8/28 14:03

オクモミジハグマ

8/28 14:12

水場は水枯れか

撮影機器：

D5000 ニコン

Xperia XZs SOV35 au SONY

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料（3L） ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

くびき人

今回は天狗原山〜新潟百名山32座目の金山〜新潟百名山33座目の焼山（日本三百名山）を往復してきました。
頚城三山の中で登ったことのない焼山に登りたくて、火山活動が落ち着いている間に登ることにしました。
天気予報によると午後から曇り・雨で、山頂付近は風速13〜15メートルの風とコンディションはいまいちの予感がしたので、早い時間から登ることに。
4時過ぎに金山登山口に到着し、ヘッデンを装着していざ出陣。
序盤は急登で標高を稼ぐ。
日が昇る頃に見晴らしのきく高さまで上がってこれた。
そこから金山までは所々藪があるものの、気持ちの良い笹原とお花畑が広がっていた。
想像以上の花の多さに魅了されながら金山まで到達。
そこから先は頸城三山を眺めながら焼山に向かって進む。
焼山の取り付きからはひたすら急登が続く。
樹林帯を抜けると火山ならではの砂礫帯、岩、ガレ場と、急な上に登りにくい荒涼としたルートを辿る。
しかも登るにつれ強風が吹きすさび、余計に疲れがたまる。
山頂にたどり着いたころにはかなり疲労が溜まっていた。
山頂では活火山の生々しい姿を堪能し、風の少ない場所を求め早々に下山を開始。
帰りは金山あたりで曇りはじめ、時々小雨が降ってきたが、最後まで大した雨に降られず下山することができた。
普段から眺めている焼山に、噴火警戒レベルが低いうちに登ることができて良かった。