記録ID: 3470737
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
鳳凰山(地蔵ヶ岳〜観音ヶ岳〜薬師ヶ岳/青木鉱泉S/G)
2021年08月28日(土) [日帰り]


体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 13:54
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,237m
- 下り
- 2,236m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 11:24
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 13:55
距離 18.9km
登り 2,237m
下り 2,239m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はいくつかのエリアに分かれているため、ちょっと分かりづらいかもしれません。道路に設置された「駐車場」の標識に従って進んだ先に多くの車が止まっており、残り二台分のスペースは空いていたのですが、ちょっと止めにくそうだったため一旦出て付近を探してみると、下の方にもう一カ所広場が。ただ、そこに車は一台もなく、また標識も見当たらず、止めて良いのかわかりません。更に、道路まで戻ってみたところ両脇に数台の車は止まっていたのですが、ここも正式にOKなのか不明。深夜なので誰かに聞くこともできず、やむなく最初に見つけた二台分の内、一台分に何とか相棒を押し込めました。下山時には下の広場にも道路脇にも車が止まっており、結局私が見た全ての場所が駐車OKだったようで、恐らく、全部合わせれば100台分程度になると思います。 国道20号から温泉に至る道路は一部未舗装となりますが、1kmほどで再び舗装路が復活します。道幅が細いため、所々にエスケープゾーンが設けられています。温泉の手前は短い未舗装です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵ヶ岳を最初に通過する周回コースを取りました。特別危険な箇所は見当たらないと感じましたが、大きな段差やガレたエリア、木の根の張り出し等もありますので、特に下山時は注意が必要と思います。標高が高くなるほど斜度がきつくなり、特に地蔵ヶ岳手前のザレ場は足を取られて非常に登りにくく、体力を消耗します。ルート上に点在している大きな岩の周辺が水平になっているため、これを利用して小休止する方が多くいらっしゃいました。また、所々に行先不明の踏み跡があり、二回ほど迷い込みました。一カ所は先行していたソロの方も戸惑っており、そこは一緒に道を探して正規ルートに復帰。思い込みで歩かず、ピンテとトレイルの方向を確認しなければダメだなと、少し反省しました。 帰路の青木鉱泉に渡渉でショートカットするルートを途中まで行ってみましたが、水量が多く靴を濡らさずに通過するのはムリだと思い、素直に青木橋を迂回しました。 |
その他周辺情報 | 鳳凰小屋で飲料などは調達でき、バッジも販売されています。宿泊も可能で、カレーが名物らしいです。薬師ヶ岳小屋は寄りませんでした。 |
写真
オベリスクに登ってる人もいたけど、私にはとてもムリなのでスルー。
さて、この景色が見られただけで十分。しばらくこの辺り散策したらピストンで帰ろうか。。などといつものヘタレ根性が炸裂しかかります。
(^^;
さて、この景色が見られただけで十分。しばらくこの辺り散策したらピストンで帰ろうか。。などといつものヘタレ根性が炸裂しかかります。
(^^;
装備
個人装備 |
長袖トレーナー
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
スマートフォン(Android・GPS/iPhone)
スマホ充電ケーブル(Android/iPhone)
サングラス
タオル
カメラ
虫よけスプレー
ステッキ
ゲーター
氷
保冷剤
保冷バッグ
予備バッテリー(単4・ヘッドランプ用)
予備バッテリー(カメラ用)
モバイルバッテリー
熊よけ鈴
ヘッドランプ充電器(USB用)
タイラップ
レインウエア(上下)
|
---|
感想
昨年の9月に越してきてから、絶対に行こうと思っていた南アルプス。如何せん全く勝手が分からず、冬季間や残雪期、梅雨の間は難しいだろうと考えていたため、この夏には何とかとタイミングを計っていました。ただ、調べていくと大半の登山口はマイカー規制がかけられていてバスなどの交通機関を使う必要があると分かり、時間に縛られるルートはちょっとハードルが高そう。。乗り方とかも分からないし。得意じゃないんですよ、こういうの。(^^;
そこで見つけたのが鳳凰山です。車が使えて、しかも眼前に白峰三山が望める絶好のロケーションというではありませんか。標高も2800mオーバーと申し分なし!これなら目標の富士山にも一歩近づけそう。ようやく休みと好天が重なったこの日、満を持して青木鉱泉へと向かいました。
行程は思ったよりキツくて少々難儀しましたが、そのロケーションは本当に素晴らしく、感動の連続でした。北岳や甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳など、テレビや写真でしか見たことの無かった名峰が眼前に聳える姿は、なんだか有名人に会った気分!私のようなヘタレ登山者には勿体ないくらいの素晴らし体験となりました。
こんな風景を目にしてしまったら、やっぱり次は行きたくなってしまいますね。何とかバスを攻略して、この日見た頂に立ちたいと思います。
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いいですね〜、いよいよアルプスですね。人生最高峰記録をどんどん更新されて、素晴らしい!。達成感がとてもよく伝わりました(*^^*)。おっしゃる通り、どの山も北海道に住む身としては、おぉ、TVで見る山だ!という感じです(笑🤭)。皆素晴らしくて荘厳ですね。甲斐駒ヶ岳も、ステキなフォルムです、「北海道のニペソツ山に雰囲気が似てるけど、標高は1000m近く高い」、というコメントにも唖然とします(; ゚ ロ゚)。これから、一つづつ攻略ですね。レコを楽しみにしています。くれぐれもお気をつけて山行お続け下さいね(´- `*)🌸。
こっちに来てからっずっと行きたいと思っていたんですが、ようやくチャンスが巡ってきました。
^^
北岳とか甲斐駒とか、私の人生には何の関係もない山のハズだったんですけどね。。(^^;
これまでも、富士山の隣に遠くから何となくあれがそうかな〜?ぐらいには見えていたんですが、間近だとオーラが凄いです!NHKの日本百名山も録画してたんですけど、北海道の山以外は全部消しちゃいました!激しく後悔。。
今回でやっぱり3000m級は結構な気合が必要だと分かりましたので、もっと体力着けて人生最高峰記録をまた更新したいと思います。有難うございました!
おつかれさまでした。確かに青木鉱泉の駐車スペースは深夜では分かりにくいですね。
夏山シーズンも終わりのようなのでラストにこのコース研究してるところです。以前にドンドコ沢をピストンしたので今度は周回なのですが、どちらを下りにするか迷うところです。ラストのショートカット(渡渉)は、みなさんのレコでも判断が分かれるところなので。
北海道から?引っ越されてきたご様子、
>バスなどの交通機関… …乗り方とかも分からないし。
とありましたので、2016年の体験ですがご参考まで。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-922992.html
北沢峠行のタイムスケジュールまで詳細に記されたバス情報、大変参考になります!色々調べても今一イメージを掴めずにいたのですが、お陰様でかなり見えてきました。有難うございます。私でも何とか行けそうな気がしてきました。^^
鳳凰山ですが、地蔵ヶ岳から薬師ヶ岳方向に向かう方は多くいらっしゃったものの、スライドした方は少数でした。恐らく大半の方がドンドコ沢ルート→中道ルートの反時計回りで周回されていたと思います。中道ルートは斜度も大きくて段差や荒れたエリアも多いため、登りに使えばかなりキツそうだなと思いながら下山していました。ただ、途中に眺望の良いポイントやドンドコ沢ルートにあるような滝等の見どころが一切なく、森の中をただ黙々と歩くのみなので結構折れそうになります。この点を考慮すれば、中道ルートで一気に薬師ヶ岳まで登り詰め、帰りは滝に寄り道しながらドンドコ沢ルートを下るのが良いかもしれません。これなら地蔵ヶ岳手前のザレ場を登らずに済みますし。ポイントは、中道ルートを登りで使って体力的にキツい思いをするか、下りに使って精神的にキツい思いをするかの選択になるかと思います。まあ。。どっちもいやですけどね。(^^;
青木鉱泉近くのドンドコ沢ショートカットは、林道からの入り口がちょっと分かりづらいです。私も一旦通り過ぎてしまって、地図を見ながら少し戻りました。ただ、河原の手前が崖になっていて、そこから見た限りですが、靴を脱がなければ渡るのはとてもムリな感じでした。迂回してもさほどの距離ではないため。。
靴を脱ぐ→靴下を脱ぐ→脱いだアイテムを抱えながら滑らないよう注意して川を渡る→足を乾かす→靴下をはく→靴をはく。。っとやっていれば、橋を渡るのとそれほど変わらない時間がかかってしまうと思います。
以上、何かのご参考になれば幸いです。^^
詳細なアドバイスありがとうございました。確かに他レコでもほぼドンドコ→中道のようで、人っ気がある方がソロには心強いですね。然るに自分は急登ガンガン&下りヘタレなので逆コースもなかなか捨て難いです。
南アのバス情報ですが、2016年に北岳ピストンした際、新宿〜芦安(仮眠)〜広河原の山梨交通バスを利用してみました。来期の運行はわかりませんが、ご参考まで。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-927835.html
PS.渡渉の際の靴脱ぐ手間、なるほどです。笑
私は次があれば中道→ドンドコで行くと思います。この前は初めてだったため時間配分が全く分からず、折角の滝も殆どスルーしてしまいました。今度は見どころの無い中道を登りに使って、寄り道しながら下るのが良いかと。中道のキツさは未知ですが。。どの道ドンドコもそこそこキツいですし、あの下りを知ってしまったら登ってる時からブルーになりそうです。(^^;
新宿から広河原までのバスが出ているとは全く知りませんでした。やっぱりこちらは交通機関が便利なので、慣れれば選択肢が増えますね。参考になりました。有難うございます!
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