二ペの耳 〜沼の原登山口より〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,455m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところはない 参考(沼の原からの綺麗なトムラウシ) 五色岳 沼の原登山口より https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3452638.html |
写真
感想
原始ヶ原から富良野岳を歩いた後、ヤマレコの全ルート表示を見ていると沼の原から石狩岳の間が抜けていることが気になるように。
ただ根曲がり廊下は、どなたかのホームページで悪戦苦闘ぶりを拝見したが僕には絶対歩きたくない道と思っていた。
一応調べてみると、昨年笹狩りされたらしい。これは見逃せないチャンスだ。週末土曜の天気は昼から良くなっていきそうだ。
金曜は急に30度越えと暑くなり、あまり眠れないまま出発。予報通り曇ってはいるがなんとかなりそうだ。ただ予報通り夜の間に雨が降っていた。今回のタイムテーブルは11時間。二ペの耳までに10時まで着けば良い感じだから、のんびり歩ける。
今日は一応石狩岳まで歩くつもりで登山口から歩き始める。先週歩いたばかりなので気軽なのだが、雨の後で滑りやすい道に気を遣う。沼の原に上がっても雲に閉ざされた景色で、先週の沼の原がいかにラッキーだったか良くわかる。
沼の原からの下り、二ペの耳への最初のピークまでの登りは結構急な上に雨で濡れているので滑りやすい。どちらも注意しながら歩いた。根曲がりの廊下は見事に狩り払われ歩きやすかった。作業をして下さった皆さん本当にありがとうございます。
二ペの耳への最初のピークに出ると二ペの耳までの稜線が良くわかる。こういった稜線を歩くのは大好きなのでワクワクする。順調に歩き二ペの耳に着いた。10時までに着けば石狩岳には余裕で往復だと思ったのだが、ここからの稜線上は予報通りの強風だ。構えるカメラすら定まらない。身構えないと飛ばされそうになるくらいの時もある。
とりあえず川上岳へ歩き始めて途中すれ違った人と話すと、やはり強風の中この稜線を歩き続けるのは大変そうだ。少し考えてここで撤退だ。とりあえず二ペの耳まで来ているから石狩岳側から二ペの耳までつなげれるだろう。
無理をしない。それが一番。帰路のことも考えて帰ることに。
予報通り昼からどんどん天気も良くなってきている。トムラウシが見えるかどうか大沼にも寄ってみよう。
最初の予定とは違って二ペの耳で撤退しましたが、途中からは石狩岳、音更岳などに続く美しい稜線を見れて、写真に収めることができて結構満足感を満たしながら歩かせていただきました。
また、根曲がりの廊下を突破してきた勇者の皆さんに思いを馳せながら、同時に拍手を送りながら、石狩岳分岐の朽ち果てた標識を見たときの皆さんはどんな思いだったのだろう、そんなことを考えながら広がる沼の原への道を歩いていました。
でも、途中出会った人が仰ってましたが、あと3年ぐらいで又昔のようになってしまうだろうねと。そうなったら僕は歩けなかっただろうし、ここでも手入れしてくださる方に感謝一杯の山行きでした。
コメント
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距離標高差ともに復活の手応え十分という感じじゃないですか?いくつもの選択肢を用意される周到な計画、見習わなきゃです。
ニペソツ山、マップでは南側に足跡が全くないですね。厳しそうな稜線がotoさんの写真でもクッキリ。登られるときはお気をつけて〜🧗♀
二ペの耳手前から稜線の感じがとてもカッコよくて、しかもその稜線上を歩けるのが嬉しい山行きでしたが、本当に吹き飛ばされそうなくらいの強風で、ここで無理をしたら帰りが思いやられると思い撤退しました。
ニペソツは北海道では珍しい尖った山容で登りごたえのある山ですが、今は林道崩壊で、昔の登山道は登れず廃道になりかけていた登山道を使って登ります。
来年ぐらいに登れれば良いかなと思っています。
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