石狩岳 ニペソツ山
- GPS
- 33:37
- 距離
- 42.7km
- 登り
- 3,387m
- 下り
- 3,429m
コースタイム
- 山行
- 10:19
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 11:42
- 山行
- 13:57
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 14:52
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 6:58
天候 | 3日とも風は無風or微風、暑い 朝は雲海 11日 晴れ後時々曇り 夜に少し降雨 12日 晴れと曇り 13日 晴れと曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
音更大橋の方は林道は入れない、チェーン鍵あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
・ユニ石狩岳登山口→十石峠 よく整備された登山道、縦走装備でも大きなストレスはなし 前半緩く、後半きつく、視界が開けてからもう少しある 新鮮なものも含めて大量の熊糞 ・十石峠→石狩岳 ブヨ沼の水場で補給、水量充分 音更山を境に景色が変わる ・石狩岳→ニペの耳 歩きやすい夏道 ところどころ微妙に道が分枝する 縦走路はニペの耳JPを少し巻くがピークまでは夏道あり ・ニペの耳→1488 ここから先、前天狗まで道はない、エスケープもない 最初は低いハイマツ⁺裸地 1717からの下り始めから激しい藪、その後裸地を挟んで再度激ハイマツ コルに汚い水たまり 1488への登り返しも激しい藪、最後は尾根右側が裸地 1488ピークにテントを張ると待ち構えていたかのように、謎の甲虫が大量に寄ってきた ・1488→温泉岳 厳しいハイマツ漕ぎ 温泉岳にはピンテと三角点あり、温泉はなし ・温泉岳→1320 ハイマツをコルに向けて漕いだあと沢地形を降りる すぐに歩きやすい植生に変わって水が流れ始める 沢歩きはじゃぶじゃぶ靴を濡らしながら、後半ササのせり出しが増えるけど基本歩きやすい ・1320→1353 鹿道使って沢を離脱、地形が分かりにくいのでコンパス切る 樹林帯の中のササ原が基本、最初快適もすぐに濃くなる 1353あたりからササが居なくなりその他の藪漕ぎ 鹿多し ・1353→1800 1600前あたりからハイマツが現れ始める 出始めは尾根右側に寄ってかわせる 1620あたりからハイマツとも向き合う、最初の数十メートルが特に凶悪 (ハイマツの配置はGoogleMapの衛星写真と一致) 1800まで登ればハイマツが低くなり、視界が開ける ・1800→前天狗 そのまま尾根を行くと再度ハイマツ漕ぎの時間 見えてる夏道に合流すべきだったか 結局沢の内側に寄ってロックガーデンをトラバース、これはこれできつかった ・前天狗ーニペソツ山 夏道、晴れていれば前天狗からニペソツピーク見える 風のない前天狗で快適なテント泊 ・前天狗→十六の沢登山口 天狗のコルまでが登山道への木のせり出しがきつい、普通に藪漕ぎある 天狗のコルはテントスペース広くない、パッとみ良さげな場所は1張り程度? 少し登り返してデカい岩にぶち当たるところから下る、下り口が分からなくて尾根から逸れてしまった。ササ漕いで夏道復帰 これ以降の夏道は少し廃れているものの概ね歩きやすい 数か所倒木等で道が不明瞭だがそれ以外は明瞭 ・十六の沢登山口→ユニ石狩岳登山口 まずは十六の沢林道 車は通れないけど普通に歩ける、ところどころ崩壊と倒木、草漕ぎ 途中で十七の沢に向けて離脱、元気の無いササ漕ぎだったのでさほど苦労せず沢に合流、渡渉は容易 十七の沢林道は十六の沢林道と変わらず 音更川沿いの林道はより状態悪い、倒木がより劣悪なのと普通に木が生えてる箇所あり 音更大橋以降は車も通れる状態、ただしチェーンかかってる docomo 石狩岳:〇 1488:〇 1800:〇 前天狗:〇 水は5.5リットル運んだ ブヨ沼と温泉岳南の沢、十六の沢登山口で補給 消費量は 1日目:約6リットル 2日目:約6リットル 3日目:約2.5リットル |
写真
感想
実行にあたり以下の記録が参考になりました。ありがとうございます。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2464619.html
東大雪山系は好きなので繋ぐ山行をいつかはしたかった。
夏道が無い以上、積雪期にするのが良いのかもしれないがそれはそれで簡単ではなさそう。
休みが取れて天気も良さそうなこのタイミングでやってみることにした
8/11
ニペの耳までは楽しい夏道、歩いたこともあるがここまで晴れたのは初めて
暑いのは分かっていたので稜線に上がってから水を補給
ただ、稜線上も風が無く滝汗かいてしまったので、普通にフル積載でシュナイダーから登っても良かったか、あと2ℓ持てれば良いが、容量的に入らない(小さいテント・寝袋が欲しい)。
石狩岳のピークを越えたところで本山行最後の登山者とすれ違う。
藪漕ぎは浅いと安定して進めるが、深いと全く進まない。
テン場予定地が近くに見えてから、藪にコテンパンにされ、かなり心身やられた。
すっかりメンタルもやられたので翌日以降に不安がよぎる。
日程と食料に余裕はあるが、日中の暑さと自分が持てる水の量を考えると最後の水場から離れて2泊はしたくなかった。翌日、温泉岳まで3時間かかるようだったら沢付近で一泊刻むことを決めて睡眠。
8/12
朝から体の調子いい。2時間半かけて温泉岳。早くもないが遅くもない。
沢歩きで藪からも解放されて気持ちが良い。離脱前に開けたところで大休止。
今日中に前天狗を目指すことにして、ラーメン二人前を胃に入れ込む。
しばらく続いたササ漕ぎは意外と体力を削られた。最後の急登ハイマツ漕ぎは相当覚悟決めていたので何とか心を折られずに登り切った。その後のロックガーデンが結構やられた。前天狗についた時点でニペはガスっていたが晴れそうな感じもする。天気予報を確認すると、翌日の方が悪そうなので今日アタックすることに。日没前に山頂に着くと一面の雲海と夕日。感無量。疲れた体でテントまで戻り祝杯。もしかしたら混んでるかとも思ったが、他にテントは無かった。
結局この日も疲労困憊。
8/13
今日は降りるだけだが、使われていないコースなので藪漕ぎの可能性がある。距離もあるので心してかかる。
天狗のコルまでは体が重く、登山道にかかる木々にかなりやられた。その後は大分快適になり体も動くようになった(前夜の酒の影響?)。
林道もだいぶ荒れているが前日までの藪に比べれるとイージー。良い感じに曇ってくれて灼熱にならずに良かった。最後までしっかり歩けて、無事車まで到着。
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