広河内岳〜笹山（周回ルート）【リベンジ！】【55.6】

2021年08月29日(日) [日帰り]

• GPS: 10:33
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,486m
• 下り: 2,594m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:09
• 休憩: 1:11
• 合計: 11:20

4:25 スタート地点
4:48 4:48 森山橋
4:59 4:59 早川水系発電所取水口
6:36 6:46 大門沢小屋
9:13 9:18 大門沢下降点
9:39 10:26 広河内岳
11:19 11:19 大籠岳
11:52 11:55 白河内岳
12:47 12:49 笹山北峰
12:57 13:01 笹山 南峰
13:48 13:48 2256
14:33 14:33 水場入口
14:58 14:58 1344
15:45 奈良田湖バス停

天候

午前中は快晴。
昼前より、稜線を境に山梨側は曇り。長野側は快晴。
稜線では風強い。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奈良田第1駐車場。朝4時でもかなりの量の車が停まっていましたが、駐車場自体が広いので問題なし。
駐車場までの道のりでは、民家付近でも鹿がウロウロしていて、時に車道に飛び出したりもするので、夜の運転は注意です。ぶつかると、物損事故扱いになるそうです。

コース状況／危険箇所等

長雨の影響か渡渉ポイントはふだんより増水しているようです。そのほかの場所は特に大きな危険は感じませんでした。
一か所、渡渉ポイントで道間違えをしました。詳しくは写真とともに確認をしてもらえればと思います。

その他周辺情報

七面山入り口付近にある『南アルプスプラザ』。
帰りに寄って、「あわわめいぷる」購入。メイプルシロップ風味のサイダー。疲れた体に沁みました。レストランも併設されています。

写真

8/29 15:49

奈良田第1駐車場。これは下山後の写真です。登山前、朝4時の段階では、この倍以上の車があったように見えました。ここから自転車で、第一発電所のゲートに向かいます。

8/29 4:45

ゲートからは、自転車のライトを外して手持ちライトとして利用。まだ日が昇りません。

8/29 4:55

振り向くと、うっすらと空が白み始めました。いい天気になるとイイナ。

8/29 4:59

いつもは青い水が張っているプール。今日は空になってます。そもそも、何の設備なんでしょう？

8/29 5:06

第1渡渉ポイント。先週よりも水位が下がって、歩きやすくなってました。

8/29 5:22

だいぶ明るくなってきました。開けた場所ではライトは不要ですが、森の中ではまだ暗い。

8/29 5:24

前回、諦めてUターンした第3渡渉ポイント。ちょっと心細い木が渡されていました。ポールも使ってバランスを取りながら渡ります。思ったより水深があり、ポールが底に付かずに焦ったり。でも、濡れることなく渡ることができました。どなたか存じませんが、渡りやすいようにしてくださって、ありがとうございます。

8/29 5:36

一番心配な場所も通過できたので、安心して進みます。

8/29 6:09

川の近くでは、登山道に水が溢れている場所も。でも、歩くのには問題ないです。涼しくて気持ちがいいくらい。

8/29 6:12

8/29 6:13

ずっとヘリが上空を飛んでいる。グルグル回っている感じ。荷上げなら行って帰るだけはないのか…？上空から捜索でもしているのかしら。

8/29 6:23

橋があるのはとてもありがたいですね。

8/29 6:33

8/29 6:36

トリカブト？毒は強力だけど、経口摂取の場合は強い苦みですぐ分かる、と聞いたことがありますが、本当かな。

8/29 6:38

大門沢小屋に到着。山梨も蔓延防止措置の対象地域になり、利用できない山小屋が多くなりましたが、こちらは営業中ですね。すれ違った多くの方の一部は、こちら利用だったのかな。

8/29 6:40

小屋の方から「〇〇さんですか？」と。予定時間に着かなかった方がいるのでしょうか。先ほどからのヘリの音もあって、心配な気持ちになります。

8/29 7:07

道間違いをしたポイント。
正解は川を渡って右斜めです。私は左に進んで川に沿って登ってしまいました。違和感を抱きながら進み50メートルほどで引き返しました。同じ方向に歩く方が、正解ルートを教えてくださいました。

8/29 7:08

川を渡ってから振り返ってみる。橋があったのが、流れてきた石などで見えにくくなっていたようです。こちらからなら間違わなかったと思うのですが、見える角度によってだいぶ違いますね。

8/29 7:31

大門沢小屋を過ぎてからは急坂が続きます。ツライ…。写真を撮る余裕もなくなってしまう。

8/29 8:25

先ほど道を教えてくださった方も、この急坂に一休みされていました。この先、西農鳥岳まで行って、笹山から降りるそう。凄い！！そのあとお会いできなかったけど、無事に下山されたかな。

8/29 8:42

もう一息で稜線？雲海から顔を出した富士山に励まされる。あと少し！！

8/29 8:48

8/29 8:58

ここに来てロープ場とか…ひどい構成（？）だ。

8/29 9:08

ハイマツが姿を見せるようになると、歩くのにはウザいけど稜線が近いことが感じられます。

8/29 9:08

8/29 9:14

大門沢下降点のシンボル。疲れた！！空青い！！風強い！！涼しい！！

8/29 9:15

今日は長旅なので、感動もそこそこに先を急ぎます。

8/29 9:17

富士山、あんなに大きく見えるのか。立派なお姿です。

8/29 9:23

景色を楽しみながらの稜線歩き。気持ちがいいです。

8/29 9:39

ほどなく広河内岳に到着。そして風をよけられる場所で昼食。2時起きだったので、お腹も空きました。急坂では途中、気持ち悪くもなったけど、ちゃんと食事が摂れてよかった。

8/29 9:40

遠くの山までよく見通せます。山の名前は分からないけど、南側。

8/29 9:40

8/29 9:40

長野側もよく見通せる。木曽とかが見えているのかな？

8/29 10:13

山梨側は、雲海。山が見られないのは残念でしたが、これはこれで絶景ですね。

8/29 10:31

8/29 10:40

8/29 10:56

もののけ姫に出てきそうな風景。ということは、劇中では人里と森林限界を超える山とを行き来していたのかな？ヤックル大変だ。

8/29 11:05

風に耐える木。この辺では一番高い。頑張れ。

8/29 11:11

8/29 11:18

2座目の大籠岳。

8/29 11:20

ちょっとずつ、景色が変わる。

8/29 11:30

山梨側（東側）の雲が上がってきました。景色もほとんど望めません。

8/29 11:30

振り返ってもこんな感じ。

8/29 11:48

字が薄くなってしまっていますが、3座目の白河内岳。と、富士山の2ショット。

8/29 12:04

時々こんな、岩ゴロゴロ地帯も。幅広な稜線ですが、見通しが良ければどこを歩いても大丈夫だと思います。が、岩のペンキやテープが低い位置にあるため、視界が悪いとルートを見失いやすいかもしれません。

8/29 12:11

白河内岳から先は林の中のルートが大半。景色が楽しめないのはちょっと残念ですが、ルート間違いの心配はあまりない感じです。

8/29 12:17

林を抜ければまた見晴らし最高。

8/29 12:44

8/29 12:47

笹山北峰に到着。3週間前には奈良田からダイレクト尾根でここまで来ましたが、今日の方が天気が良くて気持ちいい。

8/29 12:48

日本にはホントにたくさんの山があるなぁ。もっとたくさん登ってみたい。

8/29 12:51

10分ほど進んで…

8/29 12:55

笹山南峯。景色はないですが、テントを張れそうなのと、空が広く開いているので、星空を見たりはできそうですね。

8/29 12:59

さて、奈良田に降りましょう。明るいうちに降りたい。
一度通ったことのある道は、最初の時ほど心細さがないので気持ち的には少し楽です。

8/29 13:06

山梨側は雲の中。

8/29 13:43

まぁ、もともと眺望のある道でもないですしね。ひたすら降りるのみです。膝が痛い。

8/29 15:22

人工物が見えたら、登山口までもう少し。

8/29 15:26

登山者用ではないと思うけど、手すりがありがたい。

8/29 15:36

久しぶりの平らな道だ。

8/29 15:40

そして舗装路だ。

8/29 15:42

ここまでくると、手ぶら、軽装の方々を見かけるようになって、人の住む場所に戻ってきたんだなという感じ。ホッとします。

8/29 15:45

やはり普段より水が多いように感じますね。

8/29 16:02

奈良田第1駐車場から車で第一発電所まで、自転車を拾いに行きます。

8/29 16:49

帰りに【南アルプスプラザ】で購入した「あわわめいぷる」。メープルシロップの風味が美味しい。疲れて運転中に眠くなってしまいましたが、目が覚めました。

撮影機器：

HUAWEI nova lite 2 SIMフリー HUAWEI

感想

pumi3

いつか第一発電所から農鳥小屋まで行き、翌日に北岳を通りながら広河原に降りるルートを通ってみたいと夢見ていますが、山小屋、バスが苦手な私にはまだハードルが高そうです。そうでなくてもコロナ禍ですから、もう少し先のお楽しみに取っておいてもいいかな。
というわけで、その練習として、第一発電所から稜線まで登ってみようと思いました。中々の距離なので、明るいうちに歩けるか心配でしたが、このペースなら農鳥小屋のご主人に怒られなくて済むかなぁ。

この行程に持って行った水分はトータルで3.5リットル。ほとんど全て使い切るくらいでした。もっと水分摂取の少ない方もいらっしゃると思うのですが、練習でそういう体質になるんでしょうか。これから先、テント泊などにもチャレンジしてみたいですが、そうすると5リットルくらい持って行くことになるのかな…。

途中、腰に鉈と鋸を装備したお姉さんに会いました。危ない枝など切ってくださっているのかな。他にも、増水した川に木を渡してくださった方や、普段から登山道を整備してくださっている方など、たくさんの方々のおかげで登山を楽しむことができているんだなぁと実感しました。