ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 347989
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

もう一つのポロシリ、十勝幌尻岳へ

2013年09月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:47
距離
8.2km
登り
1,247m
下り
1,246m

コースタイム

10:31 十勝幌尻岳登山口
11:16 最後の徒渉(沢を離れる)
12:53 勝幌の肩
13:09 十勝幌尻岳山頂 13:38
13:49 勝幌の肩
14:42 最後の徒渉地点
15:18 十勝幌尻岳登山口
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山道に、特に危険なところは無い。
丸太を2回渡ってから、小さな徒渉が10回程度ある。
駐車場は15台位で一杯になる。
登山口にポストあり。
林道に入って6Km位まではフラットダート、左折する所の標識が禿げているので注意。
左折してから、少し荒れた林道になる。
八千代の方から見える十勝幌尻岳
4
八千代の方から見える十勝幌尻岳
この標識を右に、ここからダート
この標識を右に、ここからダート
フラットなダート
1
フラットなダート
この標識を左折。左側の標識は禿げてきている。ここから道は荒れてくる。
この標識を左折。左側の標識は禿げてきている。ここから道は荒れてくる。
登山口のポスト。何故か下に登山靴が置かれている?
1
登山口のポスト。何故か下に登山靴が置かれている?
最初は林道を歩く。
最初は林道を歩く。
最初の徒渉は丸太
最初の徒渉は丸太
二つ目の丸太
沢沿いの道が続く
2
沢沿いの道が続く
綺麗な流れに心が和む
1
綺麗な流れに心が和む
沢を離れて登っていく。
沢を離れて登っていく。
熊公一同の看板
笹が多くなってくる。
笹が多くなってくる。
笹が刈られていて多くてもこれぐらい。
1
笹が刈られていて多くてもこれぐらい。
少しずつ斜度は増す。
1
少しずつ斜度は増す。
急登が続く。
稜線の肩に出た。あとは気楽に歩いて行ける。
稜線の肩に出た。あとは気楽に歩いて行ける。
東側に尾根を乗り越えると山頂が見える。
1
東側に尾根を乗り越えると山頂が見える。
幌尻岳が見え始めた。戸蔦別岳も美しい。これが見たくて登ってきたのだ。
3
幌尻岳が見え始めた。戸蔦別岳も美しい。これが見たくて登ってきたのだ。
十勝幌尻山頂
山頂から幌尻岳
わずかにみえたカムエク
2
わずかにみえたカムエク
尾根を降りて行く
1
尾根を降りて行く
ガスが出てきた。
1
ガスが出てきた。
白い石がごろごろ。ここまで来ると沢は目の前。
白い石がごろごろ。ここまで来ると沢は目の前。
トリカブトぐらいしか無かった。
1
トリカブトぐらいしか無かった。
登山口に帰ってきた。本日登山者4名。
2
登山口に帰ってきた。本日登山者4名。

感想

3連休、唯一の休みが今日。天気が良いので山に行くことに。十勝平野にどっしり構える十勝幌尻岳、前から登ってみたかったので行くことにした。

登山口に着いたのが10時半前、急いで支度をして登り始める。車が2台、3人が登っている。遅い出発だけにタイム設定を、登り3時間、下り2時間とした。3時間で登れなければ降りてくれば良い。

最初、林道跡を歩いて行く。しばらくして広場に出て、山道になるが、沢沿いの道を歩き続ける。最初、2回目の徒渉は丸太で渡る。そこからも10度くらい小さな徒渉を繰り返しながら歩いて行く。沢の水が綺麗だ。ここってこんなに沢沿いに歩くんだな。沢の綺麗な四国を思い出しながら歩いて行った。

やがて白い石が流れて落ちてきたような沢が見え、そこから山道に取り付いて行く。
3度ほどジグザグに登ると急登が始まる。一度緩むが、すぐに更なる急登が待ち受けていた。さすが幌尻の名が付くだけあって、キツイね。

ダケカンバの白い幹を見ながら、徐々に高度を上げていく。今日は一人のんびりなので、何度も口に出して、知っている限りのイタリア語の単語だったり、センテンスを繰り返し練習する。噛まないように、すっきり言えるかどうかが、ミソなのだ。
まあ人が居ればおかしな奴なのだが。

一段と急になった道の向うに青い空が近づいてくる。どうやら稜線が近いようだ。稜線に出ると急に斜度は緩み、ハイキング気分の道になった。木々の向うにハッキリと幌尻岳が見えた。そう、今日はこれを見たかったのだ。夏に登った幌尻をこっちから見たかったのだ。東側に尾根を乗り越えるとすぐに山頂が見える。もう少しだ。

あとはハイマツ帯の中を歩くだけで、山頂に立った。素晴らしい雲海の上に立っている。真正面に大きく構える幌尻岳、戸蔦別岳がカッコイイ!ここで30分のんびりして、おにぎりを頬張る。

一瞬カムエクが姿を見せた。今日はもうこれで十分、気持ち良く降りて行こう。こんなに楽しい山だったのか。ニコニコしながら、帰りもイタリア語を繰り返しながら降りて行く。帰りはキツイ下りも順調に降り、気付けば白い石が流れ込む沢に出ていた。後は沢沿いにのんびり行けばいい。トリカブトの紫が美しい。丸太を慎重に渡り、林道跡に出れば、もうなんの心配も無い。心地よい風に吹かれながら、登山口にたどり着いた。

十勝幌尻岳はとても良い山だった。思い出をかみしめるように一礼して帰路に着く。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1781人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら