伯母子岳-護摩壇山 小辺路から小屋泊縦走


- GPS
- 48:00
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 1,624m
- 下り
- 1,440m
コースタイム
小屋5:00-5:15伯母子岳5:35-7:00口千丈岳-7:40道路合流-9:45護摩壇バス停-10:20龍神岳-10:50バス停へ戻る
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
来年は廃止かも(龍神温泉がある限りなくならない?) |
コース状況/ 危険箇所等 |
舗装路を歩く距離が長いので登山靴はダメ 水場は大股、萱小屋、峠小屋から5分 |
写真
感想
山で朝日を見たい、ということで連休でも空いていそうな避難小屋を狙い公共交通をせっせと調べ、2座の延々ハイキング縦走を計画しました。
しかーし、2.5万図にバス停の位置を間違って水ヶ峰の手前にプロットしてしまい、「バス停から前方左の林道へ」と思い込み、しばらく歩いて風力発電の下までいってしまう相変わらずマヌケなスタートです。左側にずいぶん遠くに山が見えるなーと思っていたのが、本日の目的地でした。
バス停から尾根を乗り越し、ほとんど舗装道路の小辺路を辿ります。道標がしっかりあり、ところどころの展望と少しの山道もありますが、大股までは水の補給場所はありません。大股の集落で小休止し、集落の中を登っていくと、ここから登山道になります。道は車が通れるくらいの幅で結構急な坂ですが、前半で高度を稼ぎ後半が平坦な道という感じです。萱小屋はきれいな小屋で、小屋に水が引いてありました。夏虫山を右に見ながら登りますが、結構長く感じました。
ようやく山頂にたどり着き、周囲の展望が開けます。今日は誰もおらず無風で、とても静かな山頂でした。大峰山脈も青く霞んで見えますが、山名が分りません。しばらく眺めてから今日の宿へ向かいました。
峠の避難小屋は、板間に15人くらいは楽勝の大きめ小屋でした。トイレは立派できれいでしたが、残念ながら紙が満杯に詰まっており、使用できる状態ではありません。簡易水洗かと棒でつついたりしてみましたが、ダメでした。トイレットペーパーが沢山装備してありましたが、あると使う人も多いでしょうから、かえって置かない方がよいと思います。
小屋の床下には巨大なカエルが住んでいるようで、夜中じゅうごそごそしていました。外では鹿がウロウロして、足音や鳴き声が賑やかな、星のきれいな夜でした。
夜半の風もやみ、翌朝は月明かりとヘッデンで出発です。山頂でご来光をと思いましたが、東方面に樹木が有るので適当に護摩壇山方面へ出発しました。様々な種類の樹木の疎林を行きますが、幹に同じ種類のコケが生え群生しているように見えます。伯母子岳周囲の道だけは山道ですが、それ以外はほとんど自転車でも走れる広い道でした。
途中で道路に合流し、あとはずっと舗装路です。左に護摩壇タワーが見え、スカイラインのバイクの音がどんどん近づいてきますが、ぐるっと回るのでなかなか辿りつきません。道路の南面が皆伐されたところからは歩いて来た尾根が見通せ、伯母子岳も遠くに見えていました。護摩壇タワーから護摩壇山へ到着、バスまで時間があったので、和歌山県最高峰の龍神岳まで足を伸ばしました。護摩壇山は以前は展望が良かったのか、山座同定盤(といっても山名はない)が木の陰にありました。
この2つの山を縦走するとこのルートなんでしょうが、とにかく舗装路が多いので、体力のある人は自転車をかついで登ったほうが早いでしょう。(イヤほんと)
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