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Yamareco

記録ID: 349257
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無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

北海道遠征13日目 羅臼岳 フレペの滝

2013年09月18日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.9km
登り
1,481m
下り
1,463m

コースタイム

羅臼岳

4:30 起床
5:02 登山開始
5:34 オホーツク展望
6:13 弥三吉水
6:56 トイレブース〜7:01
7:14 大沢
7:28 羅臼平
7:52 岩清水分岐
8:18 山頂〜8:50
8:10 岩清水分岐
8:20 羅臼平
9:51 トイレブース
11:07 オホーツク展望
11:35 駐車場着

フレペの滝

13:13 登山開始
13:35 フレペの滝〜13:49
14:10 駐車場着
天候 登り始めは濃厚な雲に包まれていたが、山頂付近で一気に青空へ!
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
木下小屋前の5台停められる駐車場ははっきり言って怖いですw
目の前が川になっているので切り返しも困難。

地の涯の駐車場は使用禁止なので、その周りにある未舗装の場所の奪い合いっぽいです。
コース状況/
危険箇所等
危険個所はありませんでした。
木下小屋前の駐車場に停め、連登モード第2期の始まり〜♪
木下小屋前の駐車場に停め、連登モード第2期の始まり〜♪
入山届もその横に設置されています。
入山届もその横に設置されています。
いまいちはっきりしないお天気…
いまいちはっきりしないお天気…
樹林帯も、なにやら他の山とは違う雰囲気がぷんぷん。
樹林帯も、なにやら他の山とは違う雰囲気がぷんぷん。
日本最後の秘境と呼ばれるだけあって、ただの樹林帯歩きも退屈しません。
日本最後の秘境と呼ばれるだけあって、ただの樹林帯歩きも退屈しません。
しかしこの重い雲、どうにかなりますように。
しかしこの重い雲、どうにかなりますように。
途中、携帯トイレブースがあります。
途中、携帯トイレブースがあります。
だんだんと低い位置まで雲が下りてきている気がする…
だんだんと低い位置まで雲が下りてきている気がする…
大沢に突入。
ここ、登り応えがあって素晴らしいコースでした♪
大沢に突入。
ここ、登り応えがあって素晴らしいコースでした♪
結構長く、しんどい。
結構長く、しんどい。
振り返ると青空が広がってオホーツク海がよく見えるのですが…
振り返ると青空が広がってオホーツク海がよく見えるのですが…
大沢も大詰め!もう一息!
大沢も大詰め!もう一息!
その時、体ごと持っていかれそうなほどの突風がオホーツクから吹きこむ!
青空のカケラ発見!!!
その時、体ごと持っていかれそうなほどの突風がオホーツクから吹きこむ!
青空のカケラ発見!!!
大沢を抜けると、なんと右側に羅臼が姿を現してくれました!
大沢を抜けると、なんと右側に羅臼が姿を現してくれました!
そしてこの空!
もう一声チョーダイ!
もう一声チョーダイ!
羅臼平に歩いているとフードコンテナが。
ここは熊の生息地なんだな〜と思いだす。
羅臼平に歩いているとフードコンテナが。
ここは熊の生息地なんだな〜と思いだす。
山の神様に感謝しなくてはいけませんね(^^)♪
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山の神様に感謝しなくてはいけませんね(^^)♪
左側もばっちり!
左側もばっちり!
岩清水が冷たくおいしく癒してくれました。
岩清水が冷たくおいしく癒してくれました。
どんどん高度を上げていきます。
どんどん高度を上げていきます。
最後の登りあげがまたしんどい!
最後の登りあげがまたしんどい!
どこに足を置くか、一歩一歩考えながらあとちょっとのがんばり!
どこに足を置くか、一歩一歩考えながらあとちょっとのがんばり!
という訳で素敵な展望にありつけました(^^)
これは知床半島の先っぽ方向を見ての、硫黄山縦走コース方面。
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という訳で素敵な展望にありつけました(^^)
これは知床半島の先っぽ方向を見ての、硫黄山縦走コース方面。
オホーツク海方面の遠くまでよく見える。
オホーツク海方面の遠くまでよく見える。
国後島、昨日の野付半島からに引き続きばっちり♪
国後島、昨日の野付半島からに引き続きばっちり♪
羅臼平の大草原、風になびかれ、どこか遠くの国に紛れ込んでしまったみたい。
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羅臼平の大草原、風になびかれ、どこか遠くの国に紛れ込んでしまったみたい。
道央方面へ目を向けると、たくさんの山々をも見渡せます。
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道央方面へ目を向けると、たくさんの山々をも見渡せます。
知床自然センター横を通ってフレペの滝に向かいます。
知床自然センター横を通ってフレペの滝に向かいます。
羅臼を振り返るとこの雲…
そしてこの後雨が降ってきました。恐ろしや…
羅臼を振り返るとこの雲…
そしてこの後雨が降ってきました。恐ろしや…
滝に到着。海が蒼い!
滝に到着。海が蒼い!
この滝は川がなく、岩から染み出してくる湧水だけで成り立っている珍しい滝。
この滝は川がなく、岩から染み出してくる湧水だけで成り立っている珍しい滝。
知床自然センターも素敵な施設でした!
とても強くおススメします!
知床自然センターも素敵な施設でした!
とても強くおススメします!
腹ごしらえに鹿バーガーとオホーツク蟹丼。
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腹ごしらえに鹿バーガーとオホーツク蟹丼。

感想

台風の悪天候を終え、その間に周った観光もひと段落。
いよいよ登山モードに戻ります。

最初に選んだ山は、日本最後の秘境、羅臼岳。
もちろん流れ的に行動しやすい位置にあったことが大きな理由ですが、
この山は登山を始めるずっと以前から興味があった山でもあり、
絶対に絶対に快晴の日に登りたいと願っていたのがメインの理由になります。

天気予報を何度見ても「明日は快晴!」これは羅臼しかない!


いつも通り、前夜に最寄り駐車場へ到着。
木下小屋前の少ない場所を確保成功。

朝目が覚めると、なにやら気持ちよい空ではありません。
どんよりと曇っていて、この日に登ろうかどうしようか迷ってしまうほど。
お隣の斜里に行くか?
しかしここまでの道のりを考えると引き返すのももったいないので準備してスタート。

普段の3倍の熊鈴をつけ、ヒグマ生息密度世界一!のエリアに突入。

まずはいつも通りの樹林帯…と言いたいところですが、この山はなにか違う!
本州から北海道へ上陸し「やっぱり山の雰囲気ちがうんかな〜?」と思ってはいたものの、
今まで登った山々ではそれを感じず、樹林帯はそう変わらないものだと思っていたところにこの大きな変化。

やはりここは手つかずの大自然、原生林が物語っている通り、生態系が違うのでしょう。
飽きのこない樹林帯はとてもありがたく、疲労を感じないまま進みます。

しかし上を見上げるとがっかりしてしまうほどのガスりっぷり。


大沢に出ると、今までの樹林帯歩きとはがらっと変わった岩場の急登に入ります。
長い期間、スタートからゴールまで見渡せる一直線の急登。
きついことはきついのですが、やり甲斐も強く、不思議と頑張れちゃう名急登。

あと一息でこの坂も終わる!



その時です。
背中から今まで体験したこともないほどの突風が吹きぬけました。
その位置が、風が強い位置なのか、それとも今吹いたのか判断はつきませんが、
見る見るうちに厚く重い雲が流れていきます。

そして大沢を抜け、平地に出たとほぼ同時に広い青空が!
右手にはくっきりと姿を見せてくれた羅臼。左手には三峰?がこれまたくっきり。

羅臼平から右折し最後の登りあげ、斜度もあり足場も悪くきつめなのですが、
気持ち的にはもうスーパーハイテンションのため疲れも吹き飛びました!
明らかに浮足立っているハイペースをなだめながらの登頂。

知床半島の先端方面へ続く縦走路、どこまでも広がるオホーツク海、
背中には斜里岳をはじめとする山々や湖。
海を挟んで国後島もしっかり見ることが出来ました。

風が強い山頂で、でも小1時間ほど貸し切りを堪能。
いつまでもここにいたい気持ちを切り替えて下山を開始。

熊に遭わないことだけを願い来た道を折り返します。
別の方に聞いた話、登りで大きなヒグマに遭ったそうです!


問題なく下山。
地の涯にてさっぱりと汗を流し、知床自然センターへ移動します。

徒歩20分ほど、まるでアップダウンのない易しい道を歩くと辿り着くフレペの滝。

この滝は川がなく、断崖絶壁から突然湧き出す水でのみ作り上げられている滝なのです。
今までにこんなところは見たことがなく、ただただ不思議な光景でした。

自然センターに戻ってきて、館内をかるーく一周。

のつもりが、何から何まで興味を引く内容で、片っ端から展示品を熟読。
有料のショートムービーまで観て、大満足!
とても勉強になりました!

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
3/5

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