水量多過ぎ!夏の伊藤新道にチャレンジ(敗退)
- GPS
- 33:32
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 492m
- 下り
- 490m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 6:27
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
バリエーションルートなので危険個所だらけですが 第1吊橋跡:ここが最初の泳ぎポイント、流されたら上がって来れない流れなのでロープをつけて慎重に通過、泳ぎの後崩落地形のきわどいザレのトラバースもあるのでこちらも危険。帰りは岩を支点に懸垂下降しましたが木でバックアップを取ったほうが安全かもしれない。支点に関しては残地をいとわないで慎重に。 第3吊橋跡:ここを通過できず敗退、流れが厳しすぎて淵の部分を試すも胸〜首の水深、その先が激流で対岸にどうにも突破できなかった。 |
その他周辺情報 | 晴嵐荘手前の渡渉の深さは膝〜腰。トラロープが張られていましたができたら沢装備があったほうがいい流れの強さと水深です。 |
写真
感想
今回はお友達の山岳カメラマンKさんからの依頼でTV番組の撮影助手として伊藤新道を一緒に遡行してほしいとのことで行って参りました。
【1日目】
七倉荘で待ち合わせして装備確認と車を合わせてゲートの奥へ。高瀬ダムを通過して林道終点まで車で進んでからのスタートでした。
晴嵐荘までは平坦な道を1時間チョイ、今回は小屋には寄らず温泉方向へ足を進めます。山の神を参拝して温泉を通過したところで入渓開始!最初の難関第1吊り橋までは河原歩きと高巻き道と沢の中を進む感じです。
最初の関門第1吊橋跡、ここから確保を取って慎重に進みます。最初の渡渉はいきなりの泳ぎ・・・・水も冷たいし泳ぎは嫌だと思っていたんですが仕方なく入水して何とか通過(ブルブル その直後にある見るからに危険そうな崩落地形の中を石を落としながらトラバース、ここもヒヤヒヤもんでした。それを過ぎればひとまずは沢登りモードに戻るものの衝立岩のあたりまでにロープを使った泳ぎ系渡渉を3回ほど・・・こりゃ全然進みませんねぇ。。
最大の難関第3吊橋跡に到着したのが午後2時頃。ここだけは水の流れが激しく、水深も深め。高巻きルートを模索するもロープの長さが不足していて下降できない。。今までも十分命懸けだったけどここはさすがに死にそうだったので、ここで遡行を断念して敗退決定!
少し戻った平坦地に幕営を決めて夜はここでタープ泊。みんな疲れてる割に山の話が途切れず寝たのは22時くらいでしょうかzzz
【2日目】
明るくなったころに起床して日光が当たるようになった時間でのんびり出発。下りも同じように泳いだり渡渉を繰り返しながらの帰り道。第1吊橋跡の通称ガンダム岩のところは高巻きも崩落で怖かったので慎重に懸垂下降してやりすごしましたがここが一番怖かった。。。
すべての泳ぎポイントを何とか乗り越えて帰りは噴湯丘の近くまで寄って見学したり撮影したり、帰りは川の温泉にも沢装備のまま浸かってちょっとほんわか♪晴嵐荘まで戻ってきたところで装備を乾かしたりして大休憩、その合間にイワナ釣りとかもしてました。
帰り道はなんてことない平坦な道をササっと歩いて無事に帰還。生きて帰れて本当によかったと思う沢でした。水量多い時は無理して突撃しちゃダメってことですねぇ。
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