葛城二十八宿 第二十八番経塚

2021年09月08日(水) [日帰り]

• GPS: 07:03
• 距離: 28.6km
• 登り: 694m
• 下り: 731m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:03
• 休憩: 0:58
• 合計: 7:01

9:04 近鉄関屋駅
10:00 10:05 関屋地蔵尊
10:52 11:39 明神山
13:17 13:19 河内堅上駅
15:22 15:23 三室山
15:55 15:58 龍田大社
16:05 ゴール地点

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

近鉄大阪線二上駅前の三井のリパークに駐車、一日￥700
朝、近鉄大阪線で関屋駅まで移動
帰路はJR大和路線三郷駅から柏原駅、徒歩で近鉄大阪線堅下駅乗り換えで二上駅

コース状況／危険箇所等

明神山田尻登山口から稜線に出るまでと、明神山山頂から亀の背へ降りる送迎（ひるめ）峠は酷いブッシュです。

写真

9/8 9:04

近鉄大阪線関屋駅から出発です。

9/8 9:14

途中見た1cmくらいのアサガオのような花
ツルはいかついのに可愛い花でした。

9/8 9:18

途中行所の田尻観音寺に寄ります。

9/8 9:27

お食事中。

9/8 9:31

明神山田尻登山口です。

9/8 9:34

一気に尾根を目指します。

9/8 9:48

関電巡視路を利用させていただいて、鉄塔からこの辺りまでかなりのブッシュでした。
途中鉄塔までは草刈してくださってたのですが、自分が通った時点では鉄塔の先はブッシュです。

9/8 9:51

稜線に出てしまうとそりゃもう快適な縦走路が続きます。
近所なら頻繁に歩いてそう♪

9/8 10:01

この辺、水の通り道になってるのと路面の土壌で気を付けないとズボッと足が呑まれます。

9/8 10:03

なかなか立派な関屋地蔵尊です、この道が古道だった証ですね。
行者の方が碑伝を残されてます。
この道が二十八宿の巡礼道だということが分かります。

9/8 10:26

山中に突然立派な石塔が現れ驚いたのですが、これは葛城修験とは関係ないようでした。
少し手前に真言宗河内国分寺境内地の看板があったのでそちらの関係でしょうか？

9/8 10:37

亀の背地すべり跡の景色です。
後ほどこの上の方へ向かいます。
奥には生駒が
ここまで来たんだなぁって感慨深く
葛城の峰々はまさにここが終焉地に相応しいなって。

9/8 10:41

初めて立派な標識が
ここで明神山へはカクっと左折します
これを見過ごすとそのまま直進で目の前の立派な道へ引っ張られるかと。

9/8 10:52

いったんコルへ降りると一息つくのに最適なポイント
ここは明神山を囲む外周路上のようです。
では山頂へ。

9/8 11:06

皆さんがよく撮られてる悠久の鐘です。
明神山に居るって実感
あいにくこの天気ですので恋人たちではなく
散歩がてらに来られたおじさんが一心不乱に鐘を鳴らしてたのはご愛敬で。

9/8 11:08

山頂にある推定地の明神水神社を遙拝する。
真新しい祠の中を覗くと碑伝が。

9/8 11:28

大峯、六甲、生駒など関西の峰々、大阪平野に奈良盆地が360°パノラマビュー出来る素晴らしい山頂です。
その中でもダイトレを含む葛城の峰が一望
なるほど。

9/8 11:48

藤井方面へ向かう舗装された一般登山道から、地図上にも現れてる鋭角に左下に下る道が送迎（ひるめ）峠への入り口です。
（かつては比留米峠だそうです。）
元々は整備されたしっかりした道なのですが、現在利用する人は少ないようで至る所がブッシュです。
ただし草を刈れば道幅もあり足場もしっかりした道です。

9/8 11:48

9/8 11:53

羊歯が物凄く美しい。

9/8 11:59

この辺は季節柄「うっ」ってなりました。

9/8 12:07

さらに進むと舗装されガードレールもある道に
この先に採石場？らしき場所があるので、その敷地だったりとかで段々利用されなくなってしまったのかな？

9/8 12:08

上からと下からの境界がここです。
フェンスの中に扉状の部分があったのでそこから出させていただきました。

9/8 12:15

明神山を振り返ります。

9/8 12:18

ひるめ峠の入り口は舗装路の先だと思うのですが、途中住宅街からショートカット出来そうな道があったのでそこから国道25号線へ、上にあった採石場の入り口付近を通過します。

9/8 12:28

人は右側ですが運転者の心理で左側へ
トラックが多いのでこの区間は本当にドキドキしました。

9/8 12:31

核心部が見えて参りました。
第二の推定地亀石です。

9/8 12:33

ガメラ！！
って思うくらい「亀」に見えました。
そして感動しました。
今まで存在があるのは知ってたのですが。

9/8 12:35

優雅に佇んでます。
地名にもなるほどいにしえから
おそらく何万年も昔から

9/8 12:35

この激しい流れに洗われてるうちに
あそこまで滑らかな形に
これってどれだけの時間なのでしょうか？

9/8 12:57

地すべりで大和川が堰き止められるような自然災害あったというのに

9/8 12:58

それでも優雅に
悠久の時の流れを楽しんでる

亀は万年。

9/8 12:44

亀の瀬から明神山

9/8 12:43

9/8 12:44

9/8 12:44

そして第三の推定地亀の瀬龍王社へ。

9/8 12:49

おびただしい数
これまで目にしなかった巡礼者が置かれた碑伝も。

9/8 12:52

恥ずかしながら祈り方を知らないので、自分の宗派浄土宗から
ひたすらと自然に南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。
遙拝させていただきます。

9/8 12:47

そして鉄山様も書かれている
自分的には第四の推定地
そもそも「普賢寺」に第二十八番経塚があったとのことですので。
やはり普賢寺推定地へ向かわないのは気がすみません。

9/8 13:04

ここからは葛城二十八宿番外編になるかな？と思いますが。

9/8 13:16

年季の入ったお地蔵様。

9/8 13:17

JR大和路線、堅上駅からもやはり明神山。

9/8 13:19

堅上の土地を歩かせていただきながら第四の推定地へ向かうのですが。

9/8 13:23

9/8 13:25

9/8 13:26

9/8 13:26

9/8 13:28

9/8 13:29

9/8 13:30

9/8 13:30

いや、困るくらいステキだ。
こんな町あったんですね。
写真撮影に再訪します！

9/8 13:32

そうこうしてたら雨が強くなってきて。

9/8 13:54

池の横に良い塩梅の東屋があったのでそこで昼食を取りつつ雨宿り。

9/8 14:01

本当に良い場所見つけられました♪

9/8 14:24

さらに登って行きます。

9/8 14:25

雁多尾畑（かりんと）という在所に着くのですが

9/8 14:26

これいわゆる用水路なんですが自然のまんま在所の中を通ってて

9/8 14:27

9/8 14:28

9/8 14:30

これ邸内の滝を施したじゃなくて本当にお家の中？
渓谷に沿って村が発展したのかな？
とにかくこんな風景今まで見たこと無かった！

9/8 14:32

家と家の境界もこのように。

9/8 14:52

奈良盆地を望む。

9/8 14:53

この辺りも龍田古道として日本遺産に登録されました。
地元の方々も凄く熱心にされてるようでありがたいです。

9/8 15:03

そして本道を逸れ第四の推定地普賢寺跡へ
もし訪ねられるならここは入り口が分かりにくいです。
三郷方面への下山道途中、霊園が過ぎた右側の杣道の奥に立札が見える場所がポイントです。

9/8 15:07

普賢寺跡到着です。
最後の巻物は普賢寺にとの書物もあります。

9/8 15:08

石基などは無いですが、たしかに何か大きな建造物があった雰囲気です。
この写真の左側が地図では地すべりで出来た崖の頂点になってます。
何かの所以かも知れませんね。

9/8 16:09

そして良く整備された道を下り、途中龍田大社にも参詣しJR大和路線三郷駅にたどり着き今回の山旅は終了です。

撮影機器：

PENTAX K-3 II ボディ ペンタックス

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 GPS 携帯 ストック カメラ