アポイ岳・吉田岳・ピンネシリ

2021年09月06日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,371m
• 下り: 1,370m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:55
• 休憩: 0:45
• 合計: 8:40

6:00 アポイ岳ジオパークビジターセンター
7:00 7:05 5合目山小屋
8:10 8:25 アポイ岳
9:00 9:00 吉田岳
10:40 10:40 ピンネシリ
12:05 12:05 吉田岳
12:50 13:00 アポイ岳
13:20 13:35 馬の背お花畑
13:50 13:50 5合目山小屋
14:40 アポイ岳ジオパークビジターセンター

合計距離： 17.14km
累積標高（上り）： 1251m

天候

曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/6 5:13

9月6日朝5時。アポイ岳ジオパーク駐車場で朝食です。
前日のペラリ山から更に南下し、登山口で車中泊。
夜に到着した時は、たくさんの鹿に遠くから睨まれました。

9/6 5:56

こんな立派な施設があるなんて、日高も捨てたもんじゃないねぇ〜って、日高2座目の俺が言うもんじゃないってか(笑)
ちなみに、周りにはキャンプ場とかゴーカートのコースなどいろいろあります。

9/6 5:59

では、予定通り6時に出発です。
今日は月曜日なので、駐車場にも自分の車1台だけでした。

9/6 6:06

少し進んだ所にある熊除けの鐘。
うるさいくらいの大きな音が鳴り響きます。
他の山でもこれを見習って採用すべき。

9/6 6:09

観光地に毛が生えたみたいな山ですからね。
道はハッキリしています。

9/6 6:15

何やらこっちを見つめるヤツ

9/6 6:15

鹿がいました。
何でずっと静止してるんだろ？

9/6 6:16

ゆっくり歩いて近づくと茂みの中に逃げていきました。

9/6 6:16

またこちらをジ〜っと。

9/6 6:17

まだ見てます。
そんなに珍しいわけでもないはずなんだけど。

9/6 6:20

あ、また静止してるヤツ！

9/6 6:20

石のように固まってます。

9/6 6:21

ここの鹿はみんな角がないヤツばかりだなぁ〜

9/6 6:57

いろいろ休憩ポイントがありましたが、小屋が見えてきましたので5合目です。

9/6 6:59

5合目の避難小屋です。
足場の関係で後ろからしか撮れませんでした。
小屋の中は、本当に避難で一時退避するだけって感じでした。

9/6 7:02

小屋の前からアポイ岳がよく見えます。

9/6 7:03

海もよく見えました。
曇りがかっていて、海も空も青くな〜い。

9/6 7:06

全然疲れていないのですぐに出発します。
ここでも鐘をゴ〜ンっと一発！
手でガラガラ鳴らすと耳つんぼになるので、ストックの先で押すのが良い鳴らし方だと思います。

9/6 7:27

何やらピークっぽい雰囲気のする7合目ですね。

9/6 7:28

7合目から様似町がよく見えました。

9/6 7:28

拡大
あの突き出た半島には行ってみたいなぁ〜

9/6 7:28

更に拡大
メインストリートしか通らなかったけど、昨日の夜は食事できるところが全然なかったなぁ〜
スーパーでビールとつまみを買い込んで登山口で一杯やってました(笑)

9/6 7:31

お、何か急に火山っぽい雰囲気になってきたぞ。

9/6 7:35

あ、何かある！

9/6 7:36

馬の背お花畑だそうです。
ここからのアポイ岳が一番好きかも。

9/6 7:36

ここからは更に先の吉田岳とピンネシリも見えました。
やや右の鋭利なピークが吉田岳、左の3連ピークの真ん中がピンネシリです。

9/6 7:38

立て札の後ろからもう一枚。
尾根伝いに綺麗に登山道が見えます。

9/6 7:46

馬の背分岐（幌満分岐）です。
もう9月だし、お花も見ごろを過ぎてるだろうからということで山頂に直登します。

9/6 8:06

後ろを振り返って一枚。
今歩いてきた道がガスに覆われようとしている。

9/6 8:07

9合目はまだか〜と思っていると・・・

9/6 8:10

・・・え、あれ？！

9/6 8:10

アポイ岳に登頂してしまいました。
9合目の立て札ないんかい！

9/6 8:10

そう言われてみれば、確かに麓と山頂にだけ高い木が生い茂ってるな〜

9/6 8:23

山頂碑の近くはハネアリがいっぱいいて気持ち悪かったので離れて休みました。

9/6 8:24

では、次のピーク、吉田岳へ向かいます。

9/6 8:24

バリエーションルートかと思ってましたが、ちゃんとトレースが付いていて安心しました。

9/6 8:28

ちょい右のピークが吉田岳ですな。

9/6 8:37

こんな立て札があるってことは全然一般ルートですね。

9/6 8:38

う〜ん、専門用語が多すぎて何が何だか・・・

9/6 8:47

吉田岳は端正な山容で好きかも。

9/6 8:48

ん？何かあるみたい。

9/6 8:48

なんだろう？
何かの観測で使うのかな？

9/6 8:54

おおっ！デカいな！
けど、乾燥しすぎて白いのも出てきてますね〜。

9/6 8:59

分岐に出ました。
吉田岳のピークを踏みたいので右に進みます。

9/6 9:02

分岐から3分ほどで吉田岳です。
何やらただならぬ雰囲気・・・

9/6 9:02

・・・うわっ！
ここにも大量のハネアリ！！
30秒ほどですぐに退散しました。

9/6 9:17

吉田岳を過ぎると急に道が悪くなってきます。
いよいよバリエーションルートかな。

9/6 9:18

ピンネシリまでは悪路2割ほどでしょうか。
ここは歩きやすかったです。

9/6 9:23

再び整備された道に出ました。
正面のピンネシリはややガスがかかってきました。

9/6 9:24

おおっと！ここにも熊の落とし物が！
これは数日経ってるかな？
ていうか、こんな登山道のど真ん中にするなんて、人間への挑発か？！

7/17 10:10

ちなみに、これは2016年7月に暑寒別岳に登った時に撮った写真。
山域とか季節が違うと食べるものもだいぶ違うみたいですね。
食事中の方、スミマセンm(_ _)m

9/6 9:51

白樺と笹のミックスです。

9/6 9:53

膝下くらいの薮漕ぎです。
1枚前の写真と比べて、陽が当たりやすい所は薮が深くなるのかな。
通行者数は同じのはずだからね。

9/6 10:28

珍しく青紫の花。しかもこの季節でまだ蕾。
何だろう？

9/6 10:24

いよいよピンネシリが見えてきました。

9/6 10:45

もうすぐピンネシリという所でまたまた熊の落とし物。
見つけるたびに笛を鳴らしながら歩いてました。

9/6 10:36

最後の薮はいろんな樹木が混ざってるなぁ〜

9/6 10:39

おおっ！遂に！

9/6 10:39

ピンネシリに着きました〜！
何やらここの山頂もただならぬ雰囲気が・・・

9/6 10:40

かつては山頂碑もあったみたいです。
てか、周りウザいな。

9/6 10:40

三角点もあります。
ここでも大量のハネアリが自分の周りを飛んでいて最悪。
せっかく山頂でのんびり休もうと思ったのに、20秒で退散しました。ヒドイ。

9/6 12:03

ピンネシリを後にしてしばらくすると麓の様似町が見えました。
この辺は雲の中でしたが・・・

9/6 12:03

・・・下界は晴れていていいなぁ〜

9/6 12:17

振り返って吉田岳。
熊の落とし物いっぱいあったけど、斜面に目を凝らしても全然姿は見れませんでした。

9/6 12:57

アポイ岳に戻ってきました。
ようやく稜線上にも陽の光が当たるように。
依然としてハネアリが多かったですが、ここは飛んでないだけまだマシです。

9/6 13:20

少し下って、馬の背です。
ここは山頂よりも眺めが良くて好きな場所です。

9/6 13:34

一日中、青空が少なかったなぁ〜

9/6 13:51

5合目の小屋まで降りてきたところで、地元の人らしき人とすれ違いました。
午前中に仕事を終わらせてからの登山かな。

9/6 14:28

大阪からの登山者夫婦を追い抜いて下山してきました。
まもなくゴール。

9/6 14:31

最後に一発、鐘をゴ〜ンっと。

9/6 14:43

ビジターセンターは、緊急事態宣言で休館中でした。
ぜひまたの機会に。

9/6 14:40

てなわけで、ゴール。
帰りは、緊急事態宣言でも営業している温泉を探し、汗を流して帰宅しました。
今度は日高の山の更に核心部へ入ってみたいと思います。
おつでした〜

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX60V SONY

サイバーショット DSC-WX700 SONY

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

もっつぁ〜

日高地方への山旅2日目はアポイ岳へ。

前日のペラリ山の山行記録にも書いたが、日高の山は手強いイメージがあり、踏み入れるのに躊躇していたエリアだった。
今回のアポイ岳は日高の主脈からは少し外れるものの、登山口にはいろいろな施設が充実していて入山者も比較的多い山だ。
標高こそ多少の物足りなさはあるものの、その先のピンネシリまで行けば歩く距離がだいぶ長く、登り甲斐がありそうということで登ってみることにした。

前日に続いて天候はイマイチで、眼下に見える様似町には陽の光がいっぱい当たっているにもかかわらず稜線上は雲が多い空模様だったのと、3つのピーク全てにハネアリが多く居心地が悪かったのも残念だった。

しかし、終わってみれば久しぶりの8時間超の山行時間でドップリ山に浸れたのは充実感があって良かった。
標高を稼ぐのも良いが、自分としては長く時間をかけて山を歩くのが好きなので、理想に近い登山をすることができた。（ピストンよりもワンウェイや周回ならベター）

記録を作っている時に初めて気が付いたが、花の百名山にも選出されている山ということで、再訪の価値はある山だと思う。
ハネアリのいない時期の晴れた日なら、きっと印象も変わるはず。
機会があればぜひ高山植物や山頂からの景色を眺めに再訪したいと思う。