蔵王熊野岳〜ブランク明けは、ついでハイクで超ユルめ
- GPS
- 04:19
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 575m
- 下り
- 613m
コースタイム
10:49熊野岳-10:59北蔵王縦走路分岐-11:30地蔵山-11:47三宝荒神山-12:34片貝沼-12:58鳥兜山
天候 | 晴れ一時曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
山形交通バス(山形駅〜蔵王温泉45分:\980) 蔵王ロープウェイ(山麓駅〜樹氷高原駅7分:\750) ユートピア夏山リフト(山麓駅〜山頂駅5分:\250) ○帰り 蔵王中央ロープウェイ(鳥兜〜山麓駅:\750) 山形交通バス(蔵王温泉〜山形駅45分:\980) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所:皆無 その他注意箇所: 御田神の祠を過ぎた辺りで若干笹が道に被る位(道は明瞭)伸びているので、朝露でズボンはずぶ濡れに。濡れるのを嫌う方は、朝早い時間は雨具下を着用がベターか。 |
写真
感想
三ヶ月の停滞を余儀無くされた右足肉離れ。おまけに、仕事も超多忙になり、復帰ハイクはおろか、週末まで自宅に寝に帰るだけの日が続き、ストレスもMax状態。いい加減休むぞ!と、切れかけた時、おり良く(?)週末に山形へ。思わず金曜夜に泊追加(もち自腹ですよ)してしまった。ということで、山形界隈で復帰戦に臨むことに。
ただ、再発の恐怖が消えないので、まずは3ー4時間のショートハイクで、道が整備されていて、エスケープが取れるところ。ついでに温泉で湯治もできればベターか。ということで、中央蔵王にて機動力使いまくりでユルハイクを決め込んだ。昨秋北蔵王縦走時にアプローチ選択ミスで見送ったいろは沼経由祓川コースを登りにとり、これまた昨年末ロープウェーで眺めだけ楽しんだ鳥兜までを歩いてみることに。
ユートピア夏山リフトを一番乗りで降りる。いい天気で、月山もよく見えている。すでに1,400mオーバー、山頂までわずか450mだ。ここまで楽をしているので、当初予定していなかったが、観松平を周回してみることに。道は平たんで、道脇に看板がかかった松が次々現れる。黒姫山まで足を延ばすと、熊野岳が良く見えている。ひょうたん沼はややがっかりだが、いろは沼は熊野岳がびゅんと尖って見えるいいロケーションの湿原だ。気の早い紅葉もちらほら。
沼からは緩いのぼりが始まる。7分目位のペースでのんびり進む。祓川コースに合してしばらく登ると、右手に展望が開け始める。地蔵山の南面も紅葉が始まっている。久々の山の空気を愉しみながら気分よく進み、姥神の建つ稜線に辿りついた。さて1時間余り歩いたので一休みと、振り返ると50人ほどの団体さんが地蔵山を下ってくるのが見えた。予定変更すぐ腰を上げた。
熊野岳へは避難小屋経由でなく、直登するルートをと思っていたのに、入口を見逃してしまったが、分岐まで戻らず途中の踏み跡を辿ってショートカットして直登ルートに出た。
山頂にはすでに十数名が憩っていたが、広々とした山頂なので混雑感はなし。登り始めは絶好の秋晴れだったが、東側には結構雲が多くなって、お釜方面はガスがまいている。ともかく、超ユルユルだが、とりあえず山に帰ってこれた。昨秋辿った雁戸の見える岩の上で一人祝杯を挙げる。
団体さん到着で賑やかになったところで腰を上げる。帰りは避難小屋から下るが、北蔵王縦走路分岐までちょっと行ってみると、イワヒバリが横をぴゅーと横切り、岩陰に着地したのが見えた。忍び足で岩を回り込むと・・・・、いました。こちらに気が付くと、ちょこちょこ逃げ、また物陰に隠れる。が遠くには行かないので、しばらく鬼ごっこ、否かくれんぼを愉しむ。
さて、懸案の下り。普段から下りは苦手なのだがよりスローに、気分的には蝸牛ペース。まあ、地蔵山まで道は整備され過ぎな位なので不安はない。地蔵山、三宝荒神山山頂付近は結構紅葉してきている。ロープウェイからの一般客も多い。
ここからザンゲ坂を下る。コンターが結構詰んでいるので、ここで滑って転んで肉離れ再発でもしたら、それこそザンゲしなければならない。今回の試し歩きの隠れたテストコースである。ゲレンデ沿いのルートを慎重に下る。と今度はホシガラス発見。無事ザンゲ坂を下り終え、片貝沼を一周して鳥兜でフィナーレのはずが、周回コースがよくわからず、周回は見送る。片貝沼からの三宝荒神は、地蔵山からのこんもりした丘とは違い、迫力がある。鳥兜へはゲレンデ、車道が交錯し、ルートがわかりにくいが、指導票を便りになんとかたどり着いた。
下りもロープウェイで楽々下山。温泉にて右足をもみほぐして、帰途に着いたのでした。帰りの新幹線では、無事復帰戦を終えたことに再度祝杯を挙げたのはいうまでもありません。でも・・・・、正直ちょっと軽過ぎたかも?
こんにちはodaxさん
復帰戦は東北の山 でしたか
しょっぱなから10km超の山歩き、大したもんだと思いますョ(拍手、拍手)
何はともあれ、無事復帰戦を勝利で飾れたことに乾杯
実は28日(土)、私も地蔵山、熊野岳にいました。
ルートや時間は違いますが、面白いですね
記録作成 はこれからです
東北・蔵王が復帰初戦でしたか
ユルめと言っても、高尾山並みの標高差や歩行距離はありますから
肉離れは再発しやすい怪我ですから、無理せず、感触を確かめながら、ユルユル匍匐前進ですね。
通勤時もご注意
隊長
あれー、kajyukiさんもちょっと後に熊野岳にいらしたんですか。
本当のこというと、蔵王も4度目ですし、どうせなら、お釜を周回したかったんです。でも、一般コースでもなく、さすがに今は無謀かと。でも、調子次第で、刈田岳位はピストンできるかなとも思っていたのですが、東から湧き上がる雲を見て、あっさり止めちゃいました。ああ、行けばよ刈田 ・・・・ 。
まあ、もっとも、結構な人出だったので、すれ違っても気が付かないかも。マスクを被ってポーズをとって戴ければ、話は別ですが 。
さん、ありがとうございます。
やっとの復帰戦は、お気楽 の旅でした。なんとか無事歩きおおせましたが、右足の違和感はあいかわらず残っており、全開で歩くのはまだまだ先です、のんびり行きます。
久しぶりに歩いたものの、前夜の前祝い に、山頂で1杯 、電車でい〜っぱい 、板そば2.5人前と、収支計算はうれしくない黒字になりそうな感じでした 。
マスターへ
こんばんは !
今朝、マスターの復帰レコを見つけて嬉しくなりました。
じっくり見ようと帰宅するまでガマンして、
今じぃぃっくり拝見しました
つーか10km以上も歩いてどこが「ユル」なんですか〜?
紅葉し始めの蔵王、いいですね〜。
船形か蔵王か迷いつつ、近いという理由で船形に行きました。
蔵王に向かっていたらどこかですれ違えたかもしれませんね。
また間違って乗車駅行きに乗らないように
下りはソロリソロリお気をつけて。
何はともあれ
ヤマレコ復帰、おめでとうございます。
おかえりなさい
odaxさん よかったですね
自分のことのようにうれしいです
蔵王から復帰とは羨ましいです。
歩くことは二の次として、
山の景色・風・匂いを堪能することができたと思います。
完全復活までは無理は禁物ですよ
次回のレコを楽しみにしています
odaxさん、ようやく再開出来ましたね!
違和感が完全に無くなるにはまだ掛かるでしょうが、無理や急な動きに気を付けながら少しづつ楽しみを増やしていってください。
肉離れは本当に厄介な怪我なので、山歩き再開を嬉しく思っております。
私も股関節痛が出なくなり、ほっと一安心しました。
これからも沢山のレコが上がっていくのを心待ちにしておりますね!
daxさん、こんばんは。
先ずは、肉離れも治癒されて、復帰おめでとうございます。
復帰第1戦としては全然ゆるくないですよ。かなりの手ごたえを感じたのではないですか。そうそう、登りよりも下りが問題ですよね。でも、順調なようで良かったです。
odaxさんは出張は車ですか?電車だと山の道具もってくるのは大変ですものね。
私の山行の感想などは、そちらの返事に書きます。
waqueさん、ありがとうございます。
ユルですよ〜!距離は一応二桁乗せですが、高度差がないし、特に下りではよたよたペンギン 歩きで、いかにも初心者なハイカーにもガンガン抜かれました 。もし、当日waqueさんが船形でなく蔵王に来ていたら、躊躇せずごぼう抜きされたでしょう。
まあ、もうガンガン行く年でもないので、ソロリソロリは鳥さんに逃げられないためと、自分に言い訳しながらユルでいきます 。あ、ユルといっても、ユル(ブリンナー:←古)程すっきり※しているわけではありませんので念のため 。
※細君には相当危ないといわれてますが
蔵王湯治 の残り香(硫黄臭)がやっと抜けたodaxでした
東北は関東に比べると(同標高では)やはり紅葉がかなり早いです。ちょうどいいタイミングで(仕事上は無理やりですが)、復帰できラッキー でした。
小生普段は、人があまりたくさん集まるところ=手軽に快適さを味わえるところ、を苦手にしてます。ですが、体調が万全でないときは、やはりありがたいですよね。手軽でも、いいものはやはりいいです。
山岳観光地として有名過ぎる蔵王ですが、一歩山道に踏み入れるとそこはやはり素晴らしい自然が残っていますね。
体調的にも、仕事上も、本格復帰はまだまだ遠いですが、たまには気ままに出掛けられたらなと思ってます。
makoto1959さん、ありがとうございました。
makoto1959さんは、肉離れの先達です。
折角ご自分の肉離れの経験をご指南くださったのに、不肖(負傷?)の弟子は、あろうことか、二の轍を踏んでしまいました 。
そのため3か月以上たっても、右足の違和感はまだまだ消えません 。まあ、makoto1959さんのいうとおり、もう無理をする年ではないのだ、とわかるチャンスと自分に言い聞かせながら、のんびり行こうと思います。
といいながらも、根がおっちょこちょいなので、三の轍がないとは言い切れないところが・・・・ 。
kyenさん、復帰祝いありがとうございます。
でも、本当にのんびりユルハイクでした。無雪期にはほとんど使わないストックを、しかも2本用意していたのですが、使うほどのところはありませんでした。というか、そういうコースを選んだのではありますが。
普段やや敬遠している、ロープウェイやリフトなどの文明の利器のありがたさ、整備された登山道の恩恵を、今回は味わいましたね。感謝しながら歩いてました。
なお、今回は神室の時のようにマイカーではなく、電車でしたので、ハイクの荷物は前泊の宿に送りましたよ。
まずは復帰おめでとうございます。歩けない日々は大変もどかしかったのではないかと思います。
が、まだ無理をしないほうが良いようにも思います。少しずつ鍛えながら戻して下さいませ。
アテクシも観光地が苦手で近寄らないようにしているのですが、マスターに蔵王の良さを教えて貰ったような気がしました。そのうち突撃しまっす(ヽ゜ω゜)ノ
derakkumaさん、ありがとうございます。
odaxも、もうそこそこ年なので、無理はしません。
というか、できません。
というか、無理する体力も持ち合わせてません。
ですから、今度東北を訪れる時も、奥の細道ユル俳句紀行でいこうかなと思ってます??
3か月あまり、自宅に「座」して耐えていましたが、ここ蔵王でユルながら復帰の兆しも感じました。ですから今度は、「座王」からの脱却を目指したいと思います 。
odaxさん、おはようございます〜
無事に復帰戦を飾られたようで、なによりです
神室山ですれ違った日に肉離れをされ、なんだか、私って厄病神? 的な思いがありましたが、私もこれで晴れて天使の仲間入りです
蔵王、紅葉が進んでて綺麗ですねえ
紅葉の時期ではありませんでしたが、昨年登りましたので懐かしく拝見致しました。
お互いもう若くありませんので、怪我や病気には気を付けて、末長く山歩きを楽しみましょう
Freschezzaさん、ありがとうございます。
お蔭で長き低迷から、やっとよろよろの一歩を踏み出したところです。とはいっても、FRESさん達の豪華、中ア縦走のような素晴らしい山行に挑むには、まだまだ先は長いですね〜 。
ところで、Fresさんちょっと違いますよ 。odaxが肉離れになったのは、Fresさんとスライドした日、ではなく、その3日後でしたよ。疫病神などと思ってませんから、ご安心ください。
でもひょっとして、そのトキ、小生の右足の秘孔をバナナで突きましたか?そして、その後ボソリとつぶやきませんでした? 「3日だ!!」、と・・・・ 。
超亀コメ、失礼致します。
ご復帰、おめでとうございます。
標高差450m、ロープウェイありと
安心な登山のかたわら、紅葉が素晴らしいですね。
まだまだ序の口なんでしょうか。
僕には、十分すぎるくらいです。
山肌が一面に染まる
一番好きなタイプの紅葉「全山紅葉」な
お山ですね。
東北のお山は、なかなか行けないエリアなので
odaxさんのレコは、楽しみです。
komakiさん、ありがとうございます。
訪れた時、蔵王の紅葉は始まったばかり、この週末から来週末にかけてが最盛期でしょうか。遠景だと全体にまだ緑っぽいところが多いですよね。紅葉しているところだけ、 切り取ってました 。
どこでもそれぞれ紅葉期は美しいですが、みちのくの秋、いいですね。仙台出向中も、栗駒山等の紅葉の素晴らしさには感激しまくりでした。komakiさんのおっしゃるとおり、東北の山々は「全山紅葉」タイプの山が多いですかね。亜高山帯の針葉樹林帯を欠くケースが多いせいでしょうか。もっとも、蔵王名物冬のモンスターの黒子は針葉樹(アオモリトドマツ)ですが。komakiさんも、愛知からでは確かに遠いですが、いつかみちのくの山々にも訪れる機会を設けてみてください。
でも、アルプスのメリハリ効いた岩峰と紅葉の取り合わせもいいですよね。秋の鏡平レコ、いつもながら美しい写真で、感嘆して拝見していました。komakiさんのレコの場合、いつも拍手コメがいっぱいなので、チェックがちょっと遅れると、すでに「言い尽くされてます」状態ですが 。
既にこの週末も仕事の山に引き戻されているodaxでした
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