御嶽山(王滝口〜剣ヶ峰)


- GPS
- 07:10
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 895m
- 下り
- 885m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体的に整備されていて危険箇所はありません。 田の原駐車場のトイレ前に登山届がありました。 登山口の御岳観光センター、王滝頂上の頂上山荘、剣ヶ峰山荘に売店と食堂がありました。 トイレは田の原駐車場(24時間使用可)、王滝頂上、剣ヶ峰にありました。 |
写真
感想
9月になってから気が付いてみると、3週連続で百名山に登っていました。どうせなら今月は全部百名山に登ってみようと思い、いくつかの候補の中から関西からアプローチしやすくて、尚且つ日帰りで登れることを条件に探してみると乗鞍岳、木曽御嶽山、木曽駒ケ岳あたりが良さそうです。
その中から登山口まで車でアクセスできる3000m峰の御獄山に行ってきました。
運良く翌日のお天気も良さそうな21日の夜に大阪を出発。中央道の中津川ICから下道で長野県木曽郡王滝村にある田の原駐車場に深夜1時過ぎに着きました。車内泊も3週連続なのですっかり慣れて、すぐに眠りに就くことができました。
朝は5時に起床。標高2180mの寒さに震えながら準備をして、明るくなった5時50分に駐車場の脇にある王滝登山口からスタート。この日は朝から快晴で、登山口から真っ直ぐに伸びた平坦な砂利道の先に御獄山の山頂までがはっきりと見えました。
取付きから平坦な砂利道を20分ほど歩くと、間隔の広い木の階段の緩やかな登りになり、木の鳥居と祠のある大江大権現に着きました。祠の横に大江権現の鐘があって叩いてみると、澄んだ気持ちのいい音色でした。ここから先は明治時代まで女人禁制だったそうです。
更に歩いていくと木段はいつのまにか石段になって、後ろを振り返ると見事な雲海が現れ始めます。やがて金剛童子の祠の辺りの森林限界から急に視界が開けて、頂上の施設が見えるようになりました。
前方に紅葉が始まった御獄山の山肌と、後ろに朝日に照らされた雲海という贅沢な眺望を楽しみながら、やがて八合目石室という避難小屋に着きます。避難小屋の出入口は1ヶ所のみで、5〜6人が入れば一杯になるような避難小屋でした。
八合目から道はどんどんガレていき、岩場にぽつんと佇む富士見石で一息。ここから富士山の方向を確認してみましたがあいにくと見えませんでした。そして唯一の水場の一口水を過ぎて、九合目石室からは最後の難関の急坂になります。ツアーの団体の最後尾で最後のひと頑張りをして、8時40分に王滝口頂上(2936m)に到着しました。
富士山と同じく、ここは王滝登山道の頂上で御獄山の本当の山頂はここから更に登った剣ヶ峰になります。
王滝頂上で少しの休憩のあと、剣が峰を目指し再スタート。最初は平坦で広い八丁ダルミという道を歩くと、西側の噴気孔からの硫黄臭が鼻をつきます。不思議な形をしたまごころの塔を通過して、傾斜を増した最後の登りを頑張ると剣ヶ峰山荘に着きます。ここから急な石の階段を83段登って、御獄山最高峰の剣ヶ峰(3067m)に到着しました。
この剣ヶ峰から360°の大パノラマで北アルプスや八ヶ岳、南アルプスに富士山までがよく見えました。山頂にいた皆さんでカメラを構えての撮影大会のようでした。
私たちも気が済むまで写真を撮ってから、一度王滝頂上まで下りて朝食休憩。登ってきた道をピストンで下山しました。下山時は相当な数の人とすれ違ったので、8時くらいから登りだす人たちが多いのかも知れませんね。
駐車場には13時に着き、大阪に向けて帰路につきました。今回の御獄山は最高のお天気に恵まれて、つくづく山では天気の善し悪しは重要だと思いました。
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