チロロ林道から幌尻岳（奥深いきつい山でした）

2021年09月15日(水) [日帰り]

• GPS: 13:33
• 距離: 25.3km
• 登り: 2,367m
• 下り: 2,368m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:17
• 休憩: 1:15
• 合計: 13:32

2:50 二岐沢出合 登山口
3:26 3:27 取水ダム
3:52 3:52 二岐・二ノ沢出合 天場
5:21 5:21 トッタの泉
6:10 6:10 ヌカビラ岳肩
6:15 6:15 額平岳
6:42 6:43 北戸蔦別岳
7:20 7:23 幌尻山荘分岐
7:48 7:57 戸蔦別岳
9:05 9:05 幌尻岳の肩
9:39 10:08 幌尻岳
10:39 10:39 幌尻岳の肩
11:53 11:57 戸蔦別岳
12:19 12:33 幌尻山荘分岐
13:06 13:07 北戸蔦別岳
13:34 13:34 額平岳
13:38 13:44 ヌカビラ岳肩
14:15 14:20 トッタの泉
15:24 15:25 二岐・二ノ沢出合 天場
15:47 15:48 取水ダム
16:22 16:22 二岐沢出合 登山口
16:22 ゴール地点

天候

晴れ、風1〜3メートルぐらい

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ひだかくるみちゃんハウス第2ハウス宿泊　第二ハウス4,500円、第一ハウス5,000円、2人目から安くなります。一軒家貸し切りでけっこうな人数泊まれそうです。

コース状況／危険箇所等

標高差2,500メートルぐらい、歩く距離は26キロぐらいで川渡やハイマツ帯をかき分け登る山で体力を消耗します。基本的に日帰りをする山ではありません。日帰りをされる方は十分な体力とそれなりの経験が必要な山です。それから暗いうちの登山はヘットライト一つでは川向いのピンクテープを確認しずらく、できれば明るい懐中電灯を持ったほうが良いです。川渡はだいたい10メートル以内に川向いの登山道があります。沢登は本当の上流に少しあります。（大雨でなければ登山靴で大丈夫です）それから川に落ちた時用の靴下もあったほうが良いです。

その他周辺情報

道の駅樹海ロード日高、カラマツキャンプ場、近くにオートキャンプ場、日高高原荘、ひだかくるみちゃんハウスなどがあります。

写真

9/9 13:30

登山道入り口、日高町側から撮影（車が来ないことを確認し車を止めて撮影しています）

9/9 13:31

しばらく細い舗装道路。

9/9 13:39

キロロの巨石。庭石として上流から運ぼうとして運べなかった石のようです。

9/9 13:46

クマがいっぱい？　牛でした。　

9/9 13:42

舗装が切れまっすぐ進みます。

9/9 13:48

チロロ林道入り口。なぜか登山の入山届出書があります。

9/9 14:05

川渡り、普通車で通れます。

9/9 14:09

登山道入り口です。入山届書があります。（2か所目）

9/15 3:27

北海道電力取水場、真っ暗

9/10 5:01

滝らしき？

9/15 5:19

薄明るくなりライトけす。

9/10 5:27

沢登の後は、滑りやすい急登がかなり続ききつい。トッタの泉で急登の半分ぐらい。

9/10 5:48

トッタの泉　ろ過すると安全に飲めそうです。少し飲んでみました。ほとんど湧き水ぽい、テント場の水場の水より癖がなく普通に飲めました。

9/15 5:47

紅葉は始まりです。大雪山より遅いようです。

9/10 6:40

良い天気

9/10 6:46

ヌカビラ岳、北戸鷹別岳方面

9/15 6:04

はしご

9/15 6:15

ヌカビラ岳（もう少し良い看板がほしそう）

9/10 6:46

横を見ると戸鷹別岳と幌尻岳の偽ピークが見えます。ぐるっと一周とにかく遠い。

9/15 6:12

今朝は冷え込みました。

9/15 6:22

植物が霜がついていました。これもまた綺麗です。

9/15 6:42

北戸鷹岳到着。休憩なし。

9/10 7:42

戸鷹別岳に向かいます。

9/15 6:49

戸鷹別カールです。

9/10 7:57

岩場の横を通ります。

9/15 7:23

幌尻山荘分岐。ここに帰る分の水と食料をデポ。

9/15 7:26

戸鷹別岳と右に恐竜の背中のような尾根が見えています。

9/15 7:49

戸鷹別岳につきました。あれ？なぜか漢字でありません。

9/15 8:24

七つ沼カールです。テントが1つ見えました。たぶん2組はテントを張っていたようです。

9/15 8:30

恐竜の背中のようなアップダウン、幌尻岳山頂が右奥に見えます。

9/15 8:30

トッタベツがけ方面を振り返ります。

9/15 8:43

けっこうな急登が続きます。

9/15 9:05

偽ピークが見えます。

9/15 9:05

奥に日高山々が見えます。日高連峰奥深い。

9/15 9:23

偽ピークを登るとようやく幌尻岳山頂が見えてきました。まだ少し距離があります。

9/15 9:39

幌尻岳山頂につきました。とにかく遠かった。見晴らしはどこを向いても山ばかり日高連峰の奥深さを感じます。天気は最高、風はそれなりに吹いています。休憩（笑）

9/15 9:40

遭難した方の慰霊碑（レリーフ）？　ネットで調べましたが詳細は分かりませんでした。心が引き締まります。安全に下山します。

9/15 9:57

幌尻山荘方面から登る登山道が見えています。

9/15 9:57

自分が登ってきたルートヌカビラ岳と右に北戸鷹別岳が見えます。やっぱり遠い。左下に幌尻山荘からの登山道も見えます。

9/15 10:09

登ってきた登山道です。偽ピーク、トッタベツ岳、北戸鷹別岳が見えます。

9/15 10:38

ゆっくりここで過ごしたいけど下山開始です。急登の下りと急登の登りが待っています。

9/15 11:39

もう少しでトッタベツ岳頂上です。空がきれいだ。

9/15 13:06

2度目の北戸鷹別岳。よく見るとこの看板はかわいいのだが少し朽ちてきています。

9/15 13:18

北カールの紅葉です。見ごろまで少し早いようです。

9/15 15:47

朝は真っ暗、北海道電力取水場到着。

9/15 15:47

こんな看板がありました。幌尻岳の看板はありません。

9/15 16:22

明るいうちに下山できてほっとしています。さすがに足が痛い。

撮影機器：

iPhone 12 Pro Max 512GB SIMフリー Apple

感想

masamitu

地元の山、仁頃山の西尾根1回、東尾根コース2回を一日で計3回登り下りをし、体力的に行けると判断し幌尻岳に登ることを決めました。実は9月10日に幌尻岳目指し登りました。ところがトッタベツ岳頂上で、、なんとゆうことでしょう携帯電話が動かなくなりました。電話も写真もリセットもできなくなり、幌尻岳に登ったとしても証拠もないので心が折れやむなく下山しました。今日の写真の一部には9月10日の写真も入っています。年齢的なこともありどうしても今年中に登りたくて今日の登山となりました。疲れましたが自分にとって達成感のある忘れられない登山となりました。

コメント

madClimber

こんにちは、トッタベツ岳山頂でお会いしました。
天気も良くリベンジできてよかったですね、
またどこかの山頂でお会い出来たら山談議でもお願いいたします。
お疲れ様でした！

masamitu

madClimberさんこんにちは、無線機のお話は興味深かったです。私はもしもの時のために衛星電話を持つているのですが電話の会話がとぎれとぎれで会話がなかなか成立しません、ショウトメールは使えます。そのような悩みの中で無線機のお話は参考になりました。少し調べてみたおと思います。またどこかでお会いできるとうれしいです。ありがとうございました。

KandM

おはようございます。
10日にお会いした2人組です。
11日に下山した時に二ノ沢辺りの登山道に鹿が死んでいたのですがありませんでしたか？食べられちゃったのかな？

masamitu

KandMこんにちは、追伸、下の文章を読まずに返信してしまいました。小熊が7ツ沼のテント場にいたとのこと怖かったと思います。知床財団の方のお話の中にオス熊から小熊を守るために人間に近付くクマがいるとのことでした。知床の番屋ルシャには10頭ぐらいの親子のクマが常にオス熊から小熊を守るため人間の近くで暮らしているとの話を聞いたことがあり、たぶんそのような行動だったと思います。いずれにしても人と熊が接近することは危険ですので距離をとる行動は正解だったと思います。私も熊と距離をとる行動をしながら登山を楽しみたいと思います。ありがとうございます。

KOTOWAKA

masamituさん
今までレコは読んでおりましたが、コメントは初めて入れさせて頂きます。
慰霊碑の前で、心が引き締まるのは私も同感です。
同じ場所でその当時どれ程戻りたかったであろう遭難者たちの心情を察すると、私は足を止め手を合わせます。

masamitu

KOTOWAKAさんコメントが来ていることが気が付かず返信が遅くなりました。
私はしばらく体調不良で山登りができませんでした。昨年10月ごろから山登りを再開しましたが、体が思うように動かず、超初心者向けの山で、遭難するのではないかと思うぐらい辛い思いをしながら下山していました。そのような経験もあり慰霊碑を見ると（山は危険ですよ、気を付けてください）と言われているような気がし、改めて気を引き締めています。
お互い安全で楽しい登山を心がけたいですね。