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Yamareco

記録ID: 6506284
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

日高幌尻~十勝幌尻 2023年度春メイン2年班

2024年02月22日(木) 〜 2024年02月26日(月)
 - 拍手
GPS
104:00
距離
52.4km
登り
3,670m
下り
3,720m

コースタイム

1日目
山行
5:15
休憩
0:00
合計
5:15
5:45
315
チロロ林道春別沢川出会い
11:00
額平山北尾根末端
2日目
山行
5:50
休憩
0:00
合計
5:50
5:50
190
額平山北尾根末端
9:00
0:00
45
額平山
9:45
0:00
85
北戸蔦別岳
11:10
0:00
30
11:40
Co1720
3日目
山行
8:25
休憩
0:30
合計
8:55
5:45
135
Co1720
8:00
0:00
120
幌尻岳
10:00
10:30
250
Co1720
14:40
神威北東尾根頭
4日目
山行
8:35
休憩
0:00
合計
8:35
6:15
155
神威北東尾根頭
8:50
0:00
175
エサオマントッタベツ岳
11:45
0:00
185
14:50
カチポロ手前Co1640
5日目
山行
4:10
休憩
0:00
合計
4:10
6:00
40
カチポロ手前Co1640
6:40
0:00
160
9:20
0:00
50
カチポロ北尾根末端
10:10
日高小屋
報告_2024.02.22-26(5-0)
2023年度春メイン2年班北日高
北戸蔦別岳〜幌尻岳At〜神威岳〜エサオマントッタベツ岳〜札内岳〜十勝幌尻岳
-日高幌尻のモルゲンロート、十勝幌尻のアーベントロート-
L宮下(4AL中川(2019M杉山小野寺(2

<時間とルート>
Day1:チロロ林道春別沢川出会い(5:45)額平山北尾根末端(11:00)=C1
[曇り→晴れ]テントは持たずツェルトで入山。除雪は春別沢川出会いまで。雪は締まっているのでツボで林道歩く。熊の足跡があった。林道脇の斜面からの全層雪崩のデブリがたくさんあった。一か所氷化したデブリを超えるのにアイゼンにした。二岐沢の登山道パートになってからは渡渉複数回。ここでLが転石渡渉失敗し両足水没。額平山北尾根末端で、壁が雪ブロックで天井がツェルトの家を作りC1。Lを焚火で乾かそうとしたがなぜか焚火敗退。DFで乾かした。

Day2:C1(5:50)額平山(9:00)北戸蔦別岳(9:45)戸蔦別岳(11:10)Co1720(11:40)=Ω2
[晴れ]額平山北尾根を登る。ラッセルなくサクサク進む。北トッタの登りでEP。北トッタ付近は気にならない風。北トッタトッタ中間ポコの岩稜帯は西側を巻く。硬くて緊張した。トッタを下ったところでイグルー掘る。雪がかなり硬く時間がかかった。

Day3:Ω2(5:45)幌尻岳(8:00)Ω2(10:00-10:30)神威北東尾根頭(14:40)=Ω3
[晴れ]At装で幌尻に向けて出発。トッタまで登り返す。幌尻とカールが朝日に輝いている。七つ沼のところは切れており反対は急。雪も硬い。岩が出ている部分もある。天気いいので幌尻肩にデポ旗は打たなかった。快晴の中ピークを踏んで来た道を戻る。トッタの下りはかなり急で、表面が氷化し昨日より難しくなっていた。適宜バックステップ。イグルーで荷物回収し稜線を進める。Co1700でスノーシューにし、・1803で再びEP。稜線の南北区間は細く、いくつか岩が出ている。本州から来た単独行者がいた。神威北東尾根頭でイグルー掘る。今回は割と掘りやすかった。

Day4:Ω3(6:15)エサオマントッタベツ岳(8:50)札内岳(11:45)カチポロ手前Co1640(14:50)=Ω4
[晴れ]今日も快晴。主稜線の先には両側にカールを抱えたエサオマンが聳えている。稜線は東に雪庇。・1563の登りでスノーシューにし、下りで再びEP。エサオマン手前ポコの登りは急で硬い。快晴のピークに立ってみんなニコニコ。札内JPからは細いところや岩が出ている部分もある。コルでスノーシューにする。山スキー部OBの3人パーティに出会う。札内ピークでEP。下りは急で一部バックステップ。最低コル手前は岩が出ていて細い。最低コルでスノーシューにする。翌日から悪天なので進めるだけ進めてΩ4。

Day5:Ω4(6:00)十勝幌尻岳(6:40)カチポロ北尾根末端(9:20)日高小屋(10:10)
[雪]寝ている間にイグルーの入り口の隙間から雪が吹き込んできた。イグルー出ると一応視界はある。最後に吹雪いているカチポロを踏んで北尾根を下る。北尾根は東に雪庇。・1472・825を経由し戸蔦別川林道に出る。あとは林道を歩いて日高小屋まで。車の回送と打ち上げをしてくれた中札内村に感謝。

<パーティ>
春メイン2年班北日高貫徹
Ls 判断全般
M しっかり歩けている
宮下 水没
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
カチカチ山
その他周辺情報 はげ天
林道にクマの足跡!
2024年02月22日 06:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/22 6:41
林道にクマの足跡!
林道はデブリがたくさん
2024年02月22日 07:10撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/22 7:10
林道はデブリがたくさん
あはれ
2024年02月22日 13:06撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
2/22 13:06
あはれ
こーして
2024年02月22日 12:35撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
1
2/22 12:35
こーして
こう!
2024年02月22日 13:01撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
2/22 13:01
こう!
おれたち天才〜
2024年02月22日 13:48撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
4
2/22 13:48
おれたち天才〜
中間岩の捲き。カチカチ
2024年02月23日 10:06撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
2
2/23 10:06
中間岩の捲き。カチカチ
トッタベツピーク
2024年02月23日 11:14撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
2/23 11:14
トッタベツピーク
翌朝いざ幌尻へ
2024年02月24日 05:41撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
4
2/24 5:41
翌朝いざ幌尻へ
朝焼け燃ゆる幌尻
5
朝焼け燃ゆる幌尻
七つ沼カールと頂稜
幌尻ピーク
トッタや幌尻振り返る
両側にカールを抱えたエサオマン
5
両側にカールを抱えたエサオマン
エサオマン頂稜
エサオマンピーク
7
エサオマンピーク
エサオマンから北望。トッタベツが尖っている
2024年02月25日 08:54撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/25 8:54
エサオマンから北望。トッタベツが尖っている
エサオマンから南望
2024年02月25日 08:55撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/25 8:55
エサオマンから南望
山スキー部っぽいのを発見しコールを飛ばす
3
山スキー部っぽいのを発見しコールを飛ばす
2024年02月25日 16:57撮影 by  TG-7 , OM Digital Solutions
3
2/25 16:57
最後はカチポロ
2024年02月26日 06:41撮影 by  TG-620 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
2/26 6:41
最後はカチポロ
2024年02月26日 13:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
2/26 13:51
ごっつぁんでした!
2024年02月26日 19:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
2/26 19:01
ごっつぁんでした!

感想

報告_2024.02.22-26(5-0)
2023年度春メイン2年班北日高
北戸蔦別岳〜幌尻岳At〜神威岳〜エサオマントッタベツ岳〜札内岳〜十勝幌尻岳
-日高幌尻のモルゲンロート、十勝幌尻のアーベントロート-
L宮下(4AL中川(2019M杉山小野寺(2

<時間とルート>
Day1:チロロ林道春別沢川出会い(5:45)額平山北尾根末端(11:00)=C1
[曇り→晴れ]テントは持たずツェルトで入山。除雪は春別沢川出会いまで。雪は締まっているのでツボで林道歩く。熊の足跡があった。林道脇の斜面からの全層雪崩のデブリがたくさんあった。一か所氷化したデブリを超えるのにアイゼンにした。二岐沢の登山道パートになってからは渡渉複数回。ここでLが転石渡渉失敗し両足水没。額平山北尾根末端で、壁が雪ブロックで天井がツェルトの家を作りC1。Lを焚火で乾かそうとしたがなぜか焚火敗退。DFで乾かした。

Day2:C1(5:50)額平山(9:00)北戸蔦別岳(9:45)戸蔦別岳(11:10)Co1720(11:40)=Ω2
[晴れ]額平山北尾根を登る。ラッセルなくサクサク進む。北トッタの登りでEP。北トッタ付近は気にならない風。北トッタトッタ中間ポコの岩稜帯は西側を巻く。硬くて緊張した。トッタを下ったところでイグルー掘る。雪がかなり硬く時間がかかった。

Day3:Ω2(5:45)幌尻岳(8:00)Ω2(10:00-10:30)神威北東尾根頭(14:40)=Ω3
[晴れ]At装で幌尻に向けて出発。トッタまで登り返す。幌尻とカールが朝日に輝いている。七つ沼のところは切れており反対は急。雪も硬い。岩が出ている部分もある。天気いいので幌尻肩にデポ旗は打たなかった。快晴の中ピークを踏んで来た道を戻る。トッタの下りはかなり急で、表面が氷化し昨日より難しくなっていた。適宜バックステップ。イグルーで荷物回収し稜線を進める。Co1700でスノーシューにし、・1803で再びEP。稜線の南北区間は細く、いくつか岩が出ている。本州から来た単独行者がいた。神威北東尾根頭でイグルー掘る。今回は割と掘りやすかった。

Day4:Ω3(6:15)エサオマントッタベツ岳(8:50)札内岳(11:45)カチポロ手前Co1640(14:50)=Ω4
[晴れ]今日も快晴。主稜線の先には両側にカールを抱えたエサオマンが聳えている。稜線は東に雪庇。・1563の登りでスノーシューにし、下りで再びEP。エサオマン手前ポコの登りは急で硬い。快晴のピークに立ってみんなニコニコ。札内JPからは細いところや岩が出ている部分もある。コルでスノーシューにする。山スキー部OBの3人パーティに出会う。札内ピークでEP。下りは急で一部バックステップ。最低コル手前は岩が出ていて細い。最低コルでスノーシューにする。翌日から悪天なので進めるだけ進めてΩ4。

Day5:Ω4(6:00)十勝幌尻岳(6:40)カチポロ北尾根末端(9:20)日高小屋(10:10)
[雪]寝ている間にイグルーの入り口の隙間から雪が吹き込んできた。イグルー出ると一応視界はある。最後に吹雪いているカチポロを踏んで北尾根を下る。北尾根は東に雪庇。・1472・825を経由し戸蔦別川林道に出る。あとは林道を歩いて日高小屋まで。車の回送と打ち上げをしてくれた中札内村に感謝。

<パーティ>
春メイン2年班北日高貫徹
Ls 判断全般
M しっかり歩けている
宮下 水没

デブリとかクマとかもう春かと思ったら稜線はカチカチ。
テントなしで行けたのは今後の知見になりそう。
とりあえず渡渉が下手なのはなんとかしたい。

本山行の動画です
https://www.youtube.com/watch?v=IM-G1impNvk

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