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Yamareco

記録ID: 353164
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

伯耆大山(剣ヶ峰でご来光を拝む)

2013年10月04日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.0km
登り
1,117m
下り
1,116m

コースタイム

南光河原駐車場(3:20)〜大神山神社奥宮(3:42)〜下宝珠(4:09)〜中宝珠(4:35)〜上宝珠(5:14)〜ユートピア避難小屋(5:37〜5:43)〜天狗が峰(6:11)〜剣ヶ峰(6:19〜7:16)〜剣谷出合い、下降開始(7:53)〜宝珠越(8:48)〜下宝珠(9:10)〜大神山神社奥宮(9:29)〜南光河原駐車場(9:49くらい)、所要時間6時間29分
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南光河原駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
 読図や経験がある人ならいいかもしれませんが、無雪期に歩いていることが前提だと思います。真っ暗な中の出発なので、ヘッドライトはもちろん必須。奥宮からは登山道に入り、石ころ道になるので特に足元に注意。下宝珠からは縦走路に入るので、気持ちにも余裕がでてきます。ただし、あちこちに転落注意の箇所があり、足元にはさらなる注意が必要になってきます。
 ユートピア小屋には5時半に到着したので、辺りの視界はよく見え出してきました。が、やはりここからが最も注意するべきところです。薄明かりの中の1636ピーク〜天狗の間の核心部、天狗〜剣ヶ峰の細尾根には細心の注意を。まだ暗い中進む人もいるかもしれませんが、少し明るくなるまでの気持ちのゆとりが必要だと思います。
 剣谷下降箇所は勝間ケルンの手前です。序盤急なガレ場の下りがあります。しばらく道なりのゴーロを歩くと宝珠越に到着しますが、ピンクテープを逃さないようにしましょう(右側の草むらに「宝珠越」の立札あり。ピンクテープあり。左の登り口にもピンクテープ)。左側を少し登ると右側にピンクテープあり。たどりながら登ると下宝珠に着きます。
登山届にルートを書くのに一苦労。辺を走り回って便意を促すもでず。しょうがないので出発。
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登山届にルートを書くのに一苦労。辺を走り回って便意を促すもでず。しょうがないので出発。
下宝数。周辺はまだ真っ暗。二つ持ちながら歩いていたヘッドライトの片方がつかず焦る。
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下宝数。周辺はまだ真っ暗。二つ持ちながら歩いていたヘッドライトの片方がつかず焦る。
中宝珠。まだ真っ暗。ここまできたらだいぶ気持ち的にも安定してきた。
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中宝珠。まだ真っ暗。ここまできたらだいぶ気持ち的にも安定してきた。
急な登りは特に慎重に。
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急な登りは特に慎重に。
米子市の夜景。
上宝珠手前の岩場。転落しないように注意。
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上宝珠手前の岩場。転落しないように注意。
上宝珠。
ユートピア、三鈷峰分岐。だいぶ明るくなってきた。
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ユートピア、三鈷峰分岐。だいぶ明るくなってきた。
ユートピア小屋到着。
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ユートピア小屋到着。
東側から雲の塊が押し寄せてきた。
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東側から雲の塊が押し寄せてきた。
秋の気配。
ホソバノヤマハハコ。
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ホソバノヤマハハコ。
振り返るとガスが稜線を越えていっていた。
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振り返るとガスが稜線を越えていっていた。
真ん中右側にユートピア避難小屋。
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真ん中右側にユートピア避難小屋。
天狗が峰から槍が峰方面をみる。
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天狗が峰から槍が峰方面をみる。
剣方面。
たけのこ岩(右側)からのびる一ノ沢。このあと下山してから向かう。
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たけのこ岩(右側)からのびる一ノ沢。このあと下山してから向かう。
剣ヶ峰でご来光(曇ってるけど)。駐車場からここまで2時間59分。五枚重ねで保温。
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剣ヶ峰でご来光(曇ってるけど)。駐車場からここまで2時間59分。五枚重ねで保温。
太陽が雲を抜けて剣を照らし始めた。
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太陽が雲を抜けて剣を照らし始めた。
わざわざガスコンロとヤカンをもってきてしまった。
2013年10月05日 12:09撮影
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10/5 12:09
わざわざガスコンロとヤカンをもってきてしまった。
中国地方一高い場所での山頂ラーメン。
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中国地方一高い場所での山頂ラーメン。
んで山頂カフェオレ。
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んで山頂カフェオレ。
ススキが黄金色に輝いている。
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ススキが黄金色に輝いている。
下りは特に慎重に。
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下りは特に慎重に。
核心部。左右どちらかに落ちても死にはしないかもしれないが、大怪我の可能性あり。
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核心部。左右どちらかに落ちても死にはしないかもしれないが、大怪我の可能性あり。
はじめてのブロッケン現象。
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はじめてのブロッケン現象。
ここから剣谷へ下降。
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ここから剣谷へ下降。
剣谷から見る三鈷峰。左の長方形が気になる。岩だよね?
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剣谷から見る三鈷峰。左の長方形が気になる。岩だよね?
これはまさに城塞だ。
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これはまさに城塞だ。
先日自分らが作ったケルンは落ちていたが、新たに作った方がいた。
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先日自分らが作ったケルンは落ちていたが、新たに作った方がいた。
見逃さないように。
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見逃さないように。
この案内の後ろから登ってきた。
このあと駐車場まで下山のち、一ノ沢〜弥山に向かう。
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この案内の後ろから登ってきた。
このあと駐車場まで下山のち、一ノ沢〜弥山に向かう。

感想

 本当は楽ちんな山行をしようと思っていましたが、あれこれ考えていたら剣ヶ峰のご来光登山と一ノ沢〜弥山往復というハードな山行になってしまいました。
 弥山でのご来光は普通なので、やるなら剣でってことでルートを考えるに、宝珠尾根ルートに落ち着きました(三の沢や振子沢は不安がある)。ヘッドライトは光量が強いのを頭に。もう一つを手に持っての歩きでしたが、手の方のものの点きが悪い。そのため、ポケットに入らせておきました(点検不足)。心理的には下宝珠までがもっとも緊張しました。このコースは何度も歩いたことがあるのですが、真っ暗だとやはり不安。二度ほど細かなコースミスがありました。そして、急な登りで鋭い木の枝が喉元に刺さったのには肝を冷やしました(雨具で防御していたので無傷)。
 ユートピア小屋からは変わりゆく景色を堪能できました。風は思ったほどは吹いていなかったようです。剣ではラーメン、カフェオレ。フリースにダウンも重ね、計五枚で保温しつつ一時間近く過ごしました。ぜいたくなひとときです。
 下りは砂滑りを使わず、剣谷へ。砂滑りに変わるメジャールートになってくれないかと望んでいるのですが、前半のごちゃごちゃを見るとまだそうはならないようですね。

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コメント

早朝の剣ヶ峰での姿を見ました!
はじめまして、こんにちは。
sappanさんのレコはよく見させていただいています。

当日、私は三ノ沢から剣ヶ峰に向かっていました。6時半ころ、剣ヶ峰を見上げた時に、こんな時間に誰かいると、双眼鏡で見ると確かにたれかいる!びっくりしました。
やはり、ご来光登山だったのですね。
大山が好きなので何度も通っていますので、よろしくお願いします。
いつかお会いできる日を楽しみにしています。
2013/10/5 14:02
お疲れ様でした!
どこを歩かれているのか
気にしながら歩いていました。
ぼくが小矢筈に着いた時には
すでに下山されていたんですね。

確かに寒い日でしたね。
それにしても
ガスコンロとヤカンでかい!!
2013/10/5 15:05
お二人へ
>htさんへ
 双眼鏡で確認されてたのですか。ちょっと恥ずかしいです(笑)三の沢から槍経由で何度も登られてるんですね。なかなか骨が折れる道中だと思います。
 剣が峰でのご来光は最高でした。いずれ三の沢経由でもしてみたいと思いますが、ルートどりが難しそうですね。特に沢を横切るところなど。

>tolさんへ
 遠隔的に存在を認識しながらの登山も楽しいものでした。これが女性とだったらもっとたのしかったのにすいませんね(笑)
 当初は雨具をもっていかないつもりでしたが、寒さ対策に必須でした。やっぱ晴れの日でも必須ですね。ある番組ではポットを山にもっていってコーヒー飲まれている方がいました。僕もまだまだです(笑)
2013/10/5 18:23
お疲れ様
すごい!
大山って最高だよね。
さっぱんさんのお付き合いは(したいけど)出来ないのでレコを見るだけで大満足です

山頂での暖かい食べ物や飲み物は最高ですよね
私は烏ヶ山の下山直前で食べた袋麺が最高でした。

【大山って最高】だね(*^^)v
2013/10/5 19:56
大山
>CLRさん
 大山が白くなる日も近づいてきましたが、CLRさんは今年も雪山にいかれるんでしょうか。僕は今年はピッケルを多く使っての登りになりそうです。
 大山ではいろいろなことができますね。今回のような暗闇歩きもできたり。でもこういうのは本当は集団でした方が楽しいですよね^^;
 また模索されながらいろいろな歩きを試してみてください。
2013/10/5 21:10
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