紅葉を求めて東北遠征 早池峰山

2013年10月02日(水) [日帰り]

• GPS: 05:28
• 距離: 7.9km
• 登り: 906m
• 下り: 895m

コースタイム

河原の坊登山口駐車場6:34・・コメガモリ沢・・頭垢離10:00・・御座走り8:21・・打石8:38・・鎖場9:02・・千丈ヶ岩・・早池峰山9:18−9:42・・御田植場9:50・・鉄梯子9:59・・五合目御金蔵10:17・・小田越11:15・・県道25号・・河原の坊登山口駐車場11:59

天候

晴れ→霧→霧雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日に登った八幡平から松尾・八幡平ICで東北自動車道にのり、紫波ICで降りる。県道25号線を早池峰山の河原の坊登山口手前1km程の所に建つ避難小屋「うすゆき山荘」に宿泊
当日は「うすゆき山荘」から河原の坊登山口の駐車場に駐車する。

コース状況／危険箇所等

河原の坊からしばらくはコメガモリ沢沿いの樹林帯ルートを登っていくが、コメガモリ沢から外れ小尾根の岩稜に取り付くと傾斜がグッと増し岩場や鎖場も現れる。
登りに使った河原の坊コースは標高差が950mほどあり登りごたえの有るコースだが、前半は沢沿いの樹林帯り紅葉が楽しめた。
河原の坊の後半の山ルートの小田越えルートは岩稜帯なので夏期はお花畑となる。

写真

東北遠征ルートマップ

早池峰山を歩いた概念図

登山口のルート案内板抜粋

カシミール3Dを利用した立体図

前夜宿泊した避難小屋「うすゆき山荘」から1km程の河原の坊かわらのぼう登山口駐車場に到着。　累積標高差が950m程の急斜面が待ち受けているので、念入りに準備体操（ストレッチ）を行い登山を開始する。
河原の坊登山口で登山届けに記入する

まずはコメガモリ沢の樹林帯の登り。　コメガモリ沢の渡渉が数度あるが、樹林帯の傾斜はそんなにきつくなく、紅葉を愛でながらゆっくりと登っていく。

コメガモリ沢は岩がごろごろした所だか、ルートは標識や踏跡で明確だ

久々の青空だ！　ルートは沢の突端部から稜線に向かって一気に岩稜登りになる。

コメガモリ沢の登りに入り傾斜も増してくる。

頭垢離付近
この辺りが森林限界の「頭垢離」辺りだと思われる。

御座走り
ここまで立ち止まり程度の休み以外は、休憩もせずに登って来れた。ここで初めてザックを下ろして休憩する。

ハヤチネウスユキソウ
少し枯れ始めている。

蛇紋岩のスラブ
乾いているので何とかロープを利用せずに登ることが出来た

打石
見る方向により形がことなるが、「天狗が頭を打ち付けた」との謂われからの名称らしい

千丈ヶ岩付近の鎖場
鎖を使わず何とか登り切った。

東北遠征、第四登目の「早池峰山」山頂（ガスの中展望なし　残念だ）
登山口の案内板には頂上までコースタイムは3．5時間と書かれていたが、2時間45分で登って来れた。

この辺りは「御田植場」と呼ばれている

小田越コース名物の鉄梯子
なだらかな湿原帯が終わると、このコースも急峻な岩稜コースとなる。

五合目の「御金蔵」
この御金蔵の岩場の中に空間がある様です。　この辺りから濃霧は霧雨の様になってきた。

熊避けのドラムカン
小型のドラムカンをバチでたたいて音を出し、熊避けにする。　樹林帯の数カ所設置されていた。

携帯トイレブース
携帯トイレを持参された方はこのブースを利用する。

小田越登山口到着

小田越えからは県道25号線を河原の坊登山口まで2．1km歩くが、紅葉景色を見ながらなので退屈しない。　県道なのに、この間1台も車の通行を見かけなかった。

県道からの紅葉景色
紅葉し始めた県道を河原の坊へトコトコと下ったので退屈せずに登山口の河原の坊駐車場に到着出来た。

装備

個人装備

ヘッドランプ

２

予備電池

２

単３×２

1/25,000地形図

１

概略図

１

ハンディＧＰＳ

１

ＧＡＲＭＩＮオレゴン

時計

１

カシオプロトレック

筆記具

１

飲料

２

ティッシュ

キッチンペーパー

雨具

バンドエイド

テーピングテープ

タオル

携帯電話

１

計画書

雨具

１

テントマット

１

ストック

１

一対

水筒

２

非常食

日焼け止め

１

弁当・食料

カメラ

２

１眼＋コンデジ

共同装備

ガスバーナー

２

sto JETBOIL

コッフエル

１

睡眠導入材

テント

１

ガスボンベ

１

感想

hino_yama

累積標高差950m　所要時間5．5時間の時計回りコース周回は本格的な山歩きを頼む事が出来る。早池峰山に登るだけであれば小田越えコースのピストンが容易だが、紅葉時期はコメガモリ沢沿いの紅葉が楽しめる河原の坊コースがすすすめだ。

河原の坊からの登り途中まで晴れて青空がでていたが、登り後半からガスが出てきたので頂上での展望が得られなかったのは残念。

下山後は翌日登る予定の「秋田駒ヶ岳」近くの道の駅「雫石アルッコ」に移動する。